凄いコミック「孤高の人」2009-11-28 09:12



最近マンネリでワンパターンぎみの井上雄彦「バガボンド」を凌駕しそうな勢いのコミック「孤高の人」最新刊。

人の浅ましさや嫉妬、そして悲しさと孤独。これを冬山、アルピニストという世界で描いていく作者の迫力に圧倒されてしまいそうだ。

小説でなく、映画でなく、コミックという世界だからこそ描くことができる表現方法があるのだろう。

とにかく絵がとんでもなくうまい。カットごとに作者のエネルギーが注ぎ込まれているのがはっきりとわかる。
今回は「メメント・モリ」 死を想えという副題がつけられている。
酷寒の北アルプス全山縦走で主人公森文太郎以外は全隊員遭難、そして見えてくる隊員の過去。だが彼らにはもう未来はこない。

死者とともに単独行としての登山に向かう森文太郎のスタイルを明示させるストーリー展開。コミックという表現方法の最先端がここにある。

忘れ去られる道ー天王峠旧道を走る2009-11-28 22:19

週末はバテバテなので今日は8時半頃まで爆睡。明日は天気が午後から崩れるようなので、今日すこしロードバイクで走っておこうと10時半頃発進。最近は三田方面に走ることが多かったので、今日は亀岡方面に走ることにした。

猪名川堤防道路を北上し、県道12号線から一庫ダムに入る。


今日は向かい風が強烈。北西から吹く強風で走っていると、ロードバイクがブレるほどだ。県道106号線を北上。

倉垣の自動販売機でホットココアを飲む。


晴れ間が広がってきた。
ひいらぎ峠を越えて下るも、向かい風で全然スピードが上がらない。

亀岡市街地方面は黒い雲がかかっているので、旧篠山街道を西進し、R173天王峠の旧道を走ってみることにした。いつもいきあたりばったりのサイクリングだ。


稲荷神社。


切り通しの道の途中にあるが、ここだけ異界の雰囲気がしていつも立ち寄ることが躊躇われる場所だ。


里山のお寺に立ち寄る。いつもの願い事をする。






苔が好きです(笑

R372に合流し西進して天引トンネルを通過します。



2003年11月に開通し歩道も広いので、ロードバイクでも走りやすい。トンネルの上を旧道が走っているが、この旧道もおすすめだが今回はパス。

R173に合流しコンビニでトイレ休憩ののち天王峠旧道を目指す。R173を上っていくが、ある程度上ってから陸橋から下を覗くと旧道らしい七曲がりの道が走っている。入り口を通過してしまったようだ。下り直して入り口を探すと、福住方面からだとため池の道を入っていけばよい。てっきり車止めがあると先入観があったので、見落としていた。

R173は山間に陸橋を架け山を巻いていくが、旧道は山肌を縫う七曲がりの道だ。




当初はR173沿いに走っていくがR173を横切り再度旧道に入ると、道は落葉にすっかり埋まっている。


誰とも会わず、当然車も走っていない。次第に忘れられていく道であり、何十年か立てば山に埋まってしまうかもしれない。

林道のような道を上り詰めると

天王トンネルの横に出てくる。

続けて、はらがたわ峠旧道を走ってもいいけど下りが荒れていそうなので、601号線に入り篭坊温泉を通過し、西峠を上る。

あとは西峠から下り・追い風で県道12号線を南下。猪名川堤防道路を走り、午後5時半頃帰宅。

今日の走行距離 121.56Km

・天王峠旧道、意外と荒れておらず、ロードバイクでも十分走ることができます。ただ能勢側からだと下りでスリップの危険があるかもしれません。

・帰宅後、ツーリングマップル関西をチェックしてみると天王から舗装林道があるみたいだ。次回はこの道を走ってみよう。

・明日は晴れ後雨の天気予報。さて何をしましょう。


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