ダッシュしたくなるぜ、「SPEED」金城一紀2005-07-07 00:24

金城一紀のゾンビーズシリーズ第三弾「SPEED」、読了。
今回は16歳の女子高生と、ゾンビーズ(高校3年生の勉強では落ちこぼれ、でも頭もよく魅力的な男子たち)の組み合わせ。

女子高生の家庭教師(凛とした女子大生)の自殺を契機として、大学やそれに巣くう「悪」と女子高生・ゾンビーズが対峙していくことになる。

「FLY,DADDY,FLY」では47歳のオヤジ系サラリーマンと組んだゾンビーズ、今回は女子高生。
朴舜臣(パクスンシン=映画版「FLY,DADDY,FLY」では岡田准一が演ずる)は、今回はちょっと脇役。

女性にモテモテのアギーが、今回、重要な役割となっているのは、やはりオヤジ×朴舜臣との対比かなあ。

でも、この女子高生、朴舜臣のもとでやはりボクシングの技術を学んじゃいます。

その技術・精神がどのように活かされるかは、小説をじかに読むことをお薦めします。

金城一紀の小説を読むと、身体を鍛えたくなる。

さて、梅雨の中休み、ランニングでもしましょうか。

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