6月の凡庸な日々2024-06-30 22:45


隠居の日々はあっというまに過ぎていく。ぼんやりと世捨て人として生きているので、凡庸な日々。

■某日
シクロクロスで池田城址、余野街道を経て久安寺へ。
(池田城址のユリ)

アジサイは咲き始めたところ。

帰路に無人販売所でトマトを買って帰宅。

40km

■某日
シクロで阿古谷へ。

定点観測・肝川旧道。

阿古谷川沿いに北上。

刈られた草地にお地蔵さんが鎮座していることに初めて気づいた。いつも雑草に覆われていることが多いので、数え切れないほどこの場所を通過していたが、気づかずにいたんだ。何も願わない、そっと手をあわせる。



三草山南麓の林道を10年ぶりに上ってみることにした。


道が荒れ始めると、押し歩くことを即決。10年前まではサドルから下りることを恥じるところがあったけれど、まもなく71歳、競ったり比較したりするものはもうないので、ゆっくりと上っていく。でも見晴らし地点までこんなに遠かったっけ(苦笑

途中、土砂崩れ防止の砂防堤が作られたり、見晴らし地点もガレ道が整備されている。

大阪方面を望む。風が気持ちよい。

63km


帰宅すると、肩甲骨あたりに凝りが生じているので、フォームローラーとマッサージガンで凝りをほぐす。頑強な身体ではなくなっていくのは当たり前。
でも身体と対話できるのはとても贅沢な時間だ。


■某日
ランドナーでポタリング。神崎川から安威川へ。吹田・豊中の商店街でランドナーを押し歩く。


46km

■某日
予約していた桂離宮見学。妻とともに1時間ほど、ガイドの説明を聞きながら庭園散策。


ランチは蕎麦屋。

隣接する甘味処でお茶。


早めの夕食は梅田のフレンチ風居酒屋。生ビール・赤ワインをいただいて、ふたりともほろ酔い。

■某日
予約本が用意できたのでランドナーで図書館へ。公園の緑陰で読書。

20km

■某日
孫のバスケット試合に妻が長男の車で同行。私はバス・電車で会場へ。

前回は私のみが長男の車で同行したが、下の孫と会場近くの里山で遊んでいた。


試合を終えて下の孫が「お花咲いてるね、いっしょに写真撮ろう」と言うので、長男が撮影してくれた。孫たちの子育てはヘルプが基本なので、ある意味気楽ですわ(笑

妻と二人で電車で阪神尼崎へ。沖縄料理の居酒屋で生ビール・ハイボールを飲んで、夕食代わり。

■某日
ランドナーで甲子園浜・西宮浜・芦屋浜をポタリング。





初夏めいた天気が続いたので帰宅後、村上春樹の短編「午後の最後の芝生」を再々読。何度も読んでいるのに、読むたびに新鮮なのが村上春樹の文体だ。
文庫本の裏表紙紹介文までかっこいい。


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そうだった。村上春樹の初めての短篇集『中国行きのスロウ・ボート』が安西水丸の洒落たカヴァーで出版されたのは、1983年の初夏のことだった。僕たちは我れ先にと取り合い、結局、二冊買って、どっちがよけいボロボロにするか、競ったものだ。

あれから三年弱、1986年が明けて早々、その文庫本が出た。この小さな書物が、新たなどんな思い出を作ってくれるのだろうか。嵐や小波はいくつかあったけれど、僕たちの大いなる夏は続いている。

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十分に老人になったけれど「大いなる夏」がしばらく続けば、うれしいな。故郷高知の小さな道がインスタにあがっていた。切り通しの小道を抜けると北には浦戸湾、南には太平洋が広がっている小道。たぶん子供の頃のこの隣町の小道を自転車で抜けた記憶がある。、年内に再訪したいのがいまの小さな希望だ。

■某日
奈良の美術館まで電車で行き、併設するカフェでランチ。


他の美術館も回って、大阪梅田の居酒屋で夕食。

6月は外食が多かったけれど、高級店ではないので、それほど家計負担にはならないかな。

■某日
妻とともにスマートウォッチをMi Band 8に交換。なんちゃってスマートウォッチなれど、アプリからの通知・電話受信にすぐ対応できるので、必需品となっている。
スマホの置き場所を失念することがあるので、スマートウォッチからスマホを検索(音を鳴らして所在を知らせる)できるのも便利。

長男から、孫たち用のタブレットが余っていないかと相談あり。個人的学習用に使うらしい。10年前のノートパソコン ASUS X205TAが長男宅にもあったので、Mxlinux+Fluxboxをインストール。alsamixerでサウンドが鳴るように設定。
小学生の孫が使いやすいように設定したつもりだが(要は私のようにヲタクっぽくしない設定)、OSがLinuxである時点で異端かもしれない(苦笑


■某日
義父母の土地の売却完了。いまはスマホで買い主が売り主の口座に送金する仕組み。ただ売り主の妻のスマホで口座確認するも入金が反映されない。
30分ほど経過して、やっとこちらの口座への入金確認ができた。都銀ではなかったのでタイムラグがあったのだろうか。とりあえずは年明けから開始した、相続土地の売却手続きは完了。土地の契約不適合責任が3ヶ月あるので(問題があれば、7月中には判明するだろうが)、そのあいだに来年度の確定申告の資料を自分で作成する予定


凡庸な日々が続くのはよいことかもしれない。
6月の自転車で遊んだ距離 411km ウォーキング&ジョグ 108Km





42年前にランドナーで琵琶湖一周をした。同じ自転車ではないけれど、42年目のランドナーが老人の足になる予感もする。
70歳過ぎれば、すべてが余生。こんな感じで生きていく。


隠居生活7年目2024-04-12 14:05

桜とともに4月。隠居生活7年目に入った。ぼんやりと生きていくことを主眼としているので、とくに力むこともあるまい。

日々地道にストレッチと筋トレを継続中。上腕骨骨折手術から1年3ヶ月が経過。92%ほど回復した感じ。微妙な数値は術後2年までは1%づつは改善するかもしれないと勝手に推測しているから。

四月初めには一泊二日で小さな旅行に行ってきた。花見には早かったが、播磨の網干やたつのの古い町をゆっくりと散策して、美味しい料理をいただいた。
(網干の旧い町並み)

ソメイヨシノは開花したところだったが、里山の大山桜は満開。ハイキングを兼ねて、大山桜も尋ねた。
(たつの城跡にて)

(揖保川)

(大山桜)


ここ数日はシクロで近場の桜巡り。老木ほど、急くように開花している印象。
壮年期の桜は来年も咲くのは確実だが、老木は来年咲くとは限らないので、花咲くことに執着している感がある。老いるとはそういう面もあるかもしれない。







夜は国会図書館デジタルコレクションで旧い本を読む。天野忠氏の詩集読んでいると、下記の詩に行き当たった。


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天野忠

旅の果て


田舎の
うそ寒い宿に
やっと辿り着いて
おそい晩御飯にありついた。

「何も出来なくて」
痩せたお内儀さんが
ポツリと云った。

箸を置いて
一寸手を合わせて
「御馳走さま」と呟くと
すまなさそうな顔をして
「お粗末でした」と
頭を下げた。

あんなふうに
たぶん
私も自分に云うだろう。
ポツリと一言(こと)。
「お粗末でした」と。

それから
死ぬ。

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古稀を過ぎて、自分が駄馬だったと素直に認めることができるし、「お粗末でした」と頭を下げるまでは、静かに生活していきたいな。

今宵は女友達らと久しぶりの夕食会。なんやかんやいっても、まだまだ肉が好きなので焼き肉の店を予約してくれている。


寒の戻り2024-03-18 21:46

それなりに遊びや雑用がある予定なので、体調を整えるために、シクロで地道を走ったり、ウォーキングする日々。

遅れてきた自転車乗りとして、2007年8月からロードバイクの乗り始めたのが54歳の夏。うかうかと古稀を迎え、もう「遊ぶ」という感覚で自転車には乗っているね。


中州の地道を走ってみた。

途中、側溝や小さいながらも武庫川に合流する支流をシクロで渡る。



なんか楽しいね。


42年前のランドナーが復活したのも、遊びとしての自転車に拍車をかけているのだろう。
(義父母宅で42年間、冬眠していた)


(長い長い冬眠から覚めたランドナー。当時28歳だった私は70歳になって、浦島太郎状態)

今週は寒の戻りみたいだ。

今日は、武庫川河川敷を北上。強い北風。

清荒神参道にて、遅めの独りランチ。バッテラセットに瓶ビール。

来月から隠居生活7年目に入る。もうね、仲良しごっこなどにはいっさい興味がないので、それなりに機嫌よく生きていけたらなと勝手に思っている。

参道沿いの店なので、店員さんも老人にはかなり優しい感じ(苦笑

図書館で借りた本。エッセイ類が多いな。




帰路も武庫川左岸。

先日、シクロで走った中州の地道を対岸から眺める。

この時期、川の浚渫工事が多くの場所で行われている。川のなかで浚渫用の作業車がすれ違うのを眺めていた。
このような地道な作業のおかげで、水害から街を守ってくれているわけだ。

今日は14kmほどウォーキング。

さて30分ほどストレッチとミニ筋トレをして、早めに就寝しよう。


「小さな旅」を続けていく2024-03-09 11:45

先週、日月と一泊二日で滋賀まで「小さな旅」をしてきた。
隠居生活なので月1、「小さな旅」を老夫婦ですることにしている。2月の結婚記念日(42回目)に淡路島旅行を予定していたが、孫のインフルエンザのため孫守が入り、旅行をキャンセル。今回は妻の誕生日祝いを兼ねて「小さな旅」に出かけた次第。

日曜はJR能登川駅から近江バスに乗って五個荘の町へ。五個荘金堂地区は近江商人ゆかりの地として知られており、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。ちょうど近江商人屋敷4邸で雛人形が展示され、共通入館券を購入して、五箇荘の町を散策。

どこもお庭が素敵やね。




荻原魚雷氏のエッセイでもたびたび出てくる作家外村繁実家もなかなか趣があります。

旅行を終えて、外村繁の晩年の作品「阿佐ヶ谷日記」を国会デジタルコレクションで読んでいる。病気で亡くなる直前まで書かれた日記は、老境ならではの静謐な文章が続く。有名な作家ではないけれど、近江の地が育んだ作家であろう。


商人屋敷を巡っていると、地元の案内の人が「次の商人屋敷は遠いので、自動車で行ってくださいね!」と強く提案されるけど、私たちは徒歩。
案内の人は「いやいや20分ほどかかるので、車で行ってください!」と何度もおっしゃる。地方の人ほど車中心の生活をされているので、歩いて移動なんて考えられないでしょうね(苦笑

最初の商人屋敷付近は食べるところが定休日が多い。昼食、困ったなーとGoogleマップで検索しながら歩いていると、次の商人屋敷に向かう途中に鶏料理の店を発見。入ってみると、これが大正解。私は鶏肉をあまり好まないけど、この店の鶏肉は新鮮でめちゃ旨い。
新鮮な鶏肉盛り合わせ、小鉢2品、ごはん、しじみ汁セットで990円。とっても安い。ビールとも相性ぴったり。

満足して、最後の近江商人屋敷へぶらぶらと歩いていく。鈴鹿山系には積雪があり、暖冬とはいえ、この付近は寒さが厳しいのだろう。

ランドナーに最近は乗っているので、昔の無骨な自転車が魅力的に見えますね。



近江バスでJR能登川駅に戻り、彦根へ。JR彦根駅からホテルの送迎バスに乗って、ホテルに宿泊。
部屋から琵琶湖を眺めることができる。

夜はのんびりと会席料理をいただき。早めに就寝。

翌日、午前5時過ぎにホテルの温泉に入浴。朝食をいただいてから、ホテルを出て長浜へ。米原までは電車が多いけれど、長浜までは本数も少なく、けっこう遠いことに今更ながら気づく。

まずは開催されている長浜盆梅展へ。



レプリカの長浜城に上り、隣接する公園を散策。盆梅展もいいけど、普通の梅もいいね。


長濱浪漫ビールで昼飲み。ピッチャーで飲むのが私たちらしい(苦笑

ぶらぶらと長浜の町を散策。伊吹山ヒルクライムの際に、ロードバイクで長浜の町を通過したり、かなり昔、家族旅行で散策したことがあるが、ゆっくりとこの町を散策するのは初めて。商店街はおしゃれな店が多いけれど、筋を外れると落ち着いた、どちらかというと北陸に近い印象の町並み。北国街道が通っているのだから、琵琶湖畔の町とは違う雰囲気だ。



近江菓子などを買って、在来線で帰宅。2時間半ほど電車に乗っているので、武庫之荘の居酒屋で飲んで「小さな旅」を終えた。


新NISAなど「老後資金」に備えなさいと金融庁などがやたら奨励しているけれど、私たちはまさしく老後真っ最中。新NISAは長生き保険として、2−30年じっくりと保有してこそ意味のある投資だろうね。65歳を過ぎたら、きれいに慎ましくお金を使っていくほうがそれなりに豊かなような気もしますね。

長浜・五箇荘の町を以前、ロードバイクで走ったが、残念ながらそのような気力・体力は私にはない。



でも4台の自転車をそれぞれのシーンで乗り継いでいくのが、老サイクリストの嗜みだろう。

ここ数日は、ランドナーで近場の梅林巡りをしていた。小確幸なり。




「昔の自分」に拘泥しない隠居、「今の自分」を追い越していく息子たち。2024-02-29 22:47

自分の隠居生活に変化がないことが、凡庸なれど落ち着いた生活だが、まわりの生き方は家族・友人を含めて変化していくのが世の常。

ランドナーで新しくできた生瀬トンネルを見に行ったり、歩くことが身体の基本だから甲山ハイキングに行ったりしていた。
(開通した生瀬トンネル。左のトンネルが歩行者用道路入口)



(西宮市山口町から下ってくるコース選択だったので、木之元地蔵尊にはじめて立ち寄った)


(JR福知山配線跡への案内がかなり目立つ)

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(甲山を望む)


(雑木林を歩く)

(仁川渓谷)


隠居として遊んでいたら、今日は次男から報告したいことがあるとLINEがあり、午前に次男が我が家に来宅。
ちょっと驚く内容だったが、前向きの内容なので父母としても応援するよと次男に伝えた。

我が家は比較的、忌憚なく話し合う親子関係なので、妻はかなり驚いていたが、私たちが次男を大切に、そして信頼する思いは変わらない。

平尾剛「スポーツ3.0」で紹介されていた、

「日本に足りないのは「めっちゃ楽しそうにサッカーをする下手なおっさん」 欧州で目撃した、勝利(とビール)を真剣に目指す大人たち」

の記事を読んでいたので、なんとなく次男の話とリンクしてしまう。


フットボールの「機上の空論」

日本に足りないのは「めっちゃ楽しそうにサッカーをする下手なおっさん」 欧州で目撃した、勝利(とビール)を真剣に目指す大人たち


老人になると、身体能力や未来への活力は次第に失われていくので、どうしても「昔の自分」と比較して消極的になりがちだ。若く、活力ある次男が「今の自分」を追い越していこうと思うのは彼の生き方を見てきて、必然なんだろうなと思う。

午後からは義父母宅の売買契約を不動産会社で契約するので、急遽、次男にも立ち会ってもらうことにした。
腹が減っては戦はできぬということで、鰻専門店でランチ。


事前に担当者から契約内容の詳細は提示されていたので、スムースに契約はすすみ、あとは粛々と引き渡しまで売り主としての責任を果たすことになる(もちろん担当者の協力を得て)。

次男も立ち会ってくれて、妻もかなり心強かったはずだ。

帰宅後、次男に長男も同じようなことを考えていることを伝えると、「兄ちゃんやったら、できるんちゃうかな。向いていると思うわ」と言う。
個性の全く異なる兄弟だけれど、どこかで生き方に関しては通底するものがあるのかもしれない。親としては完全に自立してくれたので、うれしいかぎりですわ。

案ずるよりは産むが易しという方向に進んでいくことになるだろう、たぶん。




バタバタ2024-02-19 21:07

長男夫婦の小学2年の男子がインフルエンザになったので、バタバタした日々。

2月9日(金)
グランパス70で路線バスに乗り、街ぶらしていると長男からLINEあり。孫が体調悪く、小学校から連絡があり、お迎えに来て欲しいとのこと。急遽、帰宅して妻とともに小学校へ。保健室で待機していた孫とともに長男宅に帰宅。37度3分の微熱があるらしい。他のクラスもインフルエンザが流行っており、すでに2クラスが学級閉鎖になっている。仕事を終え帰宅した長男と交代。

連休明けに淡路島に一泊二日の旅行にいく予定だったが、孫守も入りそうなので予約をキャンセル。

2月10日(土)

長男が孫1号を病院で連れて行くので、孫2号(5歳)を我が家であずかる。公園で外遊びしてから、近くのショッピングセンターに連れて行きちょっと遊んでから、ココスでランチ。
配膳ロボットに孫2号は興味津々。孫2号はいろんなことを喋ってくれて、老人には脳の活性化になる、たぶん。

孫1号はコロナは陰性だったが、インフルエンザB型。2月15日(木)まで登校停止となる。

午後3時過ぎに、長男が孫2号を迎えに来る。翌日、妻は友人らとフグ鍋に行く予定だったが、私たちもインフルエンザに罹患している恐れがあるので、予約をキャンセル。バタバタしたので、はやめに就寝。

2月11日(日)
孫1号は熱が38度3分あり、自宅で療養中。両親が看ているので、私はランドナーで街ポタ。
武庫川右岸の堤防道路を南下。



42年前のランドナーだけど、やはり鉄は頑丈やね。サンツアーのコンポが今となっては珍しいけど、消耗したときの代替品が限定されるようだ。ネットオークションを見てみると、ボロボロのランドナーが高値で出品されている。自転車は乗ってこそ意味があると思っているので、床の間バイクではなく街で走らせたほうがよいだろう。



神崎川右岸の堤防道路。工場地帯を北上。



藻川左岸のグラベル。ここまでに阪神なぎさ回廊を走ってきたが、つぎはぎだらけの木道よりずっと走りやすい。



45km、ポタリング。

2月12日(月)

孫1号は熱も下がり回復したとのこと。私たちも症状はないので、インフルエンザには罹患していないようだ。あまりストレスのない生活をしているので、免疫力は高めかもしれない。

旅行なども中止したので、今日は思いつきハイキング。妻と川西能勢口までバス・電車で行き、池田市の吾妻で早めのランチ。連休なので、店は混み合っており、予約は3番目。瓶ビール大1本を二人で分け合い、名物のささめうどんをいただく。老人になったせいだろうか、以前よりはより美味しく感じられる。食後、店をでると外では多くの人が順番待ちをしていた。



久安寺までぶらぶらと歩いていく途中、池田城址に立ち寄る。
天守閣に上れるんや、知らんかった。


白梅がほころび始めた。


途中、水仙の群落を眺めてから、池田市立五月山動物園へ。


人気のウォンバットの前では人だかり。もこもこしていて、たしかに可愛い。


R173に並行して、旧余野街道の入口を発見。ウォーキングだからこそ、気づくのだろう。山裾の路地のような道をのんびりと歩いていく。



R423に並行する余野街道を歩いて、久安寺へ。冬枯れの寺は静か。


寝仏の腕をさすって、右上腕骨骨折の快癒を祈願。日々、自主リハビリを続けていて、改善の余地はあるみたい。たぶん骨折2年くらいまでは伸びしろは残っているようだが、老化も並行して進むので、自主リハビリのち、あとは神頼みがよろしいでしょう(苦笑

妻が歩き疲れたようなので、久安寺前のバス停から阪急バスに乗り阪急池田駅へ。宝塚でお気に入りのお弁当を買って、夕食は簡単にすます。

13Kmほどウォーキング。

久安寺前ではロードバイク乗りが次々と下ってくる。妻が「あなたが昔、ロードバイクで走ったコースをいまはウォーキングで再訪している感じやね」と言っていたが、亀岡から上って、12kmほどあるR423の下りを楽しんでいた自分が確かにいた。以前のようにバリバリと走ることはできなくなったけれど、4台の自転車に囲まれて、それなりに幸せです、はい。

カーボンバイクのオーバーホールをショップに依頼する予定。クロモリロードはじぶんでボチボチといじっていこうかな。

2月13日(火)〜15日(木)

インフルエンザB型のため孫1号のクラスは日曜まで、学級閉鎖となる。長男夫婦は仕事が繁忙期なので、私たちが孫守。
世捨て人となって久しい隠居生活、社会に貢献することも少なくなったので、せめて孫守で少しは役立つほうが良いだろう。
とはいえ、小さな子供の相手はけっこう疲れる。夜はふたりで外食。

2月16日(金)

義父母宅の売却手続きに進捗あり。不動産会社にて買い主の条件などの説明を受ける。ある程度、満足できる条件なので、本契約する方向で検討。
息子たちからもアドバイスを受ける。不動産会社を辞してから、休暇中の長男の奥さんが所用があるので、交代して長男宅で孫守。

2月17日(土)
孫2号の子守。無条件にかわいい。連日の孫守で、老夫婦はそれなりに疲労が出てきた(苦笑

2月18日(日)

暖かい一日。武庫川をウォーキング。

けっこうバタバタした1週間でした。





骨折術後、1年経過2024-01-18 23:07

義父母の実家売却手続きに奔走しているasyuuです。やはり神経が疲れますわ。

先週、右上腕骨近位端骨折の手術をした総合病院で術後の定期検診を受診。術後、1年が経過し、現状は下記の通り。

医師の所見は
・プレート・ボルトは安定して装着されており、人工骨もすっかり本来の骨に覆われている。骨頭壊死の可能性もない。
・プレート・ボルトの除去手術は勧めない。再度、手術すると筋肉などを損傷する恐れがあるし、プレート・ボルトを除去しても可動域制限の改善は見込まれないだろう。
・私の年齢だと、もっと可動域の制限が残る人も多いので、かなり回復したほうだと思う。
・プレート・ボルトをそのままにしておくデメリットは、次に激しい転倒をすると、上腕骨の下部分をポキッと骨折することになるだろう。

術前に説明を受けていた内容に変更はないということですね。6ヶ月後の7月に受診して、総合病院の定期検診は卒業の予定。

もっと若ければ、プレート・ボルトを除去するという選択もあろうが、私の場合、古稀だし、プレート・ボルトの寿命のほうが私より長い確率が高い(苦笑

サイボーグ状態で余生を送るということになります。

そして今日は、近くの整形外科でリハビリ受診。院長に「こちらでお世話になり、ちょうど1年になり、自分でもリハビリ期間は最長1年と決めていたので、とりあえず卒業とさせていただきます。」とこちらの意向を伝えた。院長から「よく頑張られましたね。リハビリ卒業でよろしいでしょう。」と言っていただいた。

来週のリハビリを最後に、リハビリ卒業ということになる。その日はリハビリ卒業祝い?としてふぐ鍋を食べに行く予定。食い意地だけ張っている・・・

ただ自分ではもうすこし伸びしろはあるようなので、日々自主リハビリを続けていく。意識的に身体を使っていくのは、骨折部分以外の動きも改善していくというメリットもありますしね。

忙中閑あり。

歩くことが基本の身体なので、中山連山をハイキングしたり、



街ぶらしながらラーメンやカレーを食べたりしていた。


骨折してから、短気さや他罰性がかなり緩和されたような気もする。淡々と日々を過ごし、そして雑事を片付けていくことになるだろう。




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