「トレイルランナー鏑木毅」を読む。2009-11-02 23:36

今日は先日土曜の比良山系トレイルランの筋肉痛がひどくなり、駅の階段の上り降り、職場で椅子から立つときも難渋していました。いきなり比良山系トレイルランは無謀だったかもしれません(苦笑 

ロードバイクでも以前は100Km以上走るとヘロヘロになっていたので、次第に身体がトレイルランに馴れていくだろうと楽観しています。次男に言わせると最初は誰でも筋肉痛になるそうですし。

で、先日のワンダー×ワンダー「激走モンブラン!」にも出演されていた鏑木さんの本を読みました。
トレイルランナー鏑木毅

アスリートとしては挫折が多く、失礼ながら決して有名な選手でなかった鏑木さんがトレイルランに惹かれていった過程が衒いなく書かれています。
中学時代野球部に入るもレギュラーになれず陸上に転向。高校は陸上部に在籍するも練習しすぎて故障。箱根駅伝に憧れ、一般入試で2浪して早稲田大学に進学。競走部に入部するもまた故障して退部。
挫折の多いアスリートとして鏑木さんが県庁に勤めながら、故障していたときLSDで走った山を思いだしトレイルランナーとして復活する。

どちらかというとのんびりとした性格で、運動神経抜群というわけではないように思える鏑木さんだが「速いランナーではなく強いランナー」であることがトレイルランナーとしての天賦の才能を開花させたのだろう。

ロードでのマラソンでは立ち止まって歩いたり、
ロードバイクの世界でヒルクライムで足を着いたりするのは
敗北としてとらえられがちだ。

でも、トレイルランの世界は岩場や急な下りもあるから歩き前提の世界。そしてともすれば競走相手が対象に限定されがちなロードの世界と異なり、自然に対する畏敬の念も必要ではないだろうか。

まぁ、わたくし、妄想満開なのでトレイルランと肩肘張るのではなく野山を子供の頃のように遊んでみたいと思っております。

・石田衣良の小説「アキハバラ@Deep」を読んで、ブラックのNotePCが欲しくなり、ThinkPadを愛用するようになり、ThinkPadにはLinuxでしょとLinuxだけを使うようになり
・海辺などをポタリングしたら楽しいだろうなとクロスバイクを買って、自転車の自由さに魅了されてロードバイクで北摂自転車乗りになり
・重い登山靴とはまた違うトレイルランの世界の自由さも魅力的なんじゃないかと妄想しているわけです。

冬はロードバイクで北摂までを走り、ロードバイク100Km+里山トレイルラン1-2時間のコース設定を試してみようと思います。北摂の里山トレイルランコースを開拓するのもおもしろそう。先日の比良山系トレイルランは実走時間4時間、往復の電車時間4時間と電車に乗っている時間がちょっともったいないですもん。

明日は、午前中はロードバイクで走り、午後から蜷川実花写真展、そして夜はコンサート(これは不定)にいく予定。ロードバイクに乗るときに使う筋肉や姿勢はトレイルランとは異なるので、ロードバイクでは走ることができるでしょ。


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