奥上林ツーリング旅行(往路編)2014-10-13 14:49

琵琶湖への家族旅行から昨日帰宅、台風の影響はなかったのがなによりです。今日は台風が近づいているので自宅待機状態。

とりあえず奥上林ツーリング旅行の備忘録です。

10月8日(水)

いつものごとくひいらぎ峠を越える。のんびりと奥上林を目指そう。

園部町若森の薮田神社にて休憩。銀杏の見事な大木がある。

園部町船岡のトンネルを越えなくても、船岡の集落を抜けて府道19号線に合流する道を最近見つけた。
JR山陰本線の鉄橋と踏切がなかなか絵になる場所です。

JR胡麻駅からR27(下山バイパス)に抜ける高原の道、これも最近知ったルート。胡麻高原と呼ばれており、標高200mほどだが分水嶺ともなっている。
のびやかな風景が広がるが、牧場が多いので家畜独特の匂いが漂うのはご愛嬌か・・・


走って面白くないR27を北上して、JR和知駅に到着するとホッとする。ここは美山八丁林道ライドをした際に、パンクに泣かされロードバイクを駅前駐車場にデポして翌日回収にいった思い出の場所です(苦笑)

道の駅和から眺めてた和知の山肌の集落。北摂とは違う、丹波高原・分水嶺が創りだした風景だろうか。

R27は交通量が多くツマラナイので、由良川沿いの府道59号線を走る。


この道は交通量も少なく快走路。R27の中山からJR和知方面に抜ける里道があるはずだが、往路では見つけることができなかった。これを繋げるとR27の車の往来を避けることができる(復路で発見)

府道59号線からR27に合流して、由良川の対岸へ。JR立木駅周辺では丹波綾部道路の高架橋工事が行われている。京丹波町周辺はこの工事のためダンプカーも国道沿いでは多く走っている。2015年春に開通予定のようだ。R27の往来は少なくなるのだろうか。

山肌の集落を抜けていく府道450を西進、この道もいいな。JR山家駅が見えてきた。

JR山家駅前から府道1号線に入る。ここから奥上林まで快走路が続く。古い町並みを抜ける。

以前走った時は朝の丹波霧のため周りがまったく見えなかったが、ゆるやかなアップダウンを繰り返しながら徐々に標高上げていくボク好みの道です。

夕暮れが近づいてくる上林川にて休憩。

今宵の宿、あやべ青少年山の家に到着。

リーズナブルな宿でロードバイクもレンタサイクルを保管している建物内に置かせていただいた。500m離れた「あやべ温泉」の無料入浴券をいただいたので、露天風呂・薬湯などにのんびりと入浴。午後6時には食事、瓶ビール大1本、日本酒熱燗2合をゆっくりといただいた。

近しき人からメールが来て皆既月食とのことなので、山の家のまえで皆既月食を眺める。
することもないので午後8時過ぎに就寝。


走行距離 119㎞


奥上林ツーリング旅行(復路編)2014-10-13 14:58

10月9日(木)

午前6時過ぎに起床。1日の走りのため、ご飯3杯(なかなか美味しいお米だった)をいただく。

山の家前から長老ケ岳を望む。以前、長老ケ岳にロードバイクで上ったことがあるが頂上をまだ極めていない・・・

とりあえず府道1号線を北上して福井県境まで走ることにした。福井県境の峠に到着、ここでUターン。

途中、老富町の案内図を眺めていると胡麻峠・林道への案内図があるので行ってみることにした。

胡麻峠、昭和40年頃には集落の住民は、舞鶴市に通う生活道路として利用していたようだ。

そして泉富林道入口。君尾林道と繋ぐとあやべ温泉まで抜けることができるようだ。土砂崩れのため通行止めの表示があったが、シクロクロスなら抜けることはできそう。以前のボクならカーボンバイクでも突入したかもしれないけど、さすがに今回はツーリング途中なので残念ながらパスです。


府道1号線を再度上林方面に進む。以前から地図を眺めながら気になっていた菅坂峠旧道を目指す。府道51号線を北上すると菅坂南トンネル入口の左から旧道に入っていく。

ウネウネした狭い道を上っていくと菅坂峠(標高378m)に到着。綾部市と舞鶴市の境となっている。

峠のすぐ横から林道菅坂線が延びている。どんな道なんだろう?


峠からの下りは落葉とイガ栗そして木の枝が散乱していて、慎重に下らないとパンクしそうだ・・・

途中、舞鶴湾を望む絶景ポイントを通過。

トンネルができるまではこんなに狭い峠道だったんだ。

旧道を下ると、菅坂北トンネルの舞鶴側入口と合流して、すこし下ったところに菅坂峠の表示があるが、旧道の峠のほうがやはり趣きがある。ここで左折して府道27号線を西進。

府道74号線に入り上っていくが、なかなかに傾斜がキツイ。ヨロヨロと上って綾部市との境の峠に到着。於与岐(およぎ)峠というらしい。これは舞鶴側からの名称で、綾部側からは丹後峠と呼ばれるみたい。

峠道を下り、弥仙山への登山道入口に至ると「丹波峠開発記念」の碑がある。結局、峠道では誰ともすれ違うことはなかった。

府道381号線の緩やかな峠を越えて

府道1号線に再合流。JR山家駅から府道59号線に入り、途中で買った栗ご飯で栄養補給。

和知周辺の山並み。

JR和知駅からR27の中山へ抜ける里道を往路では発見できなかったので、ルートを探索する。うんうん、なかなかによい道だ。

途中の分岐点で林道めいた道があったので探索してみた。渓流沿いの普通の林道めいた道だ。
ただ途中に木造の建物があり、建築物の基礎部分が散見される。走り慣れた林道と雰囲気が異なる。

道は金毘羅神社で突き当たり、道は山道となる。帰宅後、検索してみると、このあたりは鐘打鉱山跡でタングステン鉱石を生産していた場所だったことを知った。なるほど。

元の里道に戻り、R27を避けて須知・中山峠と走る。土砂崩れのため長らく通行止めだった中山峠が通行できるのはありがたいが、今回の台風19号でまた影響があるかもしれない・・・

雨が降り始めて暗くなった一庫ダムを経て帰宅。

綾部周辺には魅力的な林道が多い。そして今回走った府道は交通量も少なく、峠を上れば「下り坂、最高ー」の感覚を味わうことができる。

山の家のスタッフのおばちゃんが「またサイクリンで来てね」と言ってくれたが、ツーリングライドにはよい宿だった。府道1号線などに京都「ゆラリー」サイクリングロードのライン表示がある。

こんなのんびりライドがボクには向いているな。


走行距離 170㎞





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