昆布だしラーメンのため京都まで2025-07-18 10:44

昨日の雨で、実質的な梅雨明けは今日のような気がする。猛暑続きでさすがに今年は乗り切るための努力が必要な夏になるみたいだ。
とはいえ自宅で籠もっているとボケてくるので、先日は妻と京都へ。予約していた昆布だしラーメンをいただく。
昆布屋さんが昆布の魅力を伝えるために、昆布だしラーメンを提供しているのだが、完全予約制で人気のお店。


筋トレして(たぶん)筋骨隆々のご主人が、昆布の魅力を説明して昆布を目前で削るパーフォマンス。


出汁は昆布のみ。醤油を加えたほうが旨味は増すけれど、それだと醤油が主張しすぎて、よくある「美味しい醤油ラーメン」になってしまうので、昆布のみにしたそうだ。

小さな昆布のおにぎりと追い昆布。残った出しに追加したり、おにぎりを浸すとおじや風にいただくことができるという一工夫が粋ですね。

地下鉄今出川駅から西にブラブラと歩いたので、京都考古博物館やスポーツの神社である白峯神社に立ち寄ったりした。

京都考古博物館では館内で学芸員が気軽に展示の説明をしてくれる。



白峯神社で茅の輪をくぐり、体幹強化のお願いをした。若い学生の集団がけっこう来ていたので、スポーツする人には有名な神社のようだ。


京都に行くと、かならず京漬物は購入する。こちらのお店は廉価でシンプルな味でお好みの漬物屋さん。

ブラブラと京都北野天満宮まで散策。猛暑なので、修学旅行の学生くらいしかいない。


和菓子屋さんで水無月のお菓子などを購入。


京都はすでにサウナのなかにいるような猛暑。京都北野天満宮から市バスで四条大宮へ。この路線は外国人観光客が殺到するルートから外れているようで座って四条大宮まで行けた。昆布だしのせいもあるのだろう、やたらと喉が渇いたので駅近の「王将」で餃子とレバニラ炒めをアテに生ビールを飲んで、一息つく。

あとはのんびりと帰宅。

某日、友人と十三で昼飲み。いろいろと昔話。運良く、互いに80歳くらいまで元気にいられたらいいなと話す年齢になってきた。

某日、妻と宝塚の魚屋さんに併設する料理屋さんで鱧鍋をいただく。個人経営で、学校から帰宅した子供たちが賄い場にいるお母さんに甘える姿がほほえましい。こんな店はずっと続いて欲しいね。


廉価で美味しく鱧コースをいただいた。


今宵は神戸で女友達らと韓国鍋コースをいただく予定。

自分の身体が巨大化してきたが、日々のストレッチと運動はそれなりにしている。16歳のとき、高知の物部川で同級生と川に潜って、魚を簡易なモリで突いて取り、川原で焼いて食べた夏から50年以上が経った。



今年は、物部川に行ってみたいな。

老人となっても、夏はやはり楽しい。





とまどう紫陽花、とまどう左肩2025-06-29 22:10

昨日はウォーキングと左投げの練習。本格的な夏に備えて、体調管理。

緑道を歩いていると、本来なら盛りの紫陽花が、突然の梅雨明けで戸惑っているような風情。


休憩しながら149球、左投げスローイング。10Kmウォーキング。

夕食時、限定発売されているレモンサワーを飲んでみた。


開栓すると、レモンが浮き上がってくる仕組み。物珍しいけど、風味は凡庸かな。
普通のビールと日本酒を飲んでいるほうが、私には合っているみたい。



今日は午前9時に次男が我が家に来宅。資格試験のWeb特別研修受講の最終日。この一ヶ月、週末は我が家でWeb研修を受講していた。とはいえ私たちは家にいないことが多いので、次男はゆっくりと受講できたみたい。
三輪そうめんの製品の中に、次男の娘たちの名前と同じ読みのそうめんがあったので、事前にネットで注文していた。「こはる・ひより」という孫娘の名前。次男が「三人目がもし生まれたら、わかばやな」という。三女なら「わかば」がいいかもしれないな。
「つるり」はさすがに名前候補にはあがらないだろう。



妻はジムへ、私はウォーキング。


今日は50球ほど左でスローイング。元来右利きなので、スローイング動作に入るのにまだまだ戸惑う。でも右肩骨折のリハビリとしては、なかなかいいみたい。あとはいつものミニ筋トレとストレッチ。


帰宅前に次男からお礼のLINEが着信。親が子供たちにできることは、わずかなこと。あとは息子たちが自力で人生を豊かに、楽しく生きて欲しい。

ジムから帰ってきた妻が「今日は外食の気分」というので近場の寿司屋でおまかせ握りと生ビール。ネタはいいのに、値段は庶民的。
紫陽花もとまどい、左肩もとまどう梅雨明けの日々。それでも汗をかくのは、やはり気持ちいいね。


2025年の梅雨明け2025-06-27 22:24


本日、関西地方は梅雨明け。観測史上、最速の梅雨明けみたいだ。
今年は3ヶ月以上猛暑が続くという手強い夏になりそう。もともと8月生まれなので、夏大好き人間だったけれど、加齢とともにさすがに夏の暑さがこたえるようになってきた。ここ数年の猛暑が尋常でないこともあるけど。

されど隠居で世捨て人なので体調は悪くない。先日から体幹のバランスをとるため、左投げの練習を河川敷で黙々としている。50球ほどゆっくりとスローイング。


ストレッチなども取り入れながら、スローイングしているとけっこうよい汗をかく。



昨日は図書館の帰りに、近くの児童公園のジップラインにぶら下がってみた。昔と比べるとデブになっているので、想像以上に速く進む。
まさしく年寄りの冷水ですわ。


夜はMx-Linux 23.1 on ASUS X205TAのウィンドウマネージャーの設定。非力なマシーンなので、i3wm,Awesome,BPSWMなどの軽量WMを試してみたが、マイナーなspectrwm+Rofiの組み合わせが軽量さと使いやすさを兼ね備えているので、しばらくはこのWMで使って見る予定。
keybindsが覚えにくくなってきた(苦笑

猛暑なので、軽くて発熱しにくいX205TAを夏は使う機会が増えるかもしれないね。

7月は、それなりに遊ぶ予定も入ってる。遠くに旅行にいったりはしないけど、楽しい夏にする算段だ。


ランドナーと白球2025-06-23 21:33

昨日は、梅雨の中休みの夏日。前日にAmazonで注文していた軟式野球用ボール2個が、午前中に到着。Amazon、恐るべし。

夏日とはいえ湿度は低いので、ランドナーのフロントバックにボールなど一式を入れてポタリングに出かけた。ボールのスローイングをできそうな場所を探しながら、武庫川堤防道路を南下。結局、尼崎中央の森緑地の駐車場草地で左投げの練習。ここは長男の子どもたちがストライダーの練習場所として利用していたが、メインの緑地から離れた場所なので、人も車もほとんどいない。

1982年に妻用に購入したランドナー。購入してまもなく妻が長男を妊娠・出産したので、長らく(42年間も!)義父宅で冬眠していた。義父宅の売却を昨年おこなったが、その際にこのランドナーが保管されていることを知り、私の中のヴィンテージだから、持ち帰り復活させた。


軟式野球用ボール2個、リハビリのため左投げを試行しているが、まだまだ小学低学年並みの投力。草野球で活躍することを目指しているわけではないので、猫がボールとじゃれているようなレベル。


スローイングしながら、ストレッチもおこなう。小腹が減ってきたので、「杭瀬商店街のたこ焼きを食べたいな」と思いつき、ランドナーで東進。阪神沿線沿いの車の少ない道を選択しながら、商店街に到着すると、たこ焼き屋さんはお休み。がっかりして近くの公園でフロントバッグに入れていた饅頭で栄養補給。

以前は夏大好き、暑くても平気で戸外遊びしていたが、加齢とともにさすがに熱中症を警戒しなければならない老人となった。自由自在に夏を走り回っていた自分(当時の自分は57歳)が遠い自分になることは、加齢の摂理だろう。でもすこしでも走れることはいいこと。

2023年の1月に落車による右肩粉砕骨折の手術後、右肩が想像以上に上がらないことに驚いた。当時の目標は
・右手でラーメンを食べられるようになること
・ロードバイクに乗れるようになること
・孫たちの子守ができるようになること
という控えめな目標を設定していた。

あじさい寺まで(2023.6.11)

日常生活は困らないが、やはり身体能力が減殺されたのは確かだろう。
術後2年で主治医から卒業を申し渡されたが、その際に主治医が「このあたりで卒業としましょう。病院にばかり来ていると、病気になりますからねー」と爽やかにおっしゃった。整形外科医はけっこう明るい医師が多い、たぶん内臓疾患と異なり未来に希望を持てるケースが多いからだろう。

今年の夏も猛暑っぽいが、まだ夏を楽しめる老人でいたいものだ。
ランドナーでふらっと30kmほどポタリング。最後は自宅近くの公園でテニスボールを利用して、肩甲骨をグリグリマッサージ。



今日は雨。昨日のスローイングで左腕が筋肉痛。スローイングのコツなどをネットでチェックする。
なんか本末転倒な方向に行きそうな予感もする(苦笑

雨の一日なので自宅でMx Linux 23.1 on X205TAのウィンドウマネージャーをi3wmに変更。Awesomeより、もっと軽量のタイル型ウィンドウマネージャーだ。configファイルを書き換えて、シンプルながら比較的使いやすい環境に設定。
音源まわりの設定をしていると、先日来から音が鳴らなくなっていたトラブルを解消。ハード的な故障ではなく、音源ソースの設定が間違っていたようだ。

まあYoutubeを見るには、X205TAは非力すぎるマシーンだけどね。

i3のcheatsheetを壁紙にして、ターミナルをどんどん起動していくのはAwesomeと同様か。


明日は所用で大阪に出かける予定。日々、雑用のあいまのPC遊び。


左で投げる2025-06-21 23:00

ここ数日はLinuxの軽量ウィンドウマネージャーAwesomeの設定で遊んでいた。Mx−Linux on X205TA上のウィンドウマネージャーXfceでも重いので、Awesomeをインストール。軽いんだけど、サウンドが鳴らなくなった。Alsamixerで設定を見直したけれど、鳴ったり鳴らなかったり。ハード的な故障かもしれない。
まあ、テキストファイル作成専用機にしなさいというお告げかもしれない。
(Awesomeはターミナルをどんどん起動して、ターミナルの世界で完結するのがいいのだろう)


X220やZbook 14 G2にもインストールしたけれど、ZbookではCinnamonでとくに不都合が生じていないので、利用することは少ないかな。設定ファイルのrc.luaを読んでいると、「長すぎるやん、これ」と根気がなくなってきた。


とはいえ家に閉じこもることはほぼない。今日も夏日。本格的な夏を前に、老人とはいえ身体を整えておく必要はある。昔なら、身体のままにぞんざいに生きていても大丈夫だったけれど、さすがにそーっと騙しながら身体を使う年齢になってきた。

今日は散歩がてら、百均でテニスボール2個、購入。右肩骨折手術後、2年5ヶ月が経過。日常生活には困らないけれど、右腕で孫たちとキャッチボールすると肩がどうしても痛む。可動域の制限が後遺症として残った。
後悔しても詮無きこと、以前から考えていた計画のとおり左腕でもある程度、投げられるように練習を始めた。左が使えれば身体のバランスにもよいだろう、たぶん。


まずは百均のテニスボールで試行。人のいない草地でなんどか投げてみる。もともと野球などしたことがないので、身体がギクシャクした感じ。



そういえば次男は大学時代に「時速130kmの直球を投げたい」と言いだして(彼に野球経験はまったくない)、ピッチングの本を読んだりひとり河原で練習していたけれど、「球速を高めるにはスタミナが必要だ」ということで走り始め、そのままマラソンの世界に行ってしまい球速の世界には帰ってこなかった。

父子ともアホかもしれん。

ベンチを利用して、ストレッチとミニ筋トレ。久しぶりに気持ちのよい汗をかいた。



帰宅後、シャワーを浴びて、次男から父の日にプレゼントされた栄養ドリンクを飲む。百均で購入したテニスボールのひとつを握力維持のため、ニギニギしながら帰宅途中、一個がはやくも破れている。百均とはいえ、早すぎないか。
帰宅後、Amazonで軟式用練習ボールを2個、注文した。

夜はフォームローラーで肩甲骨をほぐす。
そのあと読書して音楽を聴きながらブログ更新をした次第。




父の日と夏日2025-06-17 22:37

梅雨明けかと勘違いするような夏日が続く。7月になると戻り梅雨になるのだろうか。

先日、人たらしの次男から郵送で父の日プレゼントが到着。前日に、我が家で資格のWeb研修を受講していたが、帰る際にはいっさいそんなことを話さなかったのが彼らしい。よい意味で、しらばっくれるのが子供の頃から得意。


「まだまだファイト一発する日」も老人とはいえ、あるらしい。

まあ後期高齢者になるまではなんとかなるかな、わからんけど。

世の中、妙に嫌なことも多いので、昨日はふらっと清荒神参道散策。バスで出かけて、宝塚市立中央図書館で何冊か本を借りてから、参道散策。
いつもの茶屋でランチ。月曜の午後一時すぎ、参拝客も少なく茶屋も空いているので、緑陰を眺めながらゆっくりとランチ。

冷えたビールが美味しい。

宝塚駅まで歩いて、駅近の喫茶店で熱いコーヒーを飲んでから帰宅。

今日は妻と奈良にある三輪素麺の店にいく予定だったけれど、夏日にめげて中止。
買いたかった素麺セットは、店の通販を利用してネット注文。

ドジャースの試合を少し見て残りは録画を見ることにして、近くの郵便局に行き、不動産取得税の市県民税部分を納付。
老夫婦にはこれでひと仕事終えたことになるので、自転車で西宮へ。
味処でランチ。帰宅後、冷房をかけて読書。

山田風太郎「人間臨終図巻 4」を読む。数え年77歳以降に没した著名人の生き方・最後が簡潔に記載されている。いまでいう後期高齢者以降に没した人は昔では「長寿」だったといえようか。

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「 地上最大の当然事ーーー他人の死。
  地上最大の意外事ーーー自分の死。 」


  (山田風太郎)
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 夭折と異なり、この年齢以降の亡くなり方はどうしても老醜めいたものが生じてくる。でも知らなかった文学者などの紹介になっており、陰鬱めいた文章でないのは、山田風太郎たるゆえんだろう。



気分はダークじゃないけれどー村上春樹「武蔵境のありくい」2025-06-12 21:48


梅雨のひと休み。昼は近場の喫茶店に赴き、読書。


文芸誌新潮5月号に掲載されている村上春樹の短編小説「武蔵境のありくい」を読了。
副題の「〈夏帆〉その2」は先に掲載された新作短編「夏帆」と連作だと思ったけれど、ストーリー展開がちょっと異なるような。
前作は昔の短編小説「沈黙」を読んだときの感覚と似たものだった。「人間の悪意」というものを描いているのだが、時を経て、SNSなどが「万人の万人対する無秩序な戦い」の様相を呈しており、ホッブスのいう社会契約説って何? それって美味しいの?という「悪意優先」の社会になりつつあるのではないか。



「夏帆」では人の感性(とくに隠れた劣等感)を刺激しコントロールすることに快感を覚えるような人物が登場する。主人公の女性「夏帆」はそれに対抗する姿勢を、それも単独で自立して、とるのだがこの態度は現在のSNS社会ではなかなかむつかしい立場だ。
でもたぶん必要となる立場だ。

そして今作。読み進めながら、思い出した作品は「かえるくん、東京を救う」という短編小説。「かえるくん、東京を救う」では、平凡な男性会社員と「地下のみみずくん」と戦うかえるくんが登場して、シンクロしながら地震から東京を救う。

今作ではひとりの女性絵本作家と、ジャガーから逃れてブラジルから日本に来たありくい夫婦がシンクロしながら「邪悪なもの」に立ち向かっていく。

人を破滅させるものが地震などの災害であることは事実だろうけど、最近は「邪悪なるもの」が社会の停滞と貧しさのために進行しているように感じる。

村上春樹の小説は、読者に自由な読み方を提供してくれるので、ひさしぶりに良い文体を読んだ。
作家は老人になると「人生訓」を説いたり、昔話に終始しがちになるけれど、村上春樹は文体が若々しい、いや若作りしていない。

「早朝だ。口の中が小型の砂漠を丸ごと呑み込んだみたいにからからに渇いていた。彼女は布団から出て台所に行き、冷たい水をグラスに三杯続けざまにごくごくと飲んだ。渇きが癒され、それでようやく一息つくことができた。」

こんな文体はなかなか書けない。

あとは中公文庫の関川夏央「昭和時代回想 私説昭和史3」を電子書籍で読み進める。

ところでブログの背景色を変更した。CSSを修正してブログ画面を本格的に変更しようとしたが、めんどくささが先立つ。備忘録のようなブログなので、自分が読むことが多い(苦笑

老人となり、明るい画面が見づらくなり、PCの設定、ブラウザ、ターミナルもTango-DarkやMonokaiなどダーク基調に設定することが多くなった。とりあえずブログ画面をMonokai基調に変更してみた。

気分はダークじゃないけれど、ブログ画面はダーク基調です。

午後は公園で1時間ほどミニ筋トレとストレッチ。骨折術後、2年5ヶ月が経過。肩甲骨が固まりやすいのでストレッチなどは日々必要な身体になっている。

そうそうもう20年近く前に「沈黙」についてブログ記事を書いている。




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