隠居生活6年目2023-04-14 21:44

高知東海岸の海はまさしく青。
今年の桜は骨折中のため、ロードバイクで見ることはできず、近場の桜並木を散策したけれど、それなにり趣のある桜並木が多いのに気づいた。


4月になって隠居生活6年目に入った。64歳で組織人としての仕事は卒業、凡々と隠居生活を過ごしてきたが、あいだ3年間のコロナ自粛は想定外。でも、青春時代の3年と異なり、老年の3年はそれほど変化がないものだろう。コロナ自粛で、老後の蓄えもほとんど目減りしなかったし(苦笑

凡々とぼんやり想定内の範囲で生きてきたけれど、昨年末にグラベルバイクで落車して、右上腕骨骨折。
いままで運良く、病気も怪我も家族の心配もあまりなく生きてきたけれど、古稀前にやっちまいましたね。今月6日で術後3ヶ月が経過した。

プレート・ボルト装着手術を経て、
・術後に初めて病院内でシャワーを浴びたとき、右肘がL字型に膠着して曲がらないのにびっくり。

2月初め、体幹固定用の三角巾を外し、肘を曲げるも腕から肘、手首にかけて棒が一本入っているかのような違和感。

月1回総合病院で術後検査。週2回ほど近所の整形外科でリハビリ通院。かなりゆったりとしたペースだが、肩周りの拘縮は緩和されつつある。
通院のリハビリのみでは当然不十分なので、ウォーキング+リハビリ運動を戸外で積極的にするようにしている。
夜は、フォームローラーで可動域を広げるストレッチをセットでおこなう。


右腕が接着剤で肩に付いているかのようなバリバリとした違和感は少なくってきたが、その反動か、右腕が錘のように感じる不自然さ。肩甲骨まわり、脇、肩、肘の筋肉をほぐすマッサージも積極的にする。


4月6日、施術していただいた主治医の定期検査。主治医はいつも元気で明るい。
当日CT撮影した画像を見ながら、「asyuuさん、いいですよ。骨もしっかり着いてきているし、もう運動制限なしでいいですよ!」との診断。
運動制限なし、イコール、骨折前のように自由自在に運動できるわけではなく、可動域の制限のため、他の健常部分も影響を受けているので、それらをチェック・改善しながらリハビリしていくことになるだろう。
それに重いものを持ったり、腕で引いたりするのはまだまだ正直、抵抗感があるので、徐々に右腕中心に移行させる予定だ。

運動制限はなくなったので、落車したグラベルバイクがそのままの状態だったので、洗車。身体は一部壊れたけど、車体はとくに異状は見あたらない。
家の前ですこしグラベルバイクに跨ったが、まだまだ体幹に不安があるので、バイクをコントロールするためにはあと1ヶ月ほど先がよいだろうと判断。


骨折前を10とすると、術後直後は2−3ほどの身体能力。術後3ヶ月の現在はやっとこさ5を越えたくらいか。骨折するということは、たぶんそういうこと、リハビリしても骨折前には戻らないだろう。
ただ、できないことを数えるより、できることを数えること。
喪ったもの、厭だったことを思い出すより、明日の楽しいことを見つけること。
それがリハビリにも、古稀を経た生き方にも反映するだろうな。自分の器の小ささは十分にわかったので、静かに誠実に70代を生きていきたいな。

今年も5月の風とロードバイクを味わいたいし、高知にもふらっとひとり旅に出かけたい。高知東海岸の青い海に再会するのが楽しみだ。

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