息子と私の俺チャレ ― 2009-07-20 15:19
起床すると雨が降っている。あかんやん。午前10時すぎには雨も止み路面も乾いたので、軽く走ることにした。リアルタイムレーダーを眺めると、雨雲襲来には2時間ほど余裕があるようだ。
武庫川堤防道路、仁川激坂、五ケ池ピクニックロード、甲山、鷲林寺(じゅうりんじ）と走る。六甲ヒルクライムをするほどの元気もないし、六甲は雲に被われている。
鷲林寺までの上りは、オヤジ自転車乗りにとっては適度な上りで時間がないときには良いコースだ。時折、このコースを走っていますね。
これとか
これも
下りは、県道16号線から仁川まで一気にダウンヒル。武庫川堤防道路を往復していると、雨がパラパラと降り始めたので加速して帰宅。昼食をとって、リアルレーダを見ると雨雲は南下しているが、微妙な天候。天気、読めないなぁ。
とりあえず48.31Km走行
ところで昨夜未明に、長野県王滝村で開催された「OSJおんたけウルトラトレイル100km」に参加していた次男が帰宅。7月19日の午前0時にスタート、午後4時ころに到着し103Kmを完走したとのこと。ようやるわ。
このコースはMTBの大会でも有名だが、次男曰く「激しい雨だし、景色がまったく変わらず正直、おもろうなかったわ」とのこと。でも私、長男連名で次男を「我が家のアスリートNo1認定」といたしました（笑.彼の俺チャレはしばらく続くようです。
今月号の「CYCLE SPROTS」に
![CYCLE SPORTS (サイクルスポーツ) 2009年 08月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/618aohEvEXL._SL160_.jpg)
東京→直江津300Km、俺チャレ2009年夏の特集がある。セルフ耐久ランとして他のコースも紹介されている。私の俺チャレとして近くぜひ実現したいのが「日本海往復ラン」。私のことだから、国道を避けてマイナーなコース選択になるので、ちょうど300Kmほどになるだろう。
さて夕方も軽く走ってみようか。雨、降らないよなぁ・・・
消化不良の3連休 ― 2009-07-20 22:13
結局、今日は夕方に猪名川堤防道路を周回して走行距離は合計88.23Km
天気予報が見事に外れ、結局雨は降らず。北摂を走ることができたかもしれない。
ロードバイクに飽きることなく乗っているのは、北摂の豊かな自然と走りやすい道があるからだ。
猪名川から見る北摂の山々。あの山の向こうへ走っていく。
今日もR2は車の渋滞がひどい。連休で車での移動が多いのだろう。そんな国道をロードバイクで走っても何も楽しくない。県道12号線杉生から峠を越えて能勢町に入る道。気持ちの良いダウンヒルで下っていく。
ほとんど車の通らない道をロードバイクで走る楽しさ。
林道沿いの川、緑の里山、ダム湖を眺めながら走っていくことができる。
この連休、走った距離は180Kmほど。天気がよければ1日で走ってしまう距離だ。もっともっと道の向こうへ行きたいなとますます感じた連休だった。次回はガッツリと走りたい。
ところでバテたらコカコーラが効くといくつかのブログで書かれているが、本当かしらん。時折飲むが、私にはそれほど効果がないような気もする。
今週末には関西地方も梅雨明けしてほしいな。
夜のロードバイクと村上春樹ロングインタビュー ― 2009-07-22 23:59
今宵は雨も上がり、すこし湿度も低い。夜ポタで猪名川堤防道路をロードバイクで周回。1時間ほど走って走行距離は24.59Km
すこしでもロードバイクのサドルの上にいるって感覚が好きなんだ。伊丹空港で羽根を休める飛行機たち、遠くに見える大阪梅田の高層ビルの灯り、そして園田競馬場の夜の観覧席。無機質な異界の世界を見るような錯覚に陥る。
![b * p (ビーピー) 8 2009年 09月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51fpiX8fKYL._SL160_.jpg)
『b*p』第8号村上春樹特集を読んで、妙に幸せな気分になる。この中で内田樹教授は村上春樹の魅力について
・「ご飯とお掃除の」シーンが多いこと
・海外生活が村上さんの脳に負荷をかけたこと
・学生運動とは何だったのか？
・村上春樹はセックス（描写）がすごく巧い
・村上春樹を貫くフェアネス
という視点から分析している。なんか納得。
で
に村上春樹ロングインタビューが載っている（聞き手は作家の古川日出男）。
村上春樹はマスコミにはほとんど登場しないが、自己の作品に対しては多弁なほうだ。村上春樹全集では付録として自己の作品の解題を詳細に書いている。
今回のロングインタビューでも、この30年の自己の精神史について率直に話しておられる。「健全な肉体に宿る不健全な魂」という村上春樹流テーゼは、ここでも述べられている。この言葉はとっても好きだ。私小説でもなく、文壇村小説でもない村上春樹の小説は、邪悪な想像力と拮抗するための健全な肉体を必要とするのだろう。
これは彼のような稀有な小説家でなく「普通の人」でも必要とすることではないのか。人は関係性のなかで自分の中の邪悪なものに出会う。
「人の精神というのは、地表の部分を高くしようとすればするほど、地下の部分も同じだけ呼応して深くなるわけです。つまり人が善を目指そうとすれば、悪という補償作用として必ずその人の中で、同じぶん伸びていきます。つまり、人が健康になろうと思えば思うほど、地下にあるその人の不健全な部分は深くなっていくはずなんです」（同署64頁）
自分は誠実で、人との関係性を尊重すると無邪気に主張する人を、私は基本的に信頼しない。それは彼らの単なる願望にすぎないからだ。村上春樹の小説、とくに最新作「1Q84」に出てくる牛河の人物設定に妙に魅力を感じる自分がいる。天吾、ふかえり、青豆、天吾の母を鳥瞰できるような情報を持っているとちらつかせて、拝金主義、権威依存の象徴のようなスタイルをとりながら、なぜか憎めない。
牛河に、不健全な肉体とそれと拮抗する羞恥や率直な善意が反作用として見うけられるのだ。それが欲望資本主義を生きる私たちの姿かもしれないと思ったりする。
ロングインタビューの中で、村上春樹はドストエフスキーのような「総合小説」への希求が述べられている。しばらく間隔をおいて「1Q84」を再読してみよう。
カズオ・イシグロの短編集も読み始める。音楽家になりたかったというカズオ・イシグロが「ありえたかもしれない人生」にバタバタする人々をユーモアとビターな筆力で描いた短編集だ。
アンチエイジングという信仰めいたものと対極にあるような夕暮れの風景。そんなほうが私は好きだな。
南木佳士さんの最新エッセイ集。人生の夕暮れを直截に描く南木さんのエッセイは、年相応の私にはすんなりと入ってくる。
でも1日で日本海まで往復する、俺チャレ日本海往復300Kmは猛暑になる前に実現したい。
最後はやっぱ自転車ネタでした・・・・
丹波篠山のんびりツーリング ― 2009-07-24 23:18
最近、北摂方面に走りに行っていないので今日は有給をとって走りに出かけました。9時すぎに出発して、夕方には帰宅するコース。のんびりと丹波篠山ツーリングにすることにした。
武庫川堤防道路を経て、宝塚十万辻を上る。十万辻トンネルを越えると、車も少なくなり信号もなく別世界のようなロードバイク天国。大坂峠、切詰峠を経て、千丈寺湖湖岸道路を走る。初めて走る湖岸沿いの道に神社があったので立ち寄ってみた。
狛犬が猿のような表情をしているのが特徴らしい。
例によって、いつもの願い事をする。
須磨田集落を気持ちよく走り、三本峠を越え立杭陶の里を目指す。
虚空蔵山を右手に、そして前方に白髪岳を眺めながら走っていく。
通称トンガリ山。
虚空蔵山の頂上からこのトンガリ山を眺めると、低山とは思えない秀麗な姿がひときわ目立つ。
R372を経て、のんびりと篠山市街地を走る。
武家屋敷通
篠山城址
妻入商家群
帰路はR372と平行に伸びていく農道を走る。
気持ちいいなぁ。
日置の集落を経て、曽地奥林道に入る。
標識が夏草に被われている。
緩やかな上りを味わうように走っていく。
後川に下りてきて、バス停で休憩。路線バスのバス停は休憩には絶好の場所だ。2時間に1本くらいしかバス便がないので、雨宿りや日よけには便利です。
最後の上り、西峠を越えると後は下り基調の走りだ。ムリをしなくてもロードバイクは進むので、ロードバイクと対話しながら走ることができる時間だ。
県道12号線、R173、猪名川堤防道路を経て書店など立ち寄って午後6時前に帰宅。
走行距離【140.11】Kmの、のんびりツーリング。
・盆休みはないので、分割して夏休みをとりながら、自転車、登山と今年は遊ぶ予定。それにしても梅雨明けが8月になろうとは想定外だorz
・この2、3日仕事でPCの端末とにらめっこしていたので、右目が充血している。会社のPCはユーザー無視なので使い辛い。今日はロードバイクから遠くばかり眺めたので、目にやさしい時間を過ごすことができた。
・ロードバイクで走ると、無縁だった篠山や亀岡、美山、そして静かな林道などが近しいものになる。
Viperは俊敏じゃないけど、長時間乗っていても疲れないロードバイクだ。あと38Km走ると、総走行距離15,000Kmとなる。
今宵も夜ポタ ― 2009-07-25 23:06
読書したり、昼寝をしたりしてゆっくりと過ごす。
夜、路面も乾き湿度も低めになったのでロードバイクに跨り夜のポタリング。猪名川堤防道路ー宝塚ー武庫川堤防道路と30.22Kmを走る。夜ポタではサイクルグローブをしない。距離が短いし、素手でハンドルバーを握ると、ブラケット、バーテープの感触が直に伝わってきて「ロードバイクと対話している」って感じになるんだな。
伊丹空港で次々と着陸してくる飛行機を眺めていると、ビルの灯りの間に花火の大輪が見える。そうか、今日は天神祭なんだ。しばし遠くの花火を眺める。
比良・烏谷山（からとやま）の頂上で初めてテント泊したときに見た湖西の花火、芦生の森テント泊から下りてきて帰路のJR電車の車窓から眺めた亀岡の花火。人ごみの中ではなく、ひとり静かに眺める花火のことを思い出した。
夜ポタはオヤジ妄想自転車乗りには、よい時間を与えてくれるかもしれない。
明日も天候は不安定みたい。自転車グッズでも検討しようか。
BASSO Viper走行距離15,000Km,自分へのご褒美にSugoi ― 2009-07-26 17:38
今日も天候不安定。梅雨のバカやろー！
よく走る南丹方面も午前中は大雨洪水警報が出る始末。リアルタイムレーダーを見ると、集中豪雨っぽい雨雲が北摂を通過している。
午後から神戸方面はしばし天気がもちそうなので、神戸市東灘区にあるアウトドアウエアー「Sugoi直営店」にロードバイクで出かけることにした。武庫川堤防道路を南下し、阪神電車高架沿いに西進する道が車も少なく走りやすい。
Sugoiに到着し、ショーツ、半袖ウエアーを購入。店長とお話ししていて、コンプレッション(着圧）効果のあるハイソックスも購入。大人のカード買い・一括支払いです（爆
Sugoiのウエアー、とくにショーツはパッドがしっかりしておりロングライドでもお尻が痛くならない。
ウエアーも肌触りが良く、夏のライドには快適だ。
その他、
Skinsパワーソックスを愛用しているが、
別ルートでSkinsパワースリーブ（腕用）もGetしました。
泊まり込みツーリングライドや真夏のライドには、ウエアーも頻繁に使用するし、疲労軽減になるこれらのウエアーはオヤジ自転車乗りにはけっこう役立つ。
エンジンを鍛えよというのは、まぁそれなりに・・・（苦笑
Sugoiまで往復し武庫川堤防道路を流して走行距離【38.24】Km
Basso Viperの総走行距離 15,031Km
2007年8月4日からViperに乗り始めてまもなく2年が経過する。トライアスリートならば半年くらいで走ってしまう距離だろうが、オヤジ・週末自転車乗りとしてはそこそこ走れたのではないだろうか。大きな落車もなく、楽しく走ることができた。
今日はViperの走行距離が15,000Kmを超えるとわかっていたので、自分へのご褒美（この歳になると自分のことは自分で褒めるしかない・・苦笑）にSugoiやSkinsをGetした次第です。
有川浩激甘小説 ― 2009-07-28 23:59
低気圧に弱いので、梅雨明けを切望するasyuuです。でも梅雨明けしたらお盆が近いんじゃないかと思うほど、雨続きの日が続く・・・
先日、武庫川をロードバイクで走ったとき、作家の有川浩さんが野草クッキング記事のため撮影した場所を通過。たぶんここじゃないだろうか。
彼女の激甘小説を2冊読み始める。
甘すぎて途中で食せなくなるかもしれませんが。有川さんは、これから色々な小説を書ける方だろうなと思う。純文学なんていう概念はとっくに死に絶えたんだから、想像力が四方八方に飛んでいくような小説が好きですね。
書店でパラパラと眺めました。自転車乗りの特徴が、ずいぶんと自分にも当てはまるような感じ。まぁ、仕事以外では自転車のコトを考えていることが多いからなぁ。
今月30日にコミック「かもめ☆チャンス3」が出るので、それも読むつもり。
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