そうだ、戸隠へ行こう(前編)2014-09-21 21:37


先日の戸隠高原旅行のこと、備忘録として書いておこう。

9月14日(日)
午前9時頃のJR大阪駅発「特急ワイドビューしなの」に乗り、午後2時JR長野駅に到着する。
一日に数便の直通便だけど5時間もかかる。新幹線で名古屋まで出て、ワイドビューしなのに乗り継ぐほうが乗車時間が短いが、まぁ初めてなのでこの特急便を利用することにした。

車内で淡路屋の駅弁・ビールなどを近しき人といただきながら、JR中央本線を北上。
長野が近づくと車内アナウンスがあり、右手に「日本三大車窓」のひとつ、善光寺平、千曲川流域、棚田が一望できる線区にあたるそうだ。

広々とした盆地と見事な棚田の風景。なかなかのものです。

JR長野駅に到着して駅前のアルピコ交通で「戸隠高原フリーきっぷ」を購入して、県道戸隠線のバスに乗ります。
この路線は県道76号線の一車線の狭い道を、バスでも息を次ぐかのように上っていく里道だ。

地元の人の車と路線バスしか利用しないようで交通量は少ない。

車窓の棚田などを眺めなら

次第に高度を上げていく。

いくつかの小さな集落を通りすぎて、前面に戸隠山の姿が見えてくる。修験の山を彷彿させる岩稜の山だ。

終点(戸隠中社)に到着すると、乗客はボクら夫婦と単独行の山ヤっぽい男子2人のみになっていた。

戸隠中社から森の小道を宿泊先のロッジまで歩いて行く。

途中、トレイルランナーがパラパラと追い抜いていくので「明日、開催されるトレイルラン大会の試走かな」と二人で話しながら歩いていると、ロッジに到着。

食事がなかなかのものと聞いていたが、和食をいただきながら生ビールとせっかく信州まで来たので地の冷酒を飲む。
食後、二人でロッジ前に出てみるとトレイルランナーが続々と熊よけの鈴を鳴らしながら通過していく。
途中の分岐点でコース案内しているスタッフに尋ねてみると、有名な「信越五岳トレイルラン110㎞」が実施されているとのこと。

このあたりが90㎞地点なのであと残り20㎞、なかなかにしんどい時間帯だろう。

「頑張って下さい!」と二人でランナーたちに声援を送ると、爽やかな声が帰ってくる。暗い森の小道、彼らはヘッドランプを点けているので顔はわからないが、たぶん若い人が中心だ。

長く生きていろいろな人の声を聞いていると、人を不快にさせたりイヤな気分にさせる声色というものが確かにある。それが若い人だと「この人、これからしんどい人生を歩むんだろうな」と密かに想像したりする。

トレイルランナーたちにはその鬱屈した響きがない。いいねー。

星空を眺めて、部屋に戻り、TVもないので午後9時過ぎには就寝。

ちなみに帰宅後、フルマラソン・トレイルランナーの次男に尋ねると「信越五岳トレイルラン110㎞」には、昨年、ペーサーとして参加したらしい。知りませんでした(苦笑)


後半に続きます。



コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
コメントいただく場合にはスパム防止のため、半角数字「0813」を入力してください。

コメント:

トラックバック


はてなブックマークに追加はてなブックマークに追加
Blog(asyuu@forest)内検索

Copyright© 2005-2024 asyuu. All Rights Reserved.