小さな旅など2023-12-05 15:29

うかうかと過ごして12月。11月もそれなりに楽しく過ごした。

■一泊二日の小さな旅
思い立ったら吉日で小さな旅をするようになった。
8月 孫たちと琵琶湖大津・長浜・彦根
9月 京都和知鮎料理・福知山・柏原城下町
10月 姫路城付近散策(日帰り)
11月 たつの・播磨新宮・明石魚の棚

小さな旅は、在来線やローカル線を利用して自宅から片道2時間ほどで行ける場所を選んでいる。新幹線を利用すると、交通費がかさばり移動時間が主となり、乗車時間にも縛られるので隠居旅にはふさわしくない感じ。
こぎれいなビジネスホテルに泊まって、地元の居酒屋か料理屋さんで夕食をとるか、リーズナブルな国民宿舎などを利用する旅がいいみたい。

今回は播磨新宮の国民宿舎に宿泊。

一日目は姫路から姫新線に乗り換え、本竜野駅で下車。たつのの城下町を散策。
たまたま「関西文化の日」で博物館などの入場料が無料だったのはラッキー。

揖保川の流れ




にゅうめん(揖保の糸)をいただく。美味

(紅葉谷。紅葉ははじまったところ)


武家屋敷にて




夜は播磨新宮駅近くの国民宿舎で宿泊。昭和っぽいご馳走づくしで夫婦とも満腹。

(宿舎から眺める播磨新宮の街並み)


ホテルの近くには公園があり散策


翌日は、播磨新宮の道の駅に立ち寄ったり、新田山に登ったりして、町を散策。

播磨新宮の町へ渡る吊り橋

(橋から揖保川を眺める)


(新田山登山? 標高97m)

山頂からの新田開発のなごりを見る(山名の由来)


川沿いに見事な銀杏の大木

昼は、明石で下車して、魚の棚で昼飲み。



一日目は13km、二日目は10kmほど歩く旅。


■古書とビール。
グランパス70を利用してバスで阪神西宮へ。西宮神社境内で開催された古本市をのぞく。

とある平日の午後、女友達に誘われて、三宮でお寿司をつまんでから、Jazz喫茶で珈琲、ビアレストランでビール。
とっても楽しい時間。みなさんキチンと生活されていて、私よりはるかに端正な生き方。



■孫たち
次男夫婦が隣町に引っ越してきたので、以前よりは孫娘を連れて遊びに来る回数が増えた。
近くに住む長男夫婦も、孫たちのいろんな行事に誘ってくれるので、4人の孫たちの成長を身近に見ることができる。

■グラベルキングSS
シクロクロスのタイヤを交換。山で右上腕骨を骨折して、まもなく1年。日常生活で困ることはなくなったが、可動域の制限や肩をねじった際の痛みは、後遺症として残るかもしれない
シクロで山に入ることはもうないので、ブロックタイヤをセミスリックに交換することにした。

いままでのブロックタイヤ


いろいろなタイプがあるけれど、要は
・Gravel King (無印):スリック。ブロックのないツルツル表面
・Gravel King SK:セミノブ。全体的に細かなブロック
・Gravel King SS:セミスリック。センターはスリックで、サイドにはブロック

という区別のようだ。

街中ライドが中心で、ときおり河川敷や荒れた道に入るだろうから、SSを選択。サイズは凡庸ながら32C。フレームとののクリアランスからすると、38Cでも余裕で入りそうだけど、オンロードでの快適さを優先した次第。それとAmazonブラックデーで32Cがいちばん安かったこともある(苦笑


交換は32Cなのでタイヤをはめるのも比較的スムース。ホイールに最後に押し込む際も、肩は痛くならなかったので、それなりにリハビリの効果はあるようだ。

今日は軽く近場を走ってみた。従来のブロックタイヤだとロードノイズがあって、振動を感じることが多かったが、それと比較すると走りが静か。ただロードの25Cのスリックタイヤと比べると当然ながら走りは重い。でも安定性があるので、ポタリングにはいいかな。



公園のグランドを八の字周回してみたが、きもちよく走れるね。チューブドの最高空気圧6.5Barのところ、前4.5Bar、後5Barの空気圧にしてみた。



冬はシクロでまったりと走り、ふらっと旅行し、近くのお店で昼飲みする生活になりそうだ。



セミスリック2023-12-11 21:14

小春日和が続く。
過日、セミスリックのタイヤ・グラベルキングSS 32Cをならすために、オンロードと河川敷を走ってきた。

猪名川を北上する。オンロードでは今までのブロックタイヤと比べると、転がり抵抗は少ない、プラシーボ効果かもしれないけど。

(水月公園で休憩)

西国街道を東進。この風景は変わっていない。





西国街道の道標がある。
「左京ふしみ道」


茨木市の西国街道案内板の前で、ひと休止。

横を流れる安威川左岸を南下。右腕の可動域もだいぶ改善されたので、サドル位置を再調整した。


河川敷はあまり補修されないので、アスファルト道であっても荒れているし、狭い地道やダート部分も現れる。グラベルキングSS 32Cなら、この程度の道はこなせることができるようだ。


神崎川との合流地点に到着。


歩行者・自転車専用の橋を渡ると「吹田の渡し」案内板がある。旧街道の残滓はあるのだろうか。



神崎川右岸を西進して、合流する猪名川を北上して帰宅。


走行距離64Kmなれど、骨折した右上腕部に凝りが生じてしまうので、夜はゴムバンドでストレッチして、マーッサジガンで筋膜をほぐす。
骨折するということは「骨折前」に完全に戻ることはできない。なれど、いろんな身体の使い方を、より意識的にするようになったのは,利点かな。
ストレッチや筋トレを毎日していると肩こりや腰痛はないし、ウォーキングの際、「つま先で踏み込む」を意識していると、膝痛も解消した。

しばらくは身体をぼちぼちと十全に使いながら、ほどよいところで朽ち果てていくのが理想だけど、そのへんはどうなるか自分では決められないだろう。


左は今回の走行ルート。右はTerminal(Hyper)からRangerを起動して、昔の台湾旅行の画像を見ているところ。


すぐにコマンドを忘れちゃうので、オライリー出版でEbookを購入・ダウンロード。


今週もいろいろと予定(義母の通院介助、近場の温泉へ泊旅行、孫たちの子守ヘルプ)があり、しばらくはボケる暇はなさそうだ。



隠居の1週間2023-12-19 22:57

隠居とはいえ、いろいろな用事と遊びがあるものだ。

12月12日(火)
義母通院への付き添い。義母は老人ホームに入所しているので、タクシーを事前に妻が手配してくれていて、3人で病院へ。
予約していたとはいえ、いろいろと医師・事務方との連絡不全があり当初より時間がかかってしまう。

義母は元気そう。

12月13日(水)14日(木)
老夫婦で、近場の温泉へ一泊二日旅行。数え切れないほど宿の前をロードバイクで通過しており、「こんな温泉、誰が泊まるんやろ?」と思っていたけれど、泉質最高。烏の行水派の私が、夜は2度、朝も起床後、長時間ゆったりとぬるめ、熱め、露天風呂を楽しんだ。

(昭和感満ちあふれる天然温泉石道)

(前日は清荒神に義父母宅にあるお札を返却して、参拝道にある店で昼食。鯖寿司が絶品)


(北雲雀きづきの森を散策。みはらし広場から大阪方面を望む)




(宿の夕食はぼたん鍋。40年以上ぶりに食べたけど、こんなに旨かったっけ?)

(翌日は静思館を見学。ゆっくりと見るのは初めてだ。)

(裏山からの風景)




(和洋折衷の豪邸)

ロードバイクではなく、バスで道の駅いながわに立ち寄って、十割そばをいただく。

来月は和歌山の温泉に行く予定。「そうだ、温泉に行こう」シリーズになるかも。


12月15日(金)
午後、予約していた皮膚科で首にできていた老人性いぼの除去手術を受ける。手術といっても部分麻酔(歯科並み)をして20分ほどで終了する。
前回、ちいさないぼは液体窒素による凍結療法でいくつか除去したが、今回のいぼはすこし大きめなので除去手術を選択。

老人性いぼは良性なので、そのままにしておいても健康に支障はないようだが、服の着替えの際にひっかかりを気にするようになったので処置してもらうことにした次第。夏場にはTシャツを着てもすっきりしそうだ。

除去跡を縫っているので、1週間後に抜糸予定。術後の痛みはなし。

12月16日(土)
長男夫婦の長男(8歳)はパルクール鬼ごっこ競技に参加するので、いっしょに行くとぐずるだろうと、長男夫婦の次男5歳を朝から預かる。
家で遊んでから、近場のショッピングモールへ。おもちゃなどを買ってから、サイゼリアで孫と昼食。廉価で孫も喜ぶので、サイゼリア最強ですわ(笑

帰宅後、孫は昼寝。長男が迎えに来て、珈琲を飲んでいると孫が目覚める。愛嬌よしの活発な男の子なので、孫守ヘルプしていても楽しい。

12月17日(日)
次男宅へ孫娘のクリスマスプレゼントをシクロで持参。次男の奥さんにプレゼントを手渡して、いったん帰宅し、妻とともに神社・お寺巡り。
義父母宅の神棚を神社にお返ししてから、お寺へ。来年の義父の三回忌の予約をお寺にしてから、お墓参り。
小腹がすいたので、以前から気になっていた蕎麦屋で遅めのランチ。

図書館で予約本を受け取ってから、ひとりでシクロでポタリング。
(藤井太洋氏の作品も収録されているので読み始めた。)

12月18日(月)19日(火)
グランパス70でバスに乗って、街ブラ。Amazonで自転車ヘルメットを注文していたのが、19日到着。ヘルメットはいくつか持っているが古くなったので、新しいヘルメットを購入した。
ヘルメットは転倒した際、完全とはいえないだろうが、お守りとしては有効だろう。エントリーモデルで十分なので、KABUTOのヘルメットを選択。
到着後すぐに,兵庫県「自転車ヘルメット購入応援事業」にオンライン申請。4000円分キャッシュレスポイントが付与される予定。

こんな感じでまた次の1週間が続いていく。


骨折して一年経過2023-12-22 13:29

12月20日(水)
シクロでポタリング。西風強いが冬らしいすっきりとした天候。

尼崎を南下し、淀川を渡って淀川スーパー堤防を西進。

大阪北港マリーナにて。





シクロに使っていなかったサドルバックを装着。
サドルバックには
・チューブ1本
・タイヤレバー3本
・CO2ボンベセット
・携帯工具
・着脱式フロントライト
などを入れているが、まだ余裕はある。軽くてワンタッチで取り外しできるのが便利かな。

舞洲方面に走ろうかと思ったが、街中に入ってもつまらないので、引き返して矢倉緑地へ。



冬景色の中、ここから見る大阪梅田のビル群は美しい。




街はどうしても「欲望の集積」になってしまい、自分も4ー50代は様々な欲望を優先して生きたけれど、隠居になって普通の日常で十分かなと思うようになった。
(着ぶくれしているだけでなく、体重71Kgとかなり太ってしまった、57歳のころ毎月1000Km走っているときは体重60kg。まああれは頭おかしかったけど(苦笑 )


帰路の途中、ワークマンに立ち寄って、ネックウォーマーと手袋を購入。ふたつで998円、でもそれなりの品質があるのがワークマンのすごいところ。

50Km弱走って帰宅。


12月21日(木)

午前、整形外科でリハビリ受診。

今日で、右上腕骨近位端骨折から一年。里山で落車して、ずっとリハビリしてきたがある程度回復した。
手術直後は鉄の棒が一本腕に入ったような拘縮ぶりで、肘を曲げることもできなかった。

右腕が肩にぶら下がっているような違和感があり、その後、腕が接着剤で肩についているような違和感を経て、次第に可動範囲も広がってきた。
毎夜、フォームローラー・ゴムバンド・マッサージガンで1時間ほどストレッチ、筋トレなどをしている。加齢とともに身体は衰えていくので、この自主トレはずっと必要だろうな。

先日、孫5歳をおんぶしたが、背中に腕は回るし、孫を支えることもできる。長い時間、孫を背負えないのはたぶん加齢のためだろう(苦笑

ただ鎖骨・肩・肩甲骨がなめらかに回転しないので、ねじったり回したりすると、ゴキゴキと音が鳴る。
粉砕骨折で手術したので、後遺症としては残ることになるだろうな。万歳ができないし、ピッチング、鉄棒にぶらさがることは難しいだろう。
できないと日常生活に困るわけではないけど。

傲慢に聞こえるかもしれないけれど、病気や怪我はなにか教訓を残すものではないと思う。
70年近く大きな病気も怪我もしなかったのは、シンプルに運の要素も大きい。骨折により、可動域制限が生じてしまい「もったいないことをしたな」と思うことはあっても、後悔が少ないのは恵まれているのかもしれない。
「人生に意味はあるか?」と問い詰めていくと「意味はない」と常日頃から思っているからこそ、何かの縁で人として生まれた以上、身体も精神も十全に使い尽くして滅んでいくのがいいかなと思っている。

リハビリ受診後、路線バスで阪神尼崎駅へ。中央商店街の焼きそば屋でシンプルな焼きそばとビール大瓶を注文。

庄下川沿いをウォーキング。

履いているシューズは、モントレイルトリニティー マックス。


ロードバイクのペダリングと同様に、母指球(というか下駄でいう鼻緒部分)を意識して歩くと、O脚がちな私でもクッション性がよく膝の内側を痛めない。
おかげで長年の膝痛も解消した。本来はタフなトレイルラン用途だが、街歩きでも快適。

途中、あんこ専門店に立ち寄る。。午後の分を作り始めたということで、予約して20分ほどかかるということなので、富松神社を散策して、再度店に立ち寄り、おはぎを購入。店の愛想のよいお姉さんとしばし雑談してから、帰宅。

10Kmほどウォーキング。

12月22日(金)
午前、皮膚科で首いぼの除去手術の抜糸。経過良好。除去部分を検査した結果は、「神経繊維腫と思われる」とのことで悪性腫瘍ではない。
もともと痛みなどはなかったが、服を着るときにひっかかるのと見栄えが悪いので除去手術をしてもらった。縫った跡もきれいで、白い線として残るだろうとのこと。まあ老人ですからね。

帰りに酒屋さんで正月用の日本酒を購入。白ワインに近い味だそうで、妻も好みそう。昭和っぽいカレンダーもいただく。


今宵は三ノ宮で旧職場の有志と忘年会。無頼派や孤高を「声高に語る」人ほど、「かまってちゃん」が多いような気がするので、私はひっそりと隠居として生息していくのが好み。でも何十年来の友人と、いっしょにお酒を飲み、バカ話ができるのは幸せなことだろうね。



ホルモン鍋、年末、ランドナー2023-12-29 22:46

友人との忘年会、家族とも会い、孫守ヘルプなどの1週間が過ぎた。

12月22日(金)
夜、三ノ宮で友人らと忘年会。男性2人、女性4人のあつまり。30年近くつづく友人たちなので、二十歳の女の子は50歳になり、(たぶん)精悍だった40歳の私は古稀を迎えた。いろいろと当然にあったけれど、30年近く旅行したり、食事会などをいっしょにできるのは恵まれているのだろう。

2月並の寒さだったが、料理はあったまるホルモン鍋。

生チレ

ホルモンの盛り合わせ


お豆腐の盛り合わせ



締めのうどんごはん雑炊


ここにしかない味で、満足。

一軒だけBarに立ち寄って、早めに解散。よい夜でした。



12月23日(土)
昼から長男夫婦の次男5歳の孫守ヘルプ。1時間ほど、ちかくの公園で遊んでから、最近できたアップルパイとソフトクリームの店に立ち寄る。
孫にはソフトクリームを買ってあげて、帰宅してから部屋でいただく。元気な男の子。

12月24日(日)
午前、義弟(妻の弟)と義父母の家の処分について、電話で意向を確認。妻の実家を、妻が単独相続したが、空き家となって一年が経過したし老人ホームにいる義母が実家に帰ることは無理なので、売却手続きに来年からとりかかることにした。

義弟にはいろいろと思うところもあるが、血縁関係にない私のほうが、話が進めやすい気もする。

午後は武庫川をウォーキングして、リハビリ運動。ちょっと走ったら体重増加で身体が重い(苦笑

夜、長男夫婦らが我が家で夕食。日本酒をけっこう飲んで、ちょっと酩酊。

12月25日(月)
グランパス70を利用して街ブラ。バスを乗り継いで(遠回りしながら)川西能勢口へ。宝塚までウォーキング。
人の基本は歩くことだと、腕を骨折してから痛感したので、10kmはふつうに歩けるような生活を意識的にしている。

途中、気になった店があったので、遅めのランチ。だしまき卵が一押しの店のよう。

地域通貨の兵庫県はばたんペイで支払う。尼崎市の地域通貨・あま咲きコインもポイント率がよくけっこう便利。

12月26日(火)
午前、義母の老人ホームへ。必要な日用品などを持参。義弟との電話内容を説明。

1時間ほど面会して、そのまま独りでシクロでポタリング。

武庫川グラベルをちょこっと走って、


宝塚巡礼街道を東進。



天然温泉石道に泊まる前に立ち寄った「北雲雀きずきの森」に南からアプローチしてみた。
もう激坂には対抗しないので、乗車を素直にあきらめて坂を押していく。

「右 花屋敷ゴルフ場」の道標が住宅街にある。「北雲雀きずきの森」はゴルフ場跡に整備された里山なので、ゴルフ場があったころの道標かな。


散策路以外は自転車でも乗り入れ可なので、みはらし台へ。



小さな里山だけど、冬枯れの山が気持ちいいね。



北側入口への道を下る。



ニュータウンの激坂を転げるように下って(骨折リハビリ者にはそれなりに恐怖)、猪名川を南下して帰宅。

42kmほど走った。



帰宅後、散髪。

12月27日(水)
大阪に出向き、姉と会い、互いの近況報告。今後のことをいろいろと話し合う。
551の豚まんを買って、帰宅。

12月28日(木)
長男夫婦の上の子(小2男子)の孫守ヘルプ。一日家だと退屈するので、ショップセンターにバスで出向き、ゲームをちょこっとしてクリスマスプレゼント、彼の希望のものをプレゼントとして購入。

夕方、長男夫婦は仕事納めで、ひと休止後、長男の奥さんの実家(鳥取)へ車で里帰り。
私たちは、夕食は外食。鍋焼きうどんとお造り盛り合わせ、ビール。

12月29日(金)
義父母宅の片付けで、次男が応援に来てくれる。不要品などを、彼の車で我が家に運んでもらい、義父母宅の片付けはだいたい終了。来年、いよいよ妻の実家の売却手続きに入る予定だ。
義父母宅に保管されていたランドナーもなんとか車に乗せて、我が家に運んでもらった。
お礼に近くの寿司屋でランチをごちそうする。次男の近況をいろいろと聞いたが、新居にも慣れて、孫娘たちもすくすくと育っているようだ。

妻用に購入したランドナーだが、1982年に購入。10回ほど乗ってから、妻は妊娠して翌年、長男を出産。子育てに忙しく、それからなぜか義父母宅の2階に置かれたままだった。



風雨に晒されていないので、比較的綺麗だが、タイヤやチューブは当然ながら使い物にならないし、ハンドルのブランケットカバーもプラスティックが劣化していた。
ゆっくりとレストア作業をしていく予定。クロモリロード、カーボンバイク、シクロクロスの次いで4台目の自転車。そして最後の自転車になるだろうな。
サイズは495と私にはちょっと小さいが、老人となり前傾姿勢が窮屈になってきたので、取り回しが意外と楽な感じ。

41年目のランドナー。走るためではなく(それなら他のバイクのほうが、遙かに快適)、のんびりと昔に返るバイクになるかな。
でもレストア作業は、けっこうお金と時間がかかりそう(苦笑。
ということでブログのカテゴリーに「Randonneur」を追加。



大晦日にランドナー復活作業2023-12-31 19:43

年末だけと暖冬ですね。
昨日、今日とランドナーの整備作業中。
妻が「正月休みに遊ぶことがあって、いいね」と言ってくれたけれど、「毎日が日曜」の隠居生活、正月休みは関係ない気もする。でも息子たちも正月休みなので、孫守ヘルプの急な要請もないので、じっくりと作業できるのは確かだ。

片倉シルクの1980年代前半のランドナーであることは間違いないが(たしか1982年に購入)、型番はググってももうひとつ確定できない。



40年以上前のランドナーだけれど、義父母宅に室内保管されていたので、保存状態は良好。タイヤやチューブは劣化して、とても使い物にならないので、ネットで注文したタイヤ・チューブ・リムテープを交換。

リムテープ、ちょっと大きめだが、なんとか適合するようだ。

タイヤ パナレーサー コルデラヴィランドナー 650×38A。
標準空気圧は300kpa(おおよそ3bar)とロードバイクと比べると、かなり低めの空気圧設定になる。
太めのタイヤなので、ホイールに嵌めるのも難儀しない。



ハンドルバー NITTO ランドナー135。いまでいうフレアハンドルやね。



クランク スギノPX 48×44×32T 165mm
スプロケット 15,17,20,23,26T



リム アラヤ 26×1 3/8 W/O


サドル FUJITA SEAMLESS 210

人口スエードで高級感はない(苦笑。
全長約24センチ、全幅約20センチと1980年代のランドナーサドルっぽい。

ダイナモもちゃんと点灯しますわ。ヘッドランプの内部に交換用電球が装備されている。でもいまのLED電球などと比べると、行灯みたいな明るさですね。


サビ取り剤で汚れもせっせと拭き取るけど、それほど神経質ではないので、あるていど見栄えがよくなればいいかな。



昨年末は、右上腕骨近位端骨折により年末、正月は三角巾状態で右腕を動かせないまま過ごした状態だったので、このような作業ができるのは幸せなこと。
先日、次男とランチした際に、「父さん、美味しいものを食べられて、自在に歩くことができるのは恵まれてるんやん」と言われたけれど、たしかに説得力はあるな。

レストア作業ばかりだと身体が凝るので、昨日、今日と近くの公園で1時間ほどストレッチと筋トレ。

マッチョでタフな自転車生活にはトンと無縁な隠居、ゆったりと来年も過ごしていこう。

(先日の友人らとの忘年会にて。あっというまに古稀)


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