森でSexしようが××しようが・・・2005-11-06 12:45

まあ、そうカッカせずに

ひさしぶりにあきれた、ホントにあきれた。

女人禁制の大峰山系に登山を強行したグループのBlogが炎上している。

ここ

もうじゅうぶん批判は出尽くしているので、とくにわたしが批判することもないだろうけど。

それに内田先生が、的確な批判をされておられる。

内田樹の研究室・大峰山炎上

グループの質問書が失笑をかっているけれど、森でSexしようが××しようが・・・それは「望ましいことではない」が「そのへんはわかるでしょ」という阿吽の呼吸というものがあるじゃないか。

なんでも言葉にすれば、論理化(幼稚な論理なら小学生でもできる)すれば、よいというものでもないでしょう。

わたしも、森にテント泊すれば生理的欲求に耐えかねて?ウンチをする。水の流れから離れた場所に穴を掘り、そこにして使ったトイレットペーパーを焼いて、その穴を埋める。 もちろん、これらは自己満足にすぎない。理想は、他のゴミと同様、自分のウンチも街に持ちかえることだろう。でも、そこまでは、徹底できない(ごめんなさい)。

私たちが、森に入るということはそこにおじゃまさせてもらっていること。私たちが、森の中にいること自体、「不自然」なことかもしれない。 昔の杣人(そまびと)は、山のなかで男女であればSexしたかもしれない。若い恋人たちであれば、せまい家ではなく、自然のなかでSexするほうが気持ちよかったかも(あくまでも想像ね)。

団体で押しかけ、そして自分らの論理を声高に主張する。論理の正否のまえに、その態度が卑しいのだ。

いちど四方数キロは人がいない森で、ひとりテント泊をしてみれば、「頭で悩むことが高尚なんだ」という価値観とはちがうものも見えてくるかもしれないのに。

でも、20代の学生の頃であれば、このグループの論理に「頭で」賛同したかもしれないなあ。なんとなく生理的にいやだなあと思うものは避けるのがイイ、という知恵をすこしは身につけたのかもしれない。

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_ 小事多論 - 2005-11-07 12:07

性同一性障害の男女ら「女性禁制」の大峰山に登山しようとして失敗
http://www.sankei.co.jp/news/051102/sha077.htm
http://www.kahoku.co.jp/news/2005/11/2005110301001358.htm
まあ、目的が「大峰山に登山して宗教的な満足を得たい」んじゃないだから拒否されてもしゃ

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