蕎麦のようなエッセイ2018-07-22 10:05

連日の酷暑。昨日は午前5時45分からジョギング。上がってくる太陽もまだ雲に隠れていたので、なんとか走ることができる。5kmほど走って公園でストレッチをして帰宅、シャワーを浴びて部屋の掃除などをする。

熱中症予防のため水分補給が必須になっているけれど、戸外でポカリ系飲み物は飲み過ぎると、カロリーも高そうだし胃腸にもやさしい感じがしない。

ミネラル入り麦茶が
・ミネラルを補給できる
・カフェインゼロ
・糖分、カロリーゼロ
らしいので、とりあえずはミネラル入り麦茶で戸外活動中だ。

午後からはクロモリロードで散策。

公園の木陰では風が吹いて比較的涼しい。




暑苦しくて重たい表現の本は、この季節には読みたくないので、Kindle版をダウンロードして公園のベンチで読む。

暗がりの弁当 (河出文庫)
山本周五郎の小説を読んだことはない。ただ気づかないうちに彼の小説を原作とするTVや映画を多く観ているんだな。

エッセイを読むと食事とお酒(ワイン・ウィスキー)、庭に来る鳥たちの話が多い。
仕事場を別に設け、朝食は自炊(ハムエッグ、サラダ、パンなど)、昼はそば、夜は奥さんの手料理(洋食が多い)、煙草は1日60本という生活だ。

暑苦しくなく、しかし、しっかりと練られただろう文章が小気味いい。
うん、上質な蕎麦と出汁という感じの文章やね。

酷暑にはよいエッセイだろう。

山本周五郎は昭和42年(1967年)、63歳で死去。
このエッセイは晩年に書かれたものがチョイスされている。エッセイをあまり書かない作家だったみたいだが。

クロモリロードでポタして帰宅。大相撲では御嶽海が優勝。長男の奥さんが「次男が御嶽海に似ている」と評していたので、今場所は夫婦で応援していた。
関係ないのに、御嶽海の優勝はちょっと嬉しい(笑

ちなみに次男夫婦は孫とともに家族旅行中。夫婦仲睦まじくて、なにより。

夜は風がある。連日、エアコンをつけっぱなしにして就寝していたが、昨夜は午後10時頃、まどを網戸にしてエアコンを付けずに就寝。途中、寝汗をかいて上のTシャツを脱いで上半身はだかで寝ると、ぐっすりと午前7時過ぎまで眠った。

できればエアコンを付けずに寝ることができれば、よい睡眠となるみたいだ。

昨日は
ジョギング 5km
クロモリロード 25km



妻とウォーク&ラン2018-01-31 22:45

午前中は退職後の保険の見直しのため、妻と家庭内会議。

午後から妻と武庫川河川敷をラン&ウォーク。義父母の介護や手術手続のために、妻はジムを一時退会しているので運動不足は否めない。気分転換も兼ねて、二人で1kmウォーク、1kmゆるジョグで5kmほどラン&ウォーク。武庫川左岸は地道なのでジョギングしても足に負担が少ない。

いきなり負荷をかけて走るとランは楽しくないですしね。

帰宅後、レモン入り生姜湯を飲んでから、再度単独でジョギング。5.3km走って帰宅して、着替えてから二人で孫の保育所迎えに行く。長男夫婦が仕事で遅いので、5時過ぎに保育所へ。孫は長男宅まで走って帰るので、平行して走るが、途中いちど転んでしまう。「ジイジ、イヤ」と転んだ腹いせか、私に八つ当たりして、長男宅に入っても玄関で「ジイジ、バイバイ」と言って部屋に入れさせてくれない(苦笑

仕方ないので周辺をちょっとジョギングしてから、長男宅に入ると孫の機嫌は直っていた。なんか今日は走ってばかりやなぁ・・・

長男の奥さん、長男が順次仕事から帰宅すると、やはり父母がよいのだろう、孫の顔がパッと明るくなる。ジイジ・バアバは補助的要員ですから、こんなもんですわ(笑

長男宅を辞して、遅めの夕食。最近白米に「もち麦」を混ぜて食べている。健康食品にはトンと興味はないけれど、腹持ちがよく味も独特な食感があり美味。
【国内産 もち麦】愛媛県特産 「もち麦」1kg

今日のラン&ウォーク 合計10.3km

昨日、Amazonビデオで映画「人生はマラソンだ!」を観た。
人生はマラソンだ! (日本語字幕、吹替用字幕付き) [DVD]
メタボ・ダメ中年男4人組が、工場の負債を返すためにアムステルダムマラソンに参加するというオランダ映画だが、下ネタ満載の映画でオランダ式ジョークは正直わからない。親子や夫婦の悩みなど個人的悩みを抱える4人組がマラソンに挑戦するのだが、日本映画と違って妙に深刻にならないのがいいところかな。

走ることでちょっと違う風景も見えてくるかもしれない。



ケン・リュウ「母の記憶に」とショートフィルム「Beautiful Dreamer」2017-10-28 15:01

今週末も台風の影響で雨。

ケン・リュウの短編小説「母の記憶に」を原作としたショートフィルム「Beautiful Dreamer」が公開されていたので、鑑賞。

不治の病となった母がある選択をして、7年ごとに娘に会いに来る。幼い娘は当然ながら、思春期を迎え反抗的な少女、結婚して子供もいる大人の女性、最後には老婆となっていくのに、母はいつまでも娘の幼女時代と変わらない。

映像ではドローンが飛び交う社会、タブレットも進化形態となっている。
ただ人が有限の生命体であること、そしてそこに切なさみたいなものが生じてしまうのは古来から変わらないかもしれない。

「母の記憶に」を含むケン・リュウの短編小説集は、ガジエット、ビッグデータ、人工知能のシンギュラリティ、アジアの歴史的観点を取り入れて、飽きさせることがない作品となっている。今年読んだ本のなかでは間違いなくベスト1になるだろう。

本を読んでいて、心身が痺れるような感じになったのは久しぶりだ。

アステイオン87号で「シルクパンク詩人であり、エンジニアである私」というケン・リュウのエッセイも掲載される予定なので、読んでみようと思う。

鋭く感じ、柔らかく考える アステイオン


今宵は家族一同で馴染みの焼肉屋さんで食事の予定。
長男夫婦・孫、次男が参加するけれど、私たちの奢りなので、彼らはランチを簡単なモノにしているだろうね(苦笑



映画「あらうんど四万十〜カールニカーラン〜」2017-10-21 16:35

しっかりと雨。気になっていた映画をAmazonプライムビデオからレンタルして観た。
あらうんど四万十 カールニカーラン [DVD]

役者の夢破れた主人公が郷里の高知県四万十市に帰郷する。高校時代の陸上時代の3人と再会して、それぞれ人生に疲れているアラフォーとなっている境遇を語り合う。高校の大会で有力校に負けて、それからも「人生の負け組」が漂っている4人。
いやいや「負け組」なんかじゃない、もう一度再挑戦しようじゃないか、ということで自転車大会に4人で参加する。

と書くとおっさんの凡庸な夢物語風だけど、ストーリーにメリハリがあって楽しめる。
当初はよろよろとロードバイクに乗っていた4人が、次第に先頭交代しながら集団走行になっていくのも納得できる。とはいえ有力チームに実力では勝てないので、秘策を立てるが、その発想がユニークなのもご愛敬。

ロードバイク乗りなので、ついつい車種に目がいってしまう。
主人公はGARNEAU(ガノー)
他に
FELT
Bianchi(ビアンキ)
そして体重がもっとも重い配役の人には
我らがクロモリロードBASSO Viper(2016年型かな)

愛車のBASSO Viperが登場したので、つい身びいきで観てしまいました(苦笑

私は高知県高知市に19歳まで住んで、プータローになったり大学生になったりして京阪神に住み始めて40年になる。土佐弁についてはヒアリングはできるけどスピーキングはできなくなっている・・・
高知県四万十市は旧中村市で、高知市とは違う幡多弁なので映画を観ていても違うなとわかる。

Wikipediaより
幡多弁と土佐弁の違い     幡多弁                 土佐弁
アクセント          内輪東京式アクセント     京阪式アクセント
理由を表す接続助詞     けん                  きい、きん、け
現在進行             しよる、しよう          しゆう
現在完了             しちょる、しちょう      しちゅう

映画で登場する「何々しよるけん(何々しているから)」とは高知市では使わない。「何々しゆうきい」というのが一般だろう。

監督も出演者も高知出身の人が多く、流暢な幡多弁を駆使している。

あらうんど四万十〜カールニカーラン〜trailer公式 - YouTube

私は京阪神に住んで40年近くになり、高知には遠い親戚しかおらず、骨を埋めるのは京阪神の街だろう。生粋の関西人である息子たちも武庫之荘、大阪に住んでいるので高知は生まれ育った「過去の街」となった。

高知の山や川には思いはあるが、私には帰るべき土地はない。それを哀しいと思わないのは、京阪神の街が私を大人に、父に、そして祖父にさせてくれたからだろう。

ただ来年は隠居して、高知にもちょい住みしてロードバイクに乗るので、四万十方面にも走っていきたい。そのまえに愛媛・徳島との県境の峠に上らなければならないので、今から「旅するバイク」の仕様をどうするか悩ましい(笑






映画「(ハル)」2017-06-03 22:10

午前中はAmazonビデオで映画「(ハル)」を観ていた。

(ハル) [DVD]

確か1996年に映画館で観たはずなのに、ほとんど初見のような印象だ。
私のパソコン歴史からすると、1991年に初めてデスクトップパソコンを購入。全盛期だったNEC、その互換機のエプソンPC286VG、OSはMS-DOS3.0の時代でパソコン通信がモデムを介して行われ、テレホーダイ(23時から翌朝午前8時まで電話代が定額のサービス)を利用して深夜にパソコン通信をすることが多かった。

光ファイバーの常時接続が常態となっている現在では、想像できないほどロースピードの世界だ。SNSもなく、電子メールが連絡し合う手段として全盛期の時代だった。いわばテキスト中心の世界。

映画ではハル(内野聖陽)とほし(深津絵里)が電子メールで互いの交流を深める。映画の画面にそれぞれの電子メールの字面が全文現れる。音声はない。だから映画全体が静かな雰囲気だ。

電子メールとはいえ、その文体にはその人の性格みたいなものが現れる。ちょっとした罪のない嘘を乗せても、長らくその文体を読んでいるとその人と成りは意外とリアル像とは大きく離れない。


自宅でゆっくりと映画を観ていると、恋人を亡くしてもう人を愛すまいとしている「ほし」の自室の本棚には村上春樹の諸作品が並んでいる。
喪失の物語を紡ぐ「ほし」のイメージを際立たせる小道具としては、なかなかよくできているのではないか。
この頃は村上作品を読んでいなかった。

映画を見終えてから、クロモリロードで2時間ほどポタリングしてきた。

もう会えなくなった人々を思う。切なくは思うが寂しくはない。その人の中に自分が、自分の中にその人がいるから。



午睡後、Amazonプライムビデオなど2017-04-22 21:22

今日は長男が孫を連れて午前8時半頃に我が家に来て、しばし孫の子守をしていた。
室内でひと遊びした後に、近くの公園へ。孫は一歳半になり、かなりしっかりと歩くようになっている。公園の遊具で遊んだり、葉っぱを拾ったりして一時間ほど遊ぶと、家事を終えた長男が電動自転車で迎えに来たので、バイバイして別れる。
鳩を見つめる孫


長男夫婦・孫は午後から二泊三日で琵琶湖へ旅行。長男の奥さんのいとこが結婚式を挙げるので、それに参列するために琵琶湖湖畔のホテルに長男の奥さんのご両親らと泊まるらしい。

我が家に居候している次男は昨夜は職場の飲み会に参加して、午後11時頃帰宅。最近は仕事が忙しくて、帰宅するのも午後11時頃、だから妊娠初期の次男の奥さんは実家でお世話になり、次男は我が家に居候して会社に通勤している。確かに今の彼の働いているスタイルは、妊娠している奥さんにとっては帰宅を待っている時もストレスだろう。

次男の奥さんは今年の11月下旬に出産予定、私たちにとっては二人目の孫となる。

息子二人とも会社員となり、組織人として働いているわけだが、親は保守的な存在なので、ある程度安心してみていることができる。それに加えてそれぞれの奥さんが利発でしっかりしているというのが、何よりも息子たちにとっては恵まれた環境だろう。

午後からビールを飲んでちょっと昼寝。

午睡後、散髪に出かけ、帰宅してから見かけのAmazonプライムビデオをYOGA BOOKで観た。

「エクス・マキナ」

エクス・マキナ (字幕版)
AIを主題にした映画。映像は綺麗だけど、結末は凡庸。
映画館で観たらたぶんガッカリするレベル(苦笑

「プレミアム・ラッシュ」

プレミアム・ラッシュ [Blu-ray]
以前WowWowで観ていたNYメッセンジャーを主人公にしたサスペンス映画。
ストーリーもリズム感があって、メッセンジャーバイク(ノーブレーキだけどね)でNYをかっ飛んでいくスピード感もなかなかのもの。一級の娯楽作品じゃないかな。

もう映画館に出向いて観たいと思える作品はそれほどないし、めんどくささ感が半端ない(苦笑

あとはAmazon Kindle版の自転車雑誌をパラパラと読んでいた。
自転車関連の物欲はあまりなくなっていて、あとは整備して走るだけ。

今日はゆっくりと過ごしたので明日はカーボンバイクで走る予定だ。



主題歌はEGO-WRAPPIN'2017-02-01 23:53

今日は義父がいったん介護施設に入所するので、その手伝い。
義父宅に迎えに行ってタクシーで介護施設へ。妻とともに施設のスタッフと今後の介護方針などを話し合う、といっても義父は足腰が弱っているとはいえ頭はしっかりしているし、定期的に利用している施設なので面談もスムースに終了した。

義父は今年92歳、共働きの私たち夫婦のために息子たちに親とは違う愛情を注いでくれた。人は必然的に老いていくが、介護サービスを利用しながらしばらくは施設と自宅で暮らしていく予定だ。

帰宅後、読書して、Amazonプライムビデオを観る。
コミック「リバースエッジ大川端探偵社」をドラマ化した作品。原作のコミックが1話完結の短い作品だが、そのストーリーをうまく膨らませてドラマ化している。

「アイドル・桃ノ木マリン」では某アイドル系グループをさりげなく揶揄していて笑える。

1994年から1996年にかけて放映された「私立探偵 濱マイク」を思い出させるけど、「濱マイク」はカッコいいけど、「リバースエッジ大川端探偵社」を観ると時代は変わったんだなと思う。

どちらの作品も主題歌はEGO-WRAPPIN'



『Neon Sign Stomp』


ego-wrappin の動画検索結果






AmazonプライムビデオはYOGA BOOKで観るのがベスト。音質がいいし、Android版プライム・ビデオは動作が軽い。Ubuntu on ThinkPad X220では
Google Chromeでしかブラウザ上、観られない。


ガジェットが複数選択できるのは、それなりに楽しい。



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