芦生の森(3)テントの重さの分だけ自由が ― 2006-03-13 23:56

トレッキングにテントを持参すると、その分、自由度がアップする。
適当な幕営地さえあれば、自分の好きな時間にテントを張れ、森でのんびり過ごすことができる。まさしく「テントの重さの分だけ自由がある」。
私が現在使っているテントは、エアライズ2。いちおう二人でも、十分寝ることができる。
単独行なのに、二人用テントを用意しているのは、森で寝るときテントがじぶんのベースとなるからだ。登山靴を脱ぎ、テントに潜り込む。電子蚊取り器・懐中電灯の中、ホットウイスキーを飲む。
テントは、雷雨、虫、そして森の闇から私を守ってくれる。
テントを初めて購入したとき、うれしさのあまり、自分の部屋でテントを張りひと晩を過ごした。
家族からは、「家でテントを張って寝るなんて」と呆れられたが。
もちろん、森でテントを張る前に、異状がないかチェックするという意味もあったのだが。
エアライズ2は、友人たちと行った氷ノ山キャンプでフレームが一部破損し、フレームのみを買い換えた。現在も、森に潜るときの必需品だ。
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