outdoor予定2006-07-12 07:04

TREK7300の横顔

梅雨明けを切望するasyuuです。
昨夜は友人のIくんと痛飲。後半はふたりとも論旨不明になる。
Iくんは、わたしの欠点をずばりと指摘してくれる貴重な友人。
わたしはいっけん用意周到・賢そうに見られるので、なかなか欠点を指摘してくれる人が少ない。

来週、柳生街道ウオーク完全踏破を約束する。
Google Calendarに登録しておこう。

今週末は、天気が良ければ一泊二日のテント泊に行く予定。
潜る森を物色中。

本屋で、自転車本を立ち読み。うーん、いずれロードレーサーも買っちゃな、自分。

自転車本をパラパラと読む。


amazonのレビューを読むと、酷評されている。団塊の世代を対象に書かれているので嫌われちゃったのかな。 そんなに悪い本じゃないと思うけどなぁ。

瀬尾まいこ「卵の緒」を読む2006-07-12 22:07

卵の緒
「夕暮れでも海でも山でも、とことんきれいな自然と一人じゃないって確信できるものがある時は、ひとりぼっちで歩くといいのよ。」(瀬尾まいこ「卵の緒」P43)

瀬尾さんの初期の作品。この作品の中に、彼女のはっきりしたスタイルが見て取れる。 つまり「家族という器」を通して、人とのつながりを描いていく。

この小説は、いっしょに暮らす母とは血のつながりのない小学生の男の子が主人公。 瀬尾さんの小説には、おいしそうな料理・血縁に固執しない人との関係性が描かれる。

男の子の出生の秘密があきらかになる後半は、人とのつながりの不思議さと広さを感じ取ることができる。 ストーリーの持って行き方も、とてもうまい。

この作品のあとがきも秀逸。

この作品で描かれているニンジンのブレッドって美味しそう。 おいしいニンジンは、たしかに甘いんですよね。

この作品の中で、いちばん気に入った言葉は上記のもの。 「ひとりじゃないっていう確信」があるからこそ、私たちはひとりであることも恐れないのかもしれない。


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