比良山系ちょこっとトレイルラン2009-11-01 14:02

昨日の比良山系ちょこっとトレイルランをまとめてみました。

金曜の早起きと仕事の疲れのためか、目覚まし時計に反応せず目覚めたのは午前8時頃。ジョギングサポートギア・ワコールCWーXを身につけ、ライト・バックパックは次男のモノを借用。

JR大阪駅から新快速・湖西線普通電車と乗り継いで午前11時40分JR比良駅に到着。

快晴で暖かい。比良連山を望むと、心が踊ってきます。


トレイルランシューズのSCARPA アペックスXCRの履き心地を確かめながらゆっくり山へと向かいます。

イン谷口からダケ道方面を登っていく。



今回は時間が無いので、青ガレ・金糞峠は利用せず、カモシカ台・北比良峠を目指す。


急登の荒れた道が続くので、走ることなんかできません。



紅葉を眺めながら、歩き中心で登っていきます。







途中、森の中で休憩すると吹き抜ける風が気持ちよく、落葉する音しか聞こえない。

森を抜けると、北比良峠のガレ場に出てくる。

北比良峠には以前はロープウエイの山上駅があったが、ロープウエイは2004年3月に廃止。琵琶湖側からだと標高差1000m以上の山となり、比良山系は原初の姿に戻りつつある。

八雲が原に下りてきて、湿原を散策。



食堂のあった場所も湿原が回復されている。 この場所でテント泊したり、驟雨を避けるため食堂で滞留したことが思い出される。

旧スキー場のゲレンデ跡から武奈ケ岳方面を望む。

武奈ケ岳の頂上付近に登山者の姿を見ることができる。快晴なので、登山者も多いことだろう。今回は、時間がないので武奈ケ岳登頂は割愛。山の中で日暮れを迎えるほどリスキーなものはありませんもの。

スキー場跡を抜けて、シャカ岳ーヤケ山ーJR北小松駅へと縦走することにしました。

気持ちのよい尾根道がしばし続きます。


この付近は潅木地帯が続くが、琵琶湖に面する方の樹木は積雪の重みで琵琶湖側に倒れこむように生えている。厳しい冬、日本海から吹きつける雪に潅木が耐えた姿だ。


潅木の中を走っていくが、石ころだけで走りにくい・・・


アップダウンを繰り返しながら縦走していきます。


まわりは黄葉の森。


釈迦岳(1060m)


このコースは琵琶湖と日本海へ至る山脈を両側に眺めながら走ることができる贅沢コースです。


琵琶湖側。


乗ったら分解してしまいそうな岩(汗

ヤケオ山に到着。



リトル比良の縦走コース、黒谷の集落、そしてオトシの湿地帯を一望できます。

ヤケオ山からは比良随一の坂といわれる下りを転げるように降りていきます。もちろん、走ることなんてできません。ヤケ山を経ると、やっとシングルトラックぼい道が現れるので、落ち葉を踏みしめながら走ります。


涼峠に到着。北小松の集落から夏に涼を求めて人々が登ってきたため付けられたとのことだけど、登るまでたっぷり汗をかいてしまうでしょう。





峠から琵琶湖を眺めることができます。

途中、滝見台から楊梅(やまもも)ノ滝を眺める。もう北小松の集落は近い。




午後4時すぎアスファルト道に至り、比良げんき村を過ぎてJR北小松駅に到着。


JR湖西線の車窓から暮色の比良山系を眺める。


伊吹山ヒルクライムを終えて、近江舞子のホテルに泊まって翌日、自走で帰ったことを思い出す。そして車窓からロードバイクで走った道を眺めながら、またこの道もロードバイクで走ろうと思っていると、疲れで眠りについていく。

・昨日の山行き距離は15Kmほどだろうか。ゆっくり歩けば6時間半ほどのコースだから、デジカメ撮りながら走った割にはすこしは早かったのかもしれません。
・トレイルランシューズは、自転車でいうとMTBなんでしょう。悪路でもしっかりと山道をホールドして、つま先部分は補強されているので岩や木の根っこにぶつかっても痛くない、そのうえ軽い。重い登山靴を使っていた私としては新鮮な体験でした。ロードバイクと同じく、なんか自由な感じ。でも比良山系はトレイルランには向いていないかも。六甲山系がよいかもしれません。
・ガツガツ走るということはできないので、山で遊ぶという感覚。そうした感覚からするとトレイルランと決めつけずに、走り歩くという遊びなんでしょう。実際、急登は走れないし、急坂はムリすると転倒のリスクが高まる。ロードバイクにしろ登山にしろ下りでの事故がいちばん多いのですから。
・帰りの電車の中で、「ロードバイクのペダルをSPD-SLにして、トレイルランシューズを用意してロードバイク+北摂トレイルランも楽しそう」と妄想していました(笑
・で今日は午前中は本の整理と部屋の掃除、そして筋肉痛(前頭筋ー下りで衝撃を支えるからか?)で過ごしております。

コメント

_ わるたわん ― 2009-11-01 16:29

私も昨日HK総合の「激走モンブラン!」を見ただけに、比良山系トレイルランの雰囲気がリアルに伝わってきます。まさに沁みる一日を過されたようですね。

_ asyuu>わるたわんさん ― 2009-11-01 22:41

BSでの完全版も楽しみです。
ロードバイクも好きですけど、山も好きですね。
うまくトレイルランと組み合わせて一挙両得といきたいのですが
そんなにうまくはいかないでしょーね(苦笑

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