ポール・オースターと村上春樹 ― 2009-10-06 23:15
肌寒さを感じる1日。台風が接近しており、木曜は荒れ模様の天気になるようだ。夜ポタもできないや。
友人から薦められたポール・オースターの小説を読了。
村上春樹の小説と共通する匂いを感じる。存在感の強い人が不可解に失踪したり(村上春樹の小説では主人公の周りの人々が必然かのように喪われていくことか)、性的関係のエロティシズムや、性的なものに潜む破壊や死との近似性など、村上春樹の小説との親和性が強い。
翻訳本というのは、文体が馴染めずに放擲することが多いが、オースターの原文が良いのか柴田元幸の訳文が良いのか、抵抗なく読み進めることできた。
本を読むことも、ロードバイクに乗ることも私にとっては独りぼっちの行為。そんな時間も自分に不可欠であることを、ここ数年の生活でますます実感するようになった。あとは丹波北摂、美山の情報をチェックして、今月下旬の東京出張のスケジュールを作成中。
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