京都北山・芹生峠を走る。 ― 2010-02-26 22:42
飽きることなくロードバイクに乗っているわけなのですが、ときおりなんでこんなにロードバイクが好きなんだろうと思うことがある。
長く生きていても自分の本質というものはそんなに変わらないのではないだろうか。自分の柔らかい部分や固い部分、そして生きていると埃のように積み重なる憎しみや哀しみ。そんなものが関係なく感じるほど、ロードバイクの世界は静謐でそして自由な感じがする。
午前9時前に空気圧・車体をチェック後、発進。猪名川堤防道路からいつものごとく北上して亀岡を目指します。
能勢倉垣で缶コーヒーを飲みながらひと休止。缶コーヒーの左にあるのは先日友人からいただいたチョコレート。栄養補給にはバッチシです。
亀岡千代川の旧山陰道にある神社に立ち寄り、いつもの願い事と今日のライドの安全を祈願します。
R477を上っていきます。
はじめてR477を上ったとき、「あーっ、しんどい」と思ったけど何度か上っていると楽しい上りだと気づきました(相変わらず遅いですけど・・・)
ああ京都に来たんだと感じさせる標識です。
廻り田池にもたっぷり水が蓄えられています。
神吉の田園地帯。
R477の杉林の中を下っていきます。
ここで写真を撮っていると、車のドライバーから「ここは京都?」と尋ねられました。ロードバイクに乗っていても、山を歩いてもよく道を尋ねられます。なぜだろう。
このあと1台の車とすれ違ったのみ。
ウッディ京北でちらし寿司・パンで昼食をとり、R477の気持ちよい道を走ります。
このあたりは近畿自然歩道・京都1周トレイルのコースでもある。
旧京北町の田園地帯を走っていきます。合併後、ここは京都市右京区です。
常照皇寺山門。
しだれ桜で有名なお寺ですが、いまは2月の静けさを満喫できます。
下黒田の百年桜。
あたたかい1日です。
上黒田から灰屋川沿いに芹生峠を目指します。
斜度はそれほどキツくないのですが、アップダウンが微妙に続きます。
芹生の里を通過します。
寒い時期だと積雪で峠を越えることはできない。なごり雪が見えます。
芹生峠(700m)に到着。
展望はよくありませんが、とおくに京都市街地がすこし見えます。
下りは細い林道めいた道で、路面も荒れておりスピードを上げることができません。
登山道の分岐点もいくつかあります。
荒れた道を経て貴船に下りてくると、さすが観光地、急に路面状態がとんでもなくよくなります。
二ノ瀬まで下りてきて40号線に入り、静原の里を走ります。
江文峠に到着。
この峠周辺も京都1周トレイルのコース地点です。
京都北山を走るコースなのでかなりの部分、京都1周トレイルと重なります。このトレイルを大学生の次男は何度かトレイルランしています。さすが20代前半、若い、強い。羨ましくもあるが、私にもそんな時代があったのだから良しとしよう。
八瀬から京都市街地に下り、髙野川、鴨川デルタ(出町柳)、今出川、北野白梅町、烏丸五条、そしてR171と走り帰宅。途中、ラーメン屋で夕食(ラーメン・餃子・ごはん中・キリンフリー)。
帰宅するとすっかり日も暮れておりました。
昨日の走行距離 201.21Km
走ったコース
猪名川堤防道路ー県道12号線ー知明湖周遊道路ー106号線ーひいらぎ峠ー亀岡市街地ー旧山陰道ーR477ー灰屋口ー府道361号線ー芹生峠(700m)ー貴船ー二ノ瀬ー府道40号線ー江文峠ー大原ー367号線ー八瀬ー出町柳ー今出川ー北野天満宮ー京都白梅町ー烏丸五条ーR171ー万博周遊道路(まちがって進入)ーR171ー猪名川堤防道路
・京都で他に有名な峠である花脊・百井峠は以前走っているので,今回の芹生峠もかなり満足しました。
・昨日は何度かロードバイクの上でふらついた。「あれ、風邪でもひいて体調が悪いのかな?」と思っていると南西の強風があり、ロードバイクが煽られていたようです。
・今週末は天気が不安定。のんびりライドでもできればいいのですが。
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