大都会隠居術2018-07-24 21:44

今日は午前に「街角の年金相談センター」にて、65歳以降の年金手続をしてきた。
完全に隠居となり、生活費は年金と蓄えで賄っているが、来月65歳となるので年金を満額受給できるようになる。とはいえ自ら手続きしないとあかんので、予約して年金相談センターに赴いた次第。

事前に必要書類を書いて、添付書類も用意していたので30分ほどで手続は終了。
妻はまだ年金受給していないので、加給年金の対象となり、10月頃からはすこし年金が増えるので「隠居老人」としては、贅沢しなければ働かなくても食べていけそうだ。

昼は40年前からあるパスタ専門店でランチ。妻と瓶ビール中瓶を1本飲んで、オーソドックスな海鮮パスタをいただく。

朝から今日もグングンと気温があがり、帰宅すると二人とも汗だく。しばしクーラーで身体を冷やしてから、私はクロモリロードでポタリングを兼ねて、図書館の利用手続きに行くことにした。

尼崎在住だけれど、西宮市立図書館を利用することが多い。

近隣の8市町である宝塚市・芦屋市・尼崎市・伊丹市・猪名川町・川西市・三田市・西宮市の図書館は、尼崎市民であることを証明すれば、利用券を作ることができる。

Webで検索すると宝塚市立図書館に読みたい本の蔵書があったので、利用券を作成してもらうことにした。

ロードバイクやジョギングでよく走る「良元街道(西宮街道)」阪急小林前にある西図書館が気になっていたので、この図書館で利用券を作成してもらった。

読んで見たい本が中央図書館にあるので、ロードバイクで阪急清荒神駅前にある中央図書館へ向かう。

お目当ての本を借りた。1989年初版 私は当時36歳だから、とても隠居できなかったな(苦笑
大都会隠居術 (光文社文庫)

現役世代から「隠居生活ってどうですか?」と当然ながら尋ねられることが多い。
隠居生活にはたぶんお手本はないだろうな。

まさしく晴耕雨読(耕さずに走ったり旅することだろうけど)で、よしとすればよいだろう。

猛暑のなか、フラフラと夕方まで甲山周辺も含めて走ったので、タップリと汗をかいた。
走行距離 48km 


私の旅ラン(阪神尼崎駅ー庄下川ー阪急塚口)2018-07-26 10:30

昨日は午後から「私の旅ラン」をしてきた。

路線バスで阪神尼崎駅に到着。路線バスって廉価だし、平日は空いていて、冷房の効いた車内で本を読む。現役の頃、仕事に倦むとときおり午後半休して、フラッと路線バスに乗って最終駅まで行って、その街を散策するということをした。

いまは隠居生活なので、時間に縛られず、いつでもフラッと路線バスに乗ることができる。

阪神尼崎駅近くの庄下川沿いを北上することにした。


街中は川沿いを走るに限る。信号を回避できるし、平日の川沿いなんか散歩老人以外にあまり人がいない。ときには風も吹いて酷暑がすこしマシになるし、川沿いには小さな公園が併設されていることも多い。

JRの小さな高架下をくぐる。抜け道となっているようで、人・自転車の交通量が意外と多い。


尾浜八幡神社でひと休止。伝名月姫墓宝篋印塔がある。


能勢の名月峠にも名月姫の伝承墓があるのが、どうやら同一人物のようだ。


「伝説のうえで、尾浜が名月姫の実家、能勢が嫁ぎ先にあたる。この二つの地域でそれぞれ名月姫にまつわる伝承が伝えられている。」
ということらしい。

神社で家内安全を願って、再度走り始める。

このあたりから川沿いの遊歩道を走ることができて、幾つかの橋や高架をくぐっていく。


桜並木下を走る、気持ちいいね。


阪急塚口駅近くで庄下川は水路などに分岐する。



庄下川を北上するも、次第に住宅地に取り込まれていくようになり川幅も狭まってきた。
最後は水路となり地図上では暗渠となっているようだ。


10kmほどジョギングして、そして午後2時半、十分に暑いのでバテてきた。
おとなしくウォーキングに変えて、自宅までのんびり歩いて帰ることにした。

水場のある公園では頭から水道の水をかぶり、顔を洗う。小学生の男子達がサッカーに興じているが、暑さをものともせずに、走り回っている。

自宅近くになるとジイサンの私はコンビニで買ったおつまみをアテに、缶ビールを公園のベンチで飲みながら、子ども達の走る姿を眺める。長男夫婦・次男夫婦からそれぞれ孫の写真や動画が随時「みてね」で送られてくるので、孫の成長をスマホで見る。

隠居らしくて、いいね。

帰宅して、風呂を沸かせて、午後4時過ぎには入浴。

午後5時半、夕食。


音楽を聴いて、読書して、午後11時過ぎに就寝。風が吹いているのでクーラーなしでも寝られるかなと思ったが無理、クーラーを稼働させてぐっすりと寝る。

昨日はジョギング10km ウォーキング6.9km




隠居の処世2018-07-28 11:12

一昨日夕方ジョグ 4.4km
昨日夕方ジョグ 5km

昨夜は午後9時過ぎに就寝。夜に風があり、二日連続でクーラー無しで寝ることができた。今朝は午前4時過ぎには目覚めたので、5時からジョギングに出かけた。

公園ー武庫川河川敷などを走って、公園でストレッチしてから帰宅。
帰宅後、シャワーを浴びて、牛乳・パン・サラダで朝食。

今朝のジョグ 7km

禁煙を始めてから5ヶ月目に入った。
隠居生活だと
・喫煙習慣をストレスのせいにする必要がない。隠居生活は、ほとんどストレスがないので、喫煙する理由がない。
・年金と貯蓄で隠居生活を送っているので、煙草代は浪費となる。
・ますます喫煙する場所探しが難しくなるので、喫煙場所探しに汲々としたくない。。

とはいえ何十年にもわたる喫煙習慣は、簡単にはアンインストールできない。
「どうせ余生は少ないんだから、吸ってもよいのでは」という悪魔の声が聞こえることがある。

だから身体の直截さを感じるために、ジョギングしているといえようか。

昨日は「書生の処世」を読む。
書生の処世
余生から逆算すると、もうそれほど本を読むことはできないし、本を読むことだけが人生ではない。それでも荻原魚雷氏のエッセイを読むと、「ふーん、こんな本があるのか。今度読んでみようか」というヒントになる。

荻原氏の読むスタイルは

「本を読むときの基本姿勢は、布団の上にうつぶせになって、枕の上に顎を乗せ、両肘をついて本を持ち、左手の親指で頁をめくる。」(同書90頁)
らしい。

このスタイルだと私の場合、そのまま眠ってしまう・・・
私は大きめの座椅子に深く座るかほとんど寝る格好で、足を小さな椅子に乗せて、本を読むスタイルだ。ちなみにUbuntu Gnome 16.04 on ThinkPad X220でブログ記事を書くときもこのスタイルだ。

このスタイルでも、最近は読書している途中に30分ほど昼寝していることが多い。

隠居の処世はこんなものだろう。

変則的なコースで台風12号が接近しているが、大きな被害がでないように願うばかりだ。


隠棲2018-07-30 09:49

変則的な西進台風が通過した。昨日の午前4時頃が風雨が強く、いちど目が覚めるほどだったが、大きな被害はないようだ。
外壁や屋根の塗装が終わっていたので、風雨に抗するにはすこしは役だったようだ。

昨夜もクーラーを稼働させずに就寝。3日連続クーラーなしで寝られたので、身体が楽だ。次第に隠棲状態になってきた。

本来ならば

隠棲
 一定の年齢に達したら、人間は名前を変えて、どこか目立たぬ一隅に隠れ住むべきである。誰とも面識がなく、友人や敵に再会する危険もまたなく、仕事に飽き疲れた悪人のようにして、安らかな生涯を終えられる場所に。

「生誕の災厄」(E.M.シオラン著/出口裕弘訳/紀伊國屋書店)

あるいは

「百歳にもなると、人間は愛や友情に頼らずにすむ。さまざまな厄災や不本意な死に怯えることもない。芸術や、哲学や、数学のいずれかに精進したり、独りでチェスの勝負を楽しんだりする。その気になったら自殺する。人間が己の生のあるじならば、死についても同じである」
「疲れた男のユートピア」(J.L.ボルヘス著/鼓直訳)
砂の本 (集英社文庫)

といった状態になるのがベターかもしれない。

ただ凡庸な私には無理だろう。

異常気象続きの7月もまもなく終わり。
明日は友人と恒例の奈良ハイキング。

11年目の柳生街道ハイキング(2017.7.29)
コースは昨年と同様だが、近鉄奈良駅近くの銭湯大西湯は営業しているようだ。
楽しみやね。

来月8月は

・女友達らと彼女らの人間ドック打ち上げ焼肉会&パリ旅行検討会(という名の飲み会)
・次男夫婦と大阪で8月誕生会(次男夫婦と孫にプレゼントの予定)
・滋賀県守山市の佐川美術館で開催されている田中一村展に、妻と行く
・女ともだちと予定が合えば、京都下鴨古本市に行く。
・月末に友人らと(総勢6人か)京都伊根一泊二日旅行
・ジムの同伴体験会に参加。筋トレコースをぼちぼち始めるかもしれない。

そんなこんなで予定通り来月には65歳になる予定。




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