極悪林道ビレッジラインを経て五波峠に上る、そして低速落車 ― 2009-04-19 22:01
昨日の五波峠ツーリングの記録です。
朝5時半に起床し、JR宝塚まで走り7時12分発、4両編成の丹波快速に乗車。
今回は福知山で山陰本線に乗りかえるので、後輪も外して輪行袋に入れている。
篠山口では雲海の名残のような雲が拡がっている。
谷川駅で加古川線との乗り継ぎで4分ほど停車する。ホームに出て、春の空気を吸う。山々も芽吹きの直前だ。
柏原付近は霧に被われている。
早朝に走れば雲海が見えるのだろうか。
8時57分にJR福知山駅に到着。9時16分発の山陰本線園部行き普通列車に乗車。2両編成で先頭車両の先頭出口からしか乗り降りができない。9時57分にJR和知駅に到着。
JR和知駅前でロードバイクを組み立てる。今回山陰本線の乗り換えがあったので念のため後輪を外していたが、電車は空いていたし後輪を外さなくてもよかったようだ。この路線は輪行には好都合でこれから頻繁に利用しそうだ。
R27から外れて和知の里山の道を走る。タンポポの群生が至るところに咲いている。
府道12号線を東進し、大野ダムを過ぎ気持ちの良い道を走る。車も少なく、光りの中を走っていく。途中、名残の桜も咲いている。
デジカメ画像を続けて撮ろうとすると「記録容量が不足している」というメッセージが表示される。あれっと思って記録媒体を確認するとXDピクチャーカードをスロットに入れることを忘れている・・・。内部記憶容量に頼るしかないな、今日は走れということかと府道12号線を走る。
R162に合流し、九鬼ケ坂を上る。若いロードバイク乗りが軽快に下り降りてくる。花脊峠を越え、周山街道を上ってきた京都の自転車乗りたちだろうか。
美山ふれあい広場で昼食用に鯖寿司、おにぎりを購入。美山ふれあい広場はオートバイ乗りの休憩場所になっており多くのライダーが休憩している。オートバイ乗りって集団でツーリングする人が多いみたいだ。
府道38号線に入り、由良川を右に眺めながら走る。この道も車が少なく、快走できる。途中、心惹かれる雑木林に出会う。ロードバイクを停めると、チェーンの廻る音、ホイールのラチェット音もなくなり野鳥のさえずりしか聞こえない。
田歌の集落を過ぎ、レストラン「田歌舎」の前を左折すると染ケ谷小倉線(見逃してしまいそうな小さな標識がある)、通称「ビレッジライン」に入っていく。林道らしい道で、ワクワクしたが・・・しばらく走ると・・・
倒木が道を塞いでいる。倒木続きでロードバイクを担いで進む。シクロクロスじゃないんだから・・・。行けるところまで行ってムリなら引き返そうと進む。獣臭さが森に漂い、南アルプス最南部沢口山でヌタ場を通過した時と同じ匂いがする。「京都府熊出現率No.1」というのはあながちオーバーではない。
倒木地帯を過ぎ、心細い森の中を抜けると、拍子抜けするほど普通の林道が現れる。
傾斜はきつくないがウネウネした林道を上っていく。
林道を上り詰めると五波峠(600m)
八ヶ峰(800m)の登山口にもなっており、またこの峠から芦生の杉生坂に至る登山道もあるようだ。森好きの私にとっては魅力的な山域だ。芦生登山の帰り、山の地図を眺めていると今回走っている若丹国境の山々に興味をもった。そこをロードバイクで走っているなんて、数年前には想像もしていない自分がいる。
峠を下り降り、R162に合流。名田庄あきない館で自然薯蕎麦、自然薯クッキー、漬け物を購入してバックパックに入れる。うーん、バックパックを背負いだしてから買い食いが多い・・・。
R162(周山街道)は国道だから車が多いと思ったが意外と少なく、走りやすい。堀越峠をまたまた上るが、かなり暑く汗が滴り落ちる。
隧道をいくつか通過する。
日暮れまでには池田に到着したいので、府道19号線ー日吉ー府道25号線ー亀岡ーR423と走る。
R423の上り口ですこし帰宅が遅れる旨メール。さぁ出発だとロードバイクに跨ると路肩の溝に前輪が嵌り、右側に転倒。やばい!と、まず確認したのがロードバイクというのがロードバイク乗りの性(さが)か・・・
身体は右腕を路面に打ち付けたくらいで少し痛みがある程度だが、リアディラーの調子がおかしい。変速がうまくいかない。ギア飛びが生じるのだ。騙し騙しR423を上り(やけくそでいままでになく速く上る)、池田まで慎重に下っていく。帰宅するとすっかり日が落ちておりました。
昨日の走行距離184.87Km
・ひさしぶりに180Km越え。もうすこし距離が短いと予想していたが、意外と距離がありました。でも由良川沿いの道は新緑の時期にも走ってみたい道だ。
・五波峠への倒木だらけの道、極悪林道でした(苦笑 入り口にはなんの表示もないので、車ではまずムリですね。そのぶんたっぷりと森の雰囲気を味わえましたが。堀越峠にも廃道があるが全線ダート。ロードバイクではムリみたい。
・丹波快速の輪行利用はしばらく続きそう。
・転倒する時には左側にしましょうーって できるわけないか。
今朝起きると、筋肉痛もなく体調はよい。最近疲れが1週間後に出てくる老体です。午前中は所用を済ませ、午後からロードバイクを点検。なんどかリアディラーを調整したが、変速がうまくいかない。あきらめてショップ「伊丹のカンザキ」までロードバイクを走らせる。
ショップのスタッフに点検してもらうと、転倒のため後輪のエンド部分が曲がっているとのこと。専用器具(はじめてみる器具だった)でエンドの曲がりを直してもらい、併せてブレーキ、ハンドル、その他セッティングのチェックもして頂く。
セッティング、フィッティングなどもアドバイスいただきサドルのセッティングも見直してもらう。歳をとると頑固になり「走っていても腰も肩も尻も痛くならないから、いいじゃん」と勝手に思いがちだ。ロードバイクを毎日扱っているプロの意見は尊重いたします。
ショップへはサイクルウエアーではなくラフな格好(ただしレーパンは下に履いている)なので、軽くポタリング。うむ、変速もスパスパ決まり、新しいセッティングもいいかも。
今日の【走行距離】30.43Km
ロードバイクでのんびり走るのも楽しい。さて、5月の連休、泊まり込みツーリングライドの許可が家族から出たので、行き先を考えなくちゃ。
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