5月の風とロードバイク-20222022-05-06 14:12

4月中旬に義父が亡くなった。当日は早朝から施設に行き、施設の方々の計らいで、妻(長女)、義母、見舞いに駆けつけた次男の4人で義父の臨終に立ち会うことができた。まさしくロウソクの火が静かに消えるように、義父は亡くなった。享年96歳、老衰。コロナ後は直接面会はできず、リモート面会を月2回ほどしていたが、「生き疲れている」という感が強くなっていたので、悲しいというよりは「お疲れさまでした。ありがとうございました。」という思いのほうが強い。

近親者だけの通夜、告別式を終えて、さまざまな手続き中心の2週間だった。
・葬儀社への支払い
・役所関係への届け
・NTTやガス・電気の契約者変更
・四十九日のためお寺さんとの連絡、納骨の準備
・義母の遺族年金手続き
・諸手続きに戸籍がいるので本籍地の役所に郵送請求
などなど。

妻と共同作業で調べたり、必要書類を請求したりしているので、進捗状況は簡易NASにそれぞれがアップロードすることにしている。
今年になって妻のNotePC、スマホ、スマートウオッチを新調していたので、ずいぶんと役立っている。私も2月下旬に型落ちとはいえ、Windows10の動くNotePCを買っていたが、Linux Mintとのデュアルモードにして通常はLinuxを起動している。ただLinuxではプリンター関連がうまく動かないことが多いのでWidows10から必要なフォーマットは印刷している。

連休に入り、関連機関も休みなので義父関係の手続きはひと休止。
5月4日にカーボンバイクで旧篠山街道を走ってきた。午前10時すぎに発進。

一庫ダム周遊道路を走る。

106号線を北上。清正公信号手前に公衆トイレが新設されている。

自転車ラックも設置されており、田園地帯を眺望できる。ありがたいことです。

久しぶりに、ひいらぎ峠を越える。峠の道標前に資材置き場だろうか、フェンスで覆われた建物ができており、伸びやかな峠の雰囲気を台無しにしてしまっているのが残念。もちろんこちらの勝手な思いだけれど。

峠を越えると、亀岡の田園地帯。ここを走るたびに、いつも気持ちが開いていくような感じになる。


R372と平行する旧篠山街道を西進。静かでお気に入りの街道だ。ロードバイクを止めて旧跡の案内板を読む。



清酒瑠璃乃誉の蔵元。以前より白壁が剥離しているようだ。でも、現役なんだろうな。

さて帰ろうか。再度、ひいらぎ峠を越えるのも趣向に欠けるので、るり渓温泉経由で南下することにした。
たしかるり渓温泉入り口までの峠がけっこうタフだったなとわかっているのに突入。もうね、心拍バクバク。筋肉が悲鳴をあげるまえに、心拍が限界のようだ。昔なら峠で遅くとも足をつかないということを信条にしていたけれど、さすがにアラ古希になると、そんなことを言ってられない。しんどい場所では、おとなしくロードバイクを降りて、押し歩き。

切り通しで上がった心拍をなだめる。

るり渓温泉までダラダラと上りが続く。ここも押し歩きを入れる。新緑が美しい。

るり渓温泉を経て、摂丹国境、北摂最高地点の峠を越える。

土ケ畑の集落が見えてきた。

眼下に里山が広がる。

畑野小学校前まで一気にダウンヒルとなるけれど、終始安全運転。この歳で落車すると、もう事故自慢・落車自慢にもならない。
畑野小学校前のコンビニは閉店しているようだ。自販機のリアルゴールドで栄養補給。

54号線を下り、知明湖周遊道路を走っていると、さくら橋が工事中ですっぽりと覆われている。


まいったなあ、遠回りしないとあかんのかとどっと疲れが出できたが、歩行者・自転車・オートバイは通行可という案内板が設置されており単純に喜ぶ。

工事中の橋の内部。なかなかの迫力。

あとは向かい風に抗いながら午後5時帰宅。走行距離、102km。夕食後、座椅子で姿勢を変えると腹筋が攣った。
STRAVAで走行コースをみると、やはりるり渓温泉への上りが、アラ古希になるとこたえるようだ。ひいらぎ峠を越えると、旧街道筋、田園地帯と魅力的な風景のなかを走ることができるけれど、厳しい峠は敬して遠ざけて走るのが吉のようだ。

私のロードバイク生活のなかで2010年57歳の頃が最後のピーク。遅速なれど、峠の前で怯むことはなかった。それでも「5月の風とロードバイク」を楽しむことができるのは小確幸だろう。義父の臨終の際に、私たちの問いかけには反応しないので、スマホに保存していた曾孫(次男の長女4歳)が歌う動画を義父の耳元に当てた。

「年中さんになったら 年中さんになったら
友達100人できるかな 100人で食べたいな 富士山の上でおにぎりを
ぱっくん ぱっくん ぱっくんちょ

年中さんになったら 年中さんになったら
友達100人できるかな 100人で笑いたい 世界中を震わせて
わっはは わっはは わっはっは」

曾孫の歌声に心なしか義父は反応したように見えた。だが次男に言わせると「こは(孫の愛称)ではなくて、(義父の)お姉さんや幼なじみの女の子を思い出していたかもしれんで」

なるほど、そうかもしれない。

私もいつかロードバイクに乗れなくなって、この世から去っていくけれど、義父の逝き方は目標としていいかもしれない(高い目標だが)。
義父の精進あげの席で次男が「そういえば父さん、死んだら遺灰のひとつまみを比良の武奈ヶ岳にそっと置いてほしいと言っていたな」と以前、次男に託した希望を覚えていてくれた。仕事・子育てに忙殺されて余裕のない長男に代わって、今回は次男(奥さんが育休中で近くに住む奥さんの両親の厚い助力がある)がよく手助けしてくれた。私が死んでも彼といっしょに比良武奈ヶ岳に登ることができるだろう。
    
まあしばらくは現世でロードバイクに乗り、里山を歩き、ひとり旅・女友達らとの旅行をして、夜は音楽を聴き、読書したいけどね。

昨日は長男夫婦と孫が来宅して我が家で夕食。日本酒を飲んで酔っぱらい、今日は家でまったりとしている。


3回目のワクチン接種とZbook2022-03-04 23:01


3月2日(水)
コロナワクチン3回目の接種。いろいろと自分なりに考えて1−2回と同様のファイザーワクチンを2月上旬に予約していた。午前、集団接種会場へクロモリロードで向かう。会場の間口は狭いが、館内はけっこう広い。スタッフのテキパキとした対応で、スムースに接種完了。ありがたいことです。

午後はまったりと過ごす。左腕の接種部にかすかに鈍痛があるのは、いままでの副反応と同様だ。
副反応を気にするよりは,ほかのことに集中したほうがよいだろう。Zbook 14 G2の設定にかかる。


まずはWindows10のインストールメディアをUSBドライブに作成した。内蔵SSDが突然逝ってしまった場合のバックアップ用OS。

でいろいろと調べていると、この機種の内蔵SSDの規格がかなり特殊であることに気づいた。

M2 SSDにはtype2280(22×80), type2260(22×60), type2242(22×42)という三種類の規格があって、M.2 SSDで一番品数が多いのはtype 2280。type 2242はIntel NUCやGIGABYTE BRIXの無線LANカードなどで使用されているそうな。

この機種にはtype2260が内蔵されている。

SanDisk SD6PP4M-256G-1006

かなりマイナーなサイズのようで、現在はほとんど利用されておらず、アマゾンでも販売は少ない。
いにしえのThinkPad X40/41の1.8インチHDDを思い出すね。
アマゾンでよくわからないメーカーのSSDが販売されているが、博打っぽい。とりあえずはデフォルトのSSDを使っていくことになるだろう。
ただ、デフォルトのSSDを取り外してみると、筐体は先代のZbook 14と同一。Zbook 14は2242のSSDを使っているので、対応するネジ穴がこの機種にもあるような気もする。



3月3日(木)

義母の電気あんかが故障したとのことで、点検のためクロモリロードで義母宅へ。
チェックしてみると、電源が入るもいつまでたっても暖かくならない。40年以上、使っているので故障しても不思議はない。その場でAmazonをスマホでチェックして、適当な電気あんかを注文。翌日、午前中に義母宅に届くようにした。

義母宅を辞して、クロモリロードで帰っていると、妙に身体が怠い。接種翌日にくる副反応のようだ。前回も2回めに同じような症状があったのに、すっかり失念していた。帰路に今日は妻の誕生日なので、ケーキ屋さんでおひなまつりケーキなどを買って帰宅。

身体がダルイので、2時間ほどベッドで午睡。夜には気だるさはだいぶ無くなってきた。

夜はZbook 14 G2に余っていたSSDを増設。底面をリリースするボタンをずらすと、ワンタッチで内部にアクセスできる。



2.5インチのSSD/HDDを内蔵できるが、SATA2 3Gbps/sの能力しかない。



余っているTOSHIBA THNSNC128GCSJ 128GBのSSDを装着




SATA2(確か当初のThinkPad X220に内蔵されていたもの)で、機能的には分相応なSSDといえようか。

認識はすれど、起動ファイルが入っているので、全ドライブをフォーマットできない。たしかWindows7が入っていたSSDなので、OS起動用に設定された「EFI システム パーティション」をフォーマットできない。このままではDドライブ「EFI システム パーティション」、Eドライブ保存領域となってしまう。ここは先達の教えに従って、下記の記事を参考に、Dドライブ(CドライブはWindows10がプレインストールされている)としてフォーマットできた。

CristalDiskinfoで計測してみると、CドライブのM2 SSDの3分の1くらいの能力かな。まあHDDよりは速いといえよう。

M2.SSD

SATA2 SSD


遊べるモバイルワークステーションやから、それなりにおもしろいPCやね。

内部にアクセスしやすいのは、やはり便利だ。

3月4日(金)
クロモリロードで散策。もういつもの身体に戻ったようだ。


格安SIM2021-12-07 12:43

隠居生活が長くなると、人に倦み、物に倦み、言葉に倦んでしまう傾向があるね。
とはいえ日々の雑事は続く。コロナがしばし落ち着いているので、次男夫婦の次女のお宮参り・お食い初めのため次男宅に赴いたり、ひさしぶりに女友達と三宮で飲んだり、義母のヘルプをしたりして、そこそこ忙しい。

孫娘二人はすくすくと成長している。



女友達らとの会食。三宮は1年ぶりだけれど、高架下にはアジアン風の新しい店が開店している。





ふらっと立ち寄った居酒屋などで、4人で歓談。日本酒をゆっくりと飲んだり、4人で旅行したイタリア、フランス、ソウル、台北などの昔話を楽しむ。こんなたわいもない時間が、人生には必要なんだろう。



(4人で歩いた冬のソウルを思い出す)


最近、はまっていたのは復活したスマホGalaxy S5 Activeの活用方法。2014年12月のイタリア旅行直前にガラケーからスマホに機種変更して、この機種を昨年12月まで6年間使っていた。

RAM 2GB、ROM16GB、バッテリー容量2800Ah、Android6.0.1

じゅうぶんにロートルな機種だが、格安SIMで使うことを検討してみた。現在、メインはキャリアのDoCoMoギガライト。3GBプランを使っているが、だいたい月に3GBほどデータ通信をしている。ahamoに移行するという方法もあるけれど、通信の安定さ、自分の使用方法からすると、特典(Amazon Primeが来年無料になったり、Dポイントが付与されたりする)があったので、ギガライトに移行。

ただ1GBを超過すると、1100円割高になる。そのぶんを格安SIMで補うことにした。当初は、ガジェットヲタクらしく、titanシリーズや英国のCOSMO COMMUNICATORなどで遊んでもいいかなと思ったが、中華のSIMフリー端末はWi-Fiの掴みが悪い傾向があるようだ。

そこでとりあえずは、このロートル機種S5 Activeを再利用することにした。いろいろ調べてみると、まずはSIMロック解除が問題になるようだ。SIMと機種を紐づけているので、DoCoMo、ソフトバンク、auという通信網を自由に利用できないようだ。

S5 ActiveはDoCoMo端末なので、DoCoMoの通信網を利用しているMVNO(格安SIM会社)なら、SIMロック解除をしなくとも利用できる。S5 ActiveはSIMロック解除自由化以前の機種なので、WebからはSIMロック解除できず、店頭で解除が必要。そして3300円の手数料がかかってしまう。

そこでいろいろと検索すると、IIJmioのデータ通信が問題なく利用できるようだ。先月(11月末)で初期費用1円、データ通信が利用開始翌月から1GB×3ヶ月増量されるキャンペーンがあったので、とりあえずデータ通信のみDoCoMo網を利用する2GBコースを申し込んだ。税込748円。
DoCoMoのギガライトだと2GB増量すると1100円になるので、ちょっとお安くなる。

キャンペーン〆切日の11月30日にネットで申し込み。期日時間指定で昨日(12月6日午前)にSIMが到着。

さっそくS5 ActiveにSIMを装着。ネットワーク候補にIIJmioが見つからないので、APN設定。すんなりとネットワークに繋がった。

格安SIMはお昼休み、夕方は通信速度がかなり遅くなるようだ。
装着後、自宅でネットワークに繋いでみると、正午前、夕方と通信速度は20Mbpsくらい。ただ梅田や三宮の街中で通信すると、かなり低下するだろうね。
ちなみにキャリアのDoCoMoは自宅では30Mbpsくらい。

ROM16GBとかなり貧弱なので、不要なアプリを削除(削除できないアプリは更新を停止)。拡張オプションでバックグラウンドの動作を制限、ネットワークにアクセスしない場合は「機内モード」にしてバッテリー消費を抑える。サブスマホとして、使うことになるだろう。

ただ同じDoCoMo網なので、先日のようにDoCoMoに通信障害が生じると、両方とも使えなくなる。

格安SIMを検討していたので、大阪日本橋まで中古PC,スマホのチェックのため2回でかけた。昔、よく利用したジャンクショップは閉店していて、全国展開しているソフマップ、イオシス,PCコンフル、パソコン工房、じゃんぱらなどの店が元気。ただけっこう高いね。

中古スマホではCOSMO Communicator,titan,Gemini Padなどの現物もあるけど、やはり高い。店員さんとちょっと話すると、在庫の多い2018年以前のThinkPadはWindows11にはUpdateできないそうな(CPUが対応していない)。ThinkPad T470sの英語キーボード、RAM24GB、SSD512GBの中古美品が6万円弱。Linuxをインストールすれば快適に使えそうだけれど、現在のLinux Mint 20.01(with Regolith 16.1)on ThinkPad X220に置き換えるほどの魅力はないような。

変態PCがあり、玩具として買おうかなと思ったがLinuxをインストールしようにも貧弱な仕様なので自制。


でもひさしぶりの日本橋、けっこう楽しかったな。



スマートウォッチ・ベルト交換2021-10-23 23:16

長男の次男(3歳)の孫守ヘルプの日。午前11時から午後5時半まで孫と遊んだが、子供らしい子供でいつもご機嫌さん。
公園でバッタを捕まえたり、疎水の鯉にいっしょに餌をあげたり、近場のプレイランドで100円乗り物で遊んだりした。
午後2時から4時まで、孫はぐっすりと午睡。わたしもいっしょに小一時間添い寝。

孫がすっきりと目覚めたあと、妻がいっしょに入浴させる。入浴後、スライスした柿、蜜柑などを食べさせていると、長男が迎えにきて、百均でかった玩具を大事そうに抱えて孫帰宅。

秋の日ののんびりとした一日。

晩秋めいた天候なので、夏場には底面が熱くなるのであまり使わなかったLinux Mint 20.04 on ThinkPad X220でこのブログ記事を書いている。
ThinkPad X220を9年近く使っているが、最後の7段キーボードでタッチタイピングしやすく、トラブルなく稼働している。たいしたもんだ。


最近、なんちゃってスマートウォッチのXiaomi SmartBand 4とGARMIN 35Jのベルトが破損したので、換えベルトをAmazonで購入。
35Jはマイナーな機種なので、換えベルトは一種類しかない。SmartBand 4は利用者が多いのだろう、Made in Chinaの製品がたくさんある。

まずは35Jのベルトを交換。付属のドライバーが同封されているはずなのに、入ってない。いずれにしろ使いにくいドライバーだろから、所有する精密ドライバーセットを使ってベルトを交換。35jは妻がジムに行く際に使っており、私は使わないけど。



SmartBand 4は5色セットの廉価版を購入。メーカー正規品と比べても遜色はない。なんちゃってスマートウォッチなので、高価な換えベルトは不要だろう。



Band 4を1年半以上、充電時以外はつねに装着しているが、2個今回と同じように止め穴が切れてしまった。

交換して装着しても、従来のものと違和感はない。まずはオレンジ色ベルトに本体をはめてみたが、なにかに似ているなと思ったら、スーパー銭湯などのロッカーの鍵ベルトの色と酷似しているね(苦笑


SmartBandはすでに新タイプのSmartBand 6となっているけれど、充電が2週間もつこと、私の使い方では旧タイプで十分役立つので買い換えしていない。

・目覚まし
・アプリ通知(スケジュールアプリ・ジョルテからの今日の予定、LINE通知、家族アルバムみてねの更新通知、選択したDoCoMoメール通知、天気予報(雨雲接近中など)通知)
・電話受信通知
など必要最小限。

これがないと生活しにくいほど。

某スマートウォッチのように充電が一日もたないなんて、とてもストレスだと勝手に思うけど。充電がもたないから、2台所有して、充電時には他の1台を使用するなんて、本末転倒じゃないかな、知らんけど。

明日は友人とハイキング。このスマートウォッチのウォーキングモードを稼働させる予定。



HGW(ホームゲートウェイ)交換2021-09-08 22:24

今日は予約していた、フレッツ光のHGW(ホームゲートウェイ)の無償交換日。
担当者からスマホに電話があって、約束の午後1時ぴったりに来ていただいた。

HGW交換と光電話通話チェックをして、25分ほどで作業は完了。

担当者の方に
「HGWを無償交換される人は多いんですか?」と尋ねると
「それほど多くないですね。動いていたら、それほど気にしないかもしれませんね」
とのこと。

私も無線ルータを買い換えなかったら、このサービスを知らないままだっただろう。

担当者が帰ってから、Linux Mint 20.04 on ThinkPad X220を使って、無線経由でHGWにアクセス。


初期設定でパスワードを設定しなければならないので、設定して、そのあとプロバイダ設定に入る。
ASAHIネットのID/パスワードを設定して、ブラウザで他のサイトにアクセスするとすんなりと繋がった。

この間の所要時間10分ほど。事前にプロバイダ設定を予習していたので、トラブルことはなかった。

V6プラスに旧HGWが対応していないので、新しいHGW(RX-600KI)に交換したが、やはり無線ルータ/RT-AX3000がプロバイダの提供するDS-liteに対応していない。
ファームウェアのバージョンアップを待つしかないかな。

HGWを交換しても無線LANの実効速度が劇的にスピードアップするわけではない。
でも、普通にネットにアクセスするには十分な実効速度だろう。

HGWを交換したメリットは
・10年以上使ったHGWなので筐体がベタベタしてきたので(担当者によるとキレイなほうらしいが)、交換してすっきり。
・交換したHGWは旧タイプより、ひとまわりコンパクトになっている。
といったところかな(苦笑



7月からとりかかったネットワーク関連の変更手続きは、とりあえずこれで終了。

「お祭り資本主義」から遠く離れて2021-08-29 20:26

2週間ほどにわたる長雨も終わって、夏らしい残暑が戻ってきた。
そのあいだに落車による脇腹の痛みも治って、日常生活には支障がなくなった。くしゃみするとまだまだ痛いけど(老人になるとくしゃみがなぜか多くなる)。長雨のあいだに2週間で治ったのだから、骨折やひびは入っていなかったのだろう、多分。

オリンピックは興味のある男女マラソンをTVで観戦したが、それ以外はとんと興味なし。
スポーツはするもので、昭和のオヤジの人生を重ね合わせるものじゃないし。
手のひら返しのマスコミのオリンピック狂騒報道眺めていると、日本は金と効率と異性という「欲望資本主義」から、日常生活にハレを与えておけば国民は熱中するだろう、そしてそれに関係するものたちが利益を得るだろうという「お祭り資本主義」を主眼にしているようにも感じる。

そういった風潮から、隠居生活はかなり遠い。

コロナ蔓延状況の先が見通せない。コロナによって、わたしが制約を受けたことは、気のおけない友人らとの飲み会、自由な海外・国内旅行の機会。この状況はまだまだ数年は続くという予測もある。うんざりする感もあるが、コロナ前の生活スタイルに戻るのはなかなかむつかしいだろう。

高知の野根山街道を歩きたい、そしてその計画も立てていたが、高知もまん延防止等重点措置対象実施区域になった。ワクチンを2回接種しているとはいえ、いま高知を訪れるのは妥当ではないだろう。

隠居生活は家族以外、ほとんど人と接しないので、コロナに感染する確率は低い。
老人になると、「執着」「孤独感」「自己顕示欲」のバランスが崩れて「老害」になりがちだ。そういったものとは離れていたいので、なにもない穏やかな日常(睡眠を十分にとり、決まった時間に毎日お通じがあり、本や音楽に親しむ、そしてときおり孫たちの成長を楽しむ)があればいいのだろう。

あと数年、このような制約された生活が続くとしても、老人なりの楽しみを見つけていくのがよいだろう。昨日は女友達らとのLINEグループで、2022年にはスペイン旅行開催と幹事の女友達から提案があった。このグループで国内旅行のみならず、ソウル4回、台北2回、そしてイタリア・フランスと旅行してきたが、コロナ禍のため旅行が中断している。2022年に現在の状況が改善されるかどうか微妙だが、楽しき予定をたてることは大切だろう。

それまではクロモリロードで街を散策し、緑陰で読書し、秋になれば近場の山をひとりトレッキングする。そんな生活をしばし送っていきたいな。

先日、義父の入所している施設でリモート面会。義父も96歳となり、生き疲れている雰囲気があるが、食欲は旺盛のようなので、100歳まで生きるかもしれない。老いるということはなかなかにむつかしい。

義父との面会のあと伊丹の宮前の喫茶店で妻とひと休止。ジビエいりのピザと珈琲を注文して、ビザをシェアしていただく。「意識高い系喫茶店」なので、女性客が多くて、じいさんひとりでは入りにくい店だが、妻と3回目の入店。宍粟市から届いた野菜が店内で販売されていたので、いくつか購入。

最近読んだ本でおもしろかったもの。


ブックカフェなるものは、たしかに「本を読むためのカフェ」をメインとしているものではなく、なんとなく本も置いてある雰囲気の店なんやね。
自宅のソファか公園の緑陰で読書することが多いけど、自宅だとそのへんに配置されているスマホ・Chremebookなどでついつい「時間を溶かしてしまう」ことが多くなる。
このような読書のみする店ーひとりでの来店を前提としていて、パソコン・私語禁止、そして料金体系は2時間半程で2000円は最低支払うというシステムーは、店も経営維持できて目に鱗やね。

隠居生活に入った当初、ジョギングしたりウォーキングしたあと銭湯に入り、立ち飲み屋で飲むことが多かったけど(いまはできない情景)、いちげんさんの立ち位置(そんな店は昼から常連さんがかなり占めている)にやはり馴染めない。店の中にある厳然としたポイント制が、自分には馴染めないのだなとこの本を読んで得心した。

Kindleで「Meets Regional」のバックナンバーを読んだけど、カフェ特集などに対する違和感はそこがなんとなくおしゃれな空間を提供しているだけだからだろう。
余談だが「Meets Regional」に連載されている岸政彦氏の「大阪人になりたい」のエッセイは必読。関西に住む魅力が伝わってくるエッセイ。生まれ育った高知の倍以上、40数年の関西生活はけっこうおもろかったな。

昨日は、ひさしぶりに長男夫婦の次男(まもなく3歳)を預かる。いつものごとく部屋で遊んで、浴室で水遊び。午後2時過ぎから孫は午睡に入り、2時間半ほどぐっすりと寝る。夕方、長男が車で迎えに来たが、当初は「いやや」と帰るのをぐずっていたが、長男が「あめちゃん、あるで」と誘うといそいそと帰り支度を始める。かわいいもんです。

夜は、NHK BSの「大瀧詠一特集」をみて、日本酒を飲みながら読書。

今日は緑陰で読書。燃え殻「これはただの夏」
想像以上にうまい小説。夏の終わりに読むにふさわしく、映像や夏の匂い、都会の喧騒がイメージとしてわきたつ。たぶん映画化されるのを前提としているような小説でもある。


大貫妙子の「その日暮しは止めて」という曲が小説でチョイスされているのも渋い。

緑陰で読書していると、なんちゃってスマートウォッチのXiaom Mi Band 4がバイブする。
スマホに届いた家族アルバム「みてね」の更新通知がスマートウオッチにBluetoothを経て届いたのだ。スマホをみると、次男夫婦の次女(生後2週間)に長女(まもなく4歳)が添い寝している画像と動画。

わたしにとっては凡庸で静かな夏、されど「欲望資本主義」や「お祭り資本主義」に時間を溶かすことなく生きるライフスタイル。肩肘張らずに生きること、それでじゅうぶん。
伊丹の宮水をボトルに補充してポタリング



8月に生まれて(ひよりちゃん)2021-08-18 23:20

8月15日、次男夫婦の次女が生まれた。母子ともに健康。ただコロナ蔓延中なので面会制限があり、父親の次男でも奥さんや子供に面会できたのは1分くらいだったとのこと。

我が家は
8月3日(次男と長男の奥さん)
8月10日(次男の奥さん)
8月13日(わたし)
8月15日(次男夫婦の次女)
と獅子座8月生まれが5人となった。長男家(夫婦と男子ふたり)、次男家(夫婦と娘ふたり)、私たち老夫婦で10人の構成だが、半分が8月獅子座生まれに集中することになる。

8月はわたしにとっても年間でいちばん好きな季節なので、これもなにかの縁だろう。

赤ちゃんの名前の読み方は「ひより」ちゃん。長女が「こはる」ちゃんなので語呂もいいのかな。


私たちの世界へようこそ


凡庸な私だけれど、息子たちがキチンと家族を営んでくれていることは素直にうれしい。
私たちが「よい両親」だったかどうかはわからないが、息子たちは確実に私たちよりは、よりよき家族を目指して、かつ楽しみながら子育てをしていくのだろう。なべての親は子供にとっては反面教師なのだから、家族というのは世代を経て、よりよい方向に向かっていくものだとわりと信じている。



バタバタしている時期なのに、次男夫婦から私への誕生プレゼントが届いた。
毎年、なにがしかのプレゼントをいただくのだが、今年は携帯コインホルダー。

ふーん、こんなものがあるんやね。

専用ケースにセットして、硬貨(総収容金額2,775円)をコインホームに挿入。専用ケースの左ポケットにはポイントカード、右ポケットには紙幣(千円札を2枚ほど)収納。これだとちょっとしたお出かけ(ハイキング、ポタリング)には十分な額だろう。

もっとも役立つのはコンビニのレジなどで、小銭をさっと用意できることかな。うしろの人がイライラすることがない。

スマホにキャッシュレスアプリをいくつか登録しているが、旧い世代なのでついつい現金払いにしてしまうことが多い。次男は老人になってもたもたするわたしを想像してプレゼントしてくれたのだろう、老いては子に従えですな。

さっそくLINEで次男へお礼のLINEをする。

午後からは天気が回復したので武庫川河川敷をウォーキング。長雨で水量はあるも、河川敷までじゅうぶんに余裕があるので災害の恐れはなさそうだ。右脇腹の痛みも日々緩和されつつある。




11kmほどウォーキング。



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