イタリアと自転車2014-12-24 21:25

12連休の最終日、今日もまったりと過ごした。
旅行前に購入したスマホの機能を試したり、Netで情報収集して一通り使えるようになったかな。

12連休とはいえ週休3日制で働いているので、使った有給は5日でした。

やばい、ロードバイクの乗り方を忘れそうだ・・・

ボクはご承知のようにヘタレなロードバイク乗りな訳だけど、「イタリア旅行」というとどうしてもロードバイクとリンクしていくと思う。
でも、今回の同行者は自転車には一切興味がない、にも関わらずナビゲーターの女子がローマの自転車ショップを事前に調べてくれていた。

ローマでの1日自由時間の際、スペイン広場近くの小さなショップをナビゲーターの案内で訪れた。彼女は抜群の方向感覚があるので、ヴェネッツアの路地でも迷うことなくズンズンと進んでいく、いやー、感動もんでした。

小さなショップで日本人観光客はショップのサイクルジャージを買う人が多いみたい。
ナビゲーターの女子が「asyuuさん無理して買わなくてもいいのよ」と囁いてくれたので、それほど好みじゃないので踏みとどまりました(苦笑)。

そのあと立ち寄ったFENDIローマ店で女友達らはバックの前で狂喜乱舞していました(リアルよりオーバーに表現しています)。FENDIローマ店のトイレを使わせてもらったのが、ボクには印象的。

ローマ市街地ではロードバイクをほとんど見かけず、実用車が走っているくらい。
そもそもローマの車の運転はかなり荒っぽい。自動車優先で信号のない横断歩道を渡るときには、ヒールの音をカツカツと颯爽と鳴らしながら歩く女性に追随して、左右確認をしながら渡っていました(苦笑)

ローマは坂や石畳の道が多く、前述のように車優先社会なのでー「ローマ駐車事情」という項を設けて村上春樹もエッセイに書いているー自転車に優しい街とは言えないだろう。

それでも駅近くにレンタサイクルが設置されたり、


賃料を払えば電車にもそのまま乗り込むことができるようだ。



最近のロードバイクはほとんどMade in Taiwan。
ボクの所有しているBASSO VIPER(イタリア),LAPIERRE SENSIUM 300CP(フランス),RIDLEY X-FIRE(ベルギー)の3台ともMade in Taiwanだ。

じゃあイタリア製だったら全てありがたがるべきかは微妙なところ、だって「イタリア郵便事情」などを読んでいると、配達のいい加減ぶりは現在も続いているようだし。

どこかにチャンとした職人がいるはずだというのは、ボクらの独りよがりな願望かもしれませんね。

それにしてもトスカーナの風景はすばらしかった。

延々と続く丘陵地帯、こんなところをロードバイクやシクロで走れば素敵だろう。

改めて村上春樹の「遠い太鼓」のイタリア部分を読み返してみると、この作家はやはり物事の本質を掴むのがすごい人だなと思う。エッセイに描かれた「雉鳩亭」のような宿が現在もあるかどうか、そしてこれが実話だったかどうかもわからないけど、この項を読むとトスカーナの風景がよみがえる。

さて明日から2日だけ仕事して、正月休みは9連休、もうこんなスタイルがボクにはよいかもしれません。




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