ビスコと村上春樹「やがて哀しき外国語」 ― 2009-12-17 23:34
ガツンと寒くなって、ThinkPadを打ちながら、ビスコを食べながら珈琲を飲んでいます。
キーボードにビスコの滓が落ちないよう、珈琲をこぼさないよう注意しましょう、自分。
ビスコは私の愛用の補給品で、登山をしている頃からよく食べています。ロードバイク乗りになってからも、ウェアーの後ろポケットにいくつか忍ばせている。
最近はクリーム味、チョコ味、パンプキン味と派生ビスコ?が多く出ているけど、やはりオーソドックスな赤ビスコが好きですねー。
閑話休題
寒いので、村上春樹のエッセイを読む。
村上春樹については短編小説、長編小説、翻訳という順で好きなんですが、彼のエッセイを読んでも正直それほど惹かれることはなかった。でもこのエッセイというか,ちょっとした短編小説のような文体にはかなり惹かれました。
村上さんのアメリカ・プリンストン大学での滞在記だけど、この頃から村上春樹が社会へのデタッチメントからコミットメントへと転換していく様子が見える。
村上春樹にしてはストレートな自分の心理の開陳が多いのも、アメリカという土地で執筆された影響があるかもしれない。
小難しいことは脇に置いて、「アメリカで走ること、日本で走ること」や
「運動靴をはいて床屋に行こう」などを読むと、村上春樹は戦後日本が生んだ類い希なる
「個人」なんだなと思う。群れたり仲良しごっこをしたがる日本人とはかなり異質なスタイル。それが彼の小説の魅力なんでしょう。
土曜は曇り時々雪という天気予報です。週末は例によってブラブラサイクリングの予定。でも西峠付近は雪になるかもしれない・・・。
12月23日に加古川マラソンがあり次男が参加するので、天気がよければロードバイクで応援に行こうかなと思っています。
市街地を走るのはつまらないので、有馬街道を抜け38号線を西進、三木市内から加古川に至るというコース設定を考えている。息子の応援を兼ねて、まだ走っていない播磨方面の道も探索しようという魂胆です。
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