森の精霊に出会う 「比良・白滝山」(1) ― 2005-11-05 22:28
3日(金)
快晴の日。滋賀・比良山系を歩こうと、家を出る。
JR大阪駅で湖西線に乗り換えようとすると、姫路周辺の濃霧のため、ダイヤが乱れている。
がーん、日暮れの早い秋の日、これではロング縦走はむつかしい・・・。
で、当初、比良山系最高峰武奈ヶ岳に登る予定だったが、変更して比良山系主稜をはずれた白滝山(1022m)に登ることにする。
だが、白滝山周辺は、豊かな森が残っており、歩く人も少ない。
黄葉はピークを過ぎており、黄色の木々の海に潜ることはできない。でも、歩いていると、落葉が落ちる音がはっきりと聞こえる。
風もなく、立ち止まると、静寂としかいえない森の中にただひとりいる。
けっきょく、森を歩いている間、だれにも出会うことがなかった。
脅威の中高年集団(かれらが近づいていると、二山先ぐらいから笑い声が聞こえるから、すぐわかる)にも出会わない。みな、遠くの山にいったのかなあ。
水量の少ない谷で、ブナ林越しに青空を見る。
黄葉とのコントラストで、青空がより青く、見える。
快晴の日。滋賀・比良山系を歩こうと、家を出る。
JR大阪駅で湖西線に乗り換えようとすると、姫路周辺の濃霧のため、ダイヤが乱れている。
がーん、日暮れの早い秋の日、これではロング縦走はむつかしい・・・。
で、当初、比良山系最高峰武奈ヶ岳に登る予定だったが、変更して比良山系主稜をはずれた白滝山(1022m)に登ることにする。
だが、白滝山周辺は、豊かな森が残っており、歩く人も少ない。
黄葉はピークを過ぎており、黄色の木々の海に潜ることはできない。でも、歩いていると、落葉が落ちる音がはっきりと聞こえる。
風もなく、立ち止まると、静寂としかいえない森の中にただひとりいる。
けっきょく、森を歩いている間、だれにも出会うことがなかった。
脅威の中高年集団(かれらが近づいていると、二山先ぐらいから笑い声が聞こえるから、すぐわかる)にも出会わない。みな、遠くの山にいったのかなあ。
水量の少ない谷で、ブナ林越しに青空を見る。
黄葉とのコントラストで、青空がより青く、見える。
幻の池 「比良・白滝山」(2) ― 2005-11-05 22:55
白滝山周辺には、いくつかの池がある。
山上の池は、なにか不思議な感じを与えるんですよね。
ときには神秘的な、ときには不気味なような感覚。
写真の長池は、木々に囲まれて、ひっそり佇むように山上にある池。何度もこの池には訪れているが、新緑・黄葉時期、時間帯によって池の表情が違う。
この森にはまだ、いくつかの池が点在しているようだ。
だが、登山道からは離れ、たぶん訪れたい人も口外していないのではないか。じぶんの宝物を大切にするように。
いつか森に分け入って、幻の池を見つけたいような欲求に駆られる。
でも、森から抜けられなくなるのもイヤだなあ。
森には、なにか私たちの想像を超えたものがあるような気もする。
街でいると感じないような、風の動き、匂い、そして自然のなかで虚勢を張っても通じないことをわかること。
山上の池は、なにか不思議な感じを与えるんですよね。
ときには神秘的な、ときには不気味なような感覚。
写真の長池は、木々に囲まれて、ひっそり佇むように山上にある池。何度もこの池には訪れているが、新緑・黄葉時期、時間帯によって池の表情が違う。
この森にはまだ、いくつかの池が点在しているようだ。
だが、登山道からは離れ、たぶん訪れたい人も口外していないのではないか。じぶんの宝物を大切にするように。
いつか森に分け入って、幻の池を見つけたいような欲求に駆られる。
でも、森から抜けられなくなるのもイヤだなあ。
森には、なにか私たちの想像を超えたものがあるような気もする。
街でいると感じないような、風の動き、匂い、そして自然のなかで虚勢を張っても通じないことをわかること。
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