「海がきこえる」と土佐弁 ― 2006-09-11 22:19
氷室 冴子
徳間書店 (1999/06)
売り上げランキング: 46,880
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古くてもすばらしい半永久的な青春小説。
不朽の名作。
氷室冴子さんの「海がきこえる」を読んでいます。 郷里のことば・土佐弁が出てくる。高知市内を流れる鏡川や帯屋町の商店街などが描かれる。
鏡川というと、昔は貸しボートがあって川をボートで散策できた。たしか高校1年の頃クラブの友人(男の同級生)と一緒にボートに乗っていると、他の同級生が悪戯心で鏡川橋から小石をこちらに投げてくる。
幼かったんですね。
小説中の土佐弁を「読んでいると」、土佐弁をヒアリングすることはできるがスピーキングできなくなっている自分に気づく。高校を卒業してから土佐弁をしゃべる機会がなかったので、すっかり忘れてしまっている。といって、純粋な関西弁をしゃべるわけではない。息子たちの生粋の関西弁と較べても、微妙にイントネーションが違うのだ。
そんなことを思い出しながら読んでいると、10代のじぶんを思い出しそうだ。
この本を読んだら、
を読む予定。
なんか「気力・体力が充実しているときでないとこの本の人間洞察の深さに圧倒される」そうな。
そんな恐ろしい本ですか?いまちょっと仕事が忙しいので、心して読む機会をうかがっているところ。
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