amazonアソシエイトと「アキハバラ@DEEP」2005-11-01 22:28


amazon アソシエイトに申し込みしました。
別に、こづかい稼ぎをしたいわけではなく、本の画像が欲しかったんです。

勝手に画像を引用することは、著作権の侵害になるし、購入した本とはいえ、それを撮影したものを載せるのも微妙な問題らしい。
で、amazon アソシエイトでリンク作成することにしました。
なんか審査などがあるそうだけど、昨日の深夜申し込んで、今日の夕方には承認のメールが到着。
でも、どのような審査をしているんでしょうね?

祈念すべき第1号は、石田衣良の「アキハバラ@DEEP」
この本は、我が愛機ThinkPad X20を買わせるほど、PCオタクには魅力的な本。読んでいて、気持ちがいいんです。
新しいサーチェンジを創るPCオタクの少年たち、戦闘美少女が、資本の論理を貫こうとするIT資本家と対立し、AI化したサーチェンジが意外な結末をもたらすという物語。

でも、石田衣良の恋愛小説も、実はかなり好きなんですよ。
Sexシーンは、なかなか湿り気?があってよろしい。

文化の日、奈良散策へ2005-11-03 08:31

関西地方は、曇り空。

今日は、友人と奈良散策にいまから出かけます。

明日は、滋賀・比良山系武奈ヶ岳(1253m)に登山の予定。 仕事とPCばかりしていると、からだも精神も硬直し始めますから。

いつも覗いているお気に入りの山のサイトがあります。

alon in the mountain

下のIndexからたどれる絵日記も、なかなかおもしろい。

alon in the mountain

サイトの管理者の恋が現在進行中のようです。 なんどか恋の変遷を経ているようだけど、彼女たち、みなかわいい雰囲気が縮小写真から伺えます。

なんかおきにいりのサイトです。

では、いまから奈良に行ってきます。

かっこいいぞ、奈良県立図書情報館2005-11-03 21:59

本日の奈良散策の主目的は、今日オープンする奈良県立図書情報館。近鉄新大宮駅(奈良駅のひとつ手前の駅)下車して、佐保川沿いに下っていくと、

おおー、ありました。

広い敷地のなかに、3F建ての建物が見える。
中にはいると、広いスペースに書架・PCスペースなどが配置されている。

雑誌の配置も、なかなかおしゃれな配置の仕方。
センスのよい図書館です。

PCは登録手続きをすると、自由にNet検索などを行うようになっている。OSはWindows XP。Linuxではありません(あたりまえか)。

ただアダルトサイトなどは見られないように、規制をかけているようだ。

オープン初日なので、混雑していると思ったが、広いスペースのためか、それほど喧噪状態じゃない。

この図書館、いいねえ。

図書館にいたる佐保川ぞいに、新築の分譲住宅がある。
戸建てで、そこそこの広さ。
佐保川周辺は静かな住宅地だし、春には見事な桜並木。
思わず、購入したくなりました。あとでNetで調べると、3,750万円からの物件らしい。

でも、ここから神戸の会社に通うのは、とてもムリ。

とても残念でした。

森に籠もる日と「街のクジラ」2005-11-04 00:00

奈良に向かう電車のなかで、「街のクジラ」(中村淳 著 朱鳥社)を再読。



2年前に読んだ本だが、明日の武奈ヶ岳登山に向けて、読み直した。
凡庸なアウトドア小説ではなく、自然の中に入ったときの感覚が丁寧に描かれている小説。
2年前、書店でふと手にとって、いっきに読んだ。そして、再度読み返してみると、いまの自分の仕事上のしんどさがどのようなところから来ているかもわかるような気がする。

「石橋は叩けば叩くほど、「ユーモアと自然であること」は剥がれて谷底へと落ちて細っていく。あげくの果てに、冷たいしかめっ面の石の骨だけが残される。」(214頁)
山に登る人、カヌーをする人、釣りをする人には感覚がすっと入っていくる小説です。
さて、あすは紅葉の山で、精霊にあってこようと思います。

森の精霊に出会う 「比良・白滝山」(1)2005-11-05 22:28

3日(金)
快晴の日。滋賀・比良山系を歩こうと、家を出る。
JR大阪駅で湖西線に乗り換えようとすると、姫路周辺の濃霧のため、ダイヤが乱れている。

がーん、日暮れの早い秋の日、これではロング縦走はむつかしい・・・。

で、当初、比良山系最高峰武奈ヶ岳に登る予定だったが、変更して比良山系主稜をはずれた白滝山(1022m)に登ることにする。

だが、白滝山周辺は、豊かな森が残っており、歩く人も少ない。

黄葉はピークを過ぎており、黄色の木々の海に潜ることはできない。でも、歩いていると、落葉が落ちる音がはっきりと聞こえる。
風もなく、立ち止まると、静寂としかいえない森の中にただひとりいる。

けっきょく、森を歩いている間、だれにも出会うことがなかった。

脅威の中高年集団(かれらが近づいていると、二山先ぐらいから笑い声が聞こえるから、すぐわかる)にも出会わない。みな、遠くの山にいったのかなあ。

水量の少ない谷で、ブナ林越しに青空を見る。
黄葉とのコントラストで、青空がより青く、見える。

幻の池 「比良・白滝山」(2)2005-11-05 22:55

黄葉に囲まれる長池 
白滝山周辺には、いくつかの池がある。

山上の池は、なにか不思議な感じを与えるんですよね。

ときには神秘的な、ときには不気味なような感覚。

写真の長池は、木々に囲まれて、ひっそり佇むように山上にある池。何度もこの池には訪れているが、新緑・黄葉時期、時間帯によって池の表情が違う。

この森にはまだ、いくつかの池が点在しているようだ。
だが、登山道からは離れ、たぶん訪れたい人も口外していないのではないか。じぶんの宝物を大切にするように。

いつか森に分け入って、幻の池を見つけたいような欲求に駆られる。
でも、森から抜けられなくなるのもイヤだなあ。

森には、なにか私たちの想像を超えたものがあるような気もする。

街でいると感じないような、風の動き、匂い、そして自然のなかで虚勢を張っても通じないことをわかること。

森でSexしようが××しようが・・・2005-11-06 12:45

まあ、そうカッカせずに

ひさしぶりにあきれた、ホントにあきれた。

女人禁制の大峰山系に登山を強行したグループのBlogが炎上している。

ここ

もうじゅうぶん批判は出尽くしているので、とくにわたしが批判することもないだろうけど。

それに内田先生が、的確な批判をされておられる。

内田樹の研究室・大峰山炎上

グループの質問書が失笑をかっているけれど、森でSexしようが××しようが・・・それは「望ましいことではない」が「そのへんはわかるでしょ」という阿吽の呼吸というものがあるじゃないか。

なんでも言葉にすれば、論理化(幼稚な論理なら小学生でもできる)すれば、よいというものでもないでしょう。

わたしも、森にテント泊すれば生理的欲求に耐えかねて?ウンチをする。水の流れから離れた場所に穴を掘り、そこにして使ったトイレットペーパーを焼いて、その穴を埋める。 もちろん、これらは自己満足にすぎない。理想は、他のゴミと同様、自分のウンチも街に持ちかえることだろう。でも、そこまでは、徹底できない(ごめんなさい)。

私たちが、森に入るということはそこにおじゃまさせてもらっていること。私たちが、森の中にいること自体、「不自然」なことかもしれない。 昔の杣人(そまびと)は、山のなかで男女であればSexしたかもしれない。若い恋人たちであれば、せまい家ではなく、自然のなかでSexするほうが気持ちよかったかも(あくまでも想像ね)。

団体で押しかけ、そして自分らの論理を声高に主張する。論理の正否のまえに、その態度が卑しいのだ。

いちど四方数キロは人がいない森で、ひとりテント泊をしてみれば、「頭で悩むことが高尚なんだ」という価値観とはちがうものも見えてくるかもしれないのに。

でも、20代の学生の頃であれば、このグループの論理に「頭で」賛同したかもしれないなあ。なんとなく生理的にいやだなあと思うものは避けるのがイイ、という知恵をすこしは身につけたのかもしれない。


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