リハビリ開始2023-01-21 15:33

親戚からお見舞いにいただいた高級イチゴ。
術後、2週間が経過。
先日、手術した総合病院で抜糸(といっても溶ける糸と接着処理しているので、テープを剥がしただけ)と術後の経過観察。
術後の経過観察は総合病院で、リハビリは自宅付近の整形外科で、と並行受診していくことになる。

今日は紹介状をもって、駅近の整形外科を予約の上、受診。
総合病院でいただいた画像データなどの記録されたCD-Rも提出しているので、スムースにリハビリ計画が提示される。とはいえ、まだ骨の融合が進んでいないので、本格的リハビリはもうすこし先。超音波治療器で骨の融合を促進して、腕の可動域を徐々に広げていくリハビリ開始。
専門スタッフ(理学療法士)によってリハビリしてもらうが、怪我をしてからちょうど1ヶ月、ほとんど右腕を動かしていなかったので、痛気持ちよい(苦笑

術後、初めて病院でシャワーをしたとき右腕の肘から手首にかけて、棒が一本入っているかのように硬直状態だったことに、予想はしていたとはいえ衝撃を受けたけど、いまは想定内の可動域といえようか。もちろんこれから次第に苦労していくだろうけどね。

今回の手術で全身麻酔を体験したが、スピリチュアルな体験もなく、ただただ「無」な世界がそこにはあっただけ。4時間の手術だったけど、じぶんの感覚ではソファで10分ほどぐっすりと寝落ちしたかのよう。「死」というのは、かくのごとき「無」の世界にいってしまうことかもしれない。信仰心もなく、現世利益に執着するほどの自分ではないけど、「死」が限りない「無」だとすると、まだこの世界に生きていくことは、ある意味「苦ではなく、恩恵」ではなかろうかと感じた。「我存在あるが故に、我あり」っていう感じ。
もちろん人は平等に滅んでいくけれど、人に愛され、家族や友人、そして自然を愛した記憶をしばし自分のなかに蓄積させていくだけで十分に贅沢な時間だろうなとより思うようになった。

リハビリ開始したとはいえ、怪我前の自分に戻ることはできないだろう。入院中に看護師さんから毎日「術後直後の痛みを十とすると、いまはどれくらい?」と尋ねられた。手術翌日は、3−4くらい、翌々日からは2−3くらい、退院直前は「0に近い」と答えていた。事前に説明を受け想定していたより、痛みは少なかったな。

ただ現在の自分の体力は怪我前の3割ほどかな。体重は2Kg減。浴室でシャワーを浴びるとき、鏡にうつる自分の腕、胸は確実に筋肉が落ちている。リハビリをしても、可動域を含めて、8−9割しか復活できないかもしれない。でも悲観することばかりでもなく、他の部分(内臓や心臓など)に意味ある生活習慣を付与してあげれば、しばらくは騙し騙し自分の身体を使っていくことができるかもしれないね。

受診後、同行してくれた妻と喫茶店でお茶。妻はジムへ、私はのんびりと公園経由で徒歩で帰宅。

まあ、そういうことでリハビリ開始ですわ。

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