丹波篠山黒豆ライド2009-10-04 22:21

今日は丹波篠山黒豆の解禁日。ということでロードバイクで買出しに出かけました。
9時頃、自宅を発進し宝塚十万辻を上る。自宅から少し走れば里山に達することができるのがイイ。



今日はすこし暑いが湿度がなく、青空と雲が良いコントラストを描いている。


「コスモス園」と大仰にするより、里山に何気なく咲いているコスモスの方が好きですね。


近くの神社でいつものお願い事を祈願。

大阪峠を越え、37号線を北上。ロードバイク乗りの大集団(30人ほどいたか)とすれちがう。どこかのチームの集団だろうか。みな本格的なスタイルでした。


羽束川渓谷に入って行きます。渓谷を抜けると、後川の集落。黒豆畑の各所に農家の人たちが販売所を設けているが、帰路に買うことにして古坂峠を越え、お気に入りの日置の集落を走り、農道に入る。


遠くに白髪岳が見える。

まわりは黒豆の畑。デジカメ撮影のため近づくと、バッタが足元から何匹も飛び出してくる。



黒豆の実

農道を西進し、妻入商家群、篠山中心部を走る。篠山城の北は観光客で溢れているが、商家群はひっそりとして落ち着いた雰囲気。


お腹が空いたので、食べ物を物色していると「しし汁定食700円」の案内が目につく。

この建物は「小林家住宅」。説明を読むと

「建築年代明治12年(1870年) 当家は妻入・平入建築を組合せ町医者として建て、昭和40年(1965)まで開業されました。玄関・受付窓口・待合室・診察室・薬局は当初のままの姿を残しています。主家に続き離れ屋敷・土蔵・中庭があり、庭は歴史的な景観に必要な樹木として環境物件の指定を受けています。(梅・柿・黒松・多羅葉・貝塚いぶき・山紅葉など)」


声をかけてお邪魔すると、現当主の小林さんが出てこられた。室内は風がよく流れきもちがいい






客は私一人なので当主の小林さんから色々篠山のことをお伺いする。


しし汁定食が運ばれてきました。山菜ご飯・漬物・しし汁・長芋・黒豆煮・蕨、かぼちゃの煮物とヘルシー定食です。 ずっとそばに当主の小林さんがいらっしゃるので、食事をしながらいろいろとお話(ロードバイクに乗っているときは愛想がよいasyuuですー笑い)。

私「今日が黒豆の解禁日ですね」
小林さん「早生(わせ)の黒豆が一時出回って(黒豆本来の味はないそう)、農協が黒豆解禁日を決めるようになったんですよ。今年は今日が解禁日」
私「でももうすこし後のほうが美味しいんでしょうね」
小林さん「そうやね、あと1週間くらい経った方がええかな。いつもお祭りの頃がいちばん美味しいな」
私「黒豆の名産地ってあるんですか」
小林さん「川北かな。黒豆が有名になる前は川北地区でしか黒豆は作られてなかった。私が子供の頃は川北の黒豆しか食べたことないからね」
などと黒豆談義をしながら、おかわりに黒豆ごはんをいただき、お土産に自宅で栽培したカボスをいただきました。

篠山に行ったらぜひ立ち寄って見てください。しし汁、うまいっす。でも当主の小林さん、かなりお話好きですよ(笑

帰路は、後川で黒豆を購入するので古坂峠を越えず、お気に入りの曽地奥林道を上っていく。

今日は誰とも出会わず、しずかな林道を独り占め。

後川の集落に下りてきて、黒豆を購入。
ロードバイクに乗るとめちゃ愛想のよいわたくし、「いつも後川を自転車で走らせてもらってるんで、黒豆買うならココって決めていました」というと、オマケしてもらいました。

バックパックに黒豆の枝を入れて(上部が閉まらずバックパックから黒豆の房が揺れている)、西峠・県道12号線を南下し5時頃帰宅。

今日のコース
武庫川堤防道路ー宝塚十万辻ー33号線ー大坂峠ー37号線(羽束川渓谷)ー後川ー古坂峠ー日置ー篠山市街地ー日置ー曽地奥林道ー後川ー西峠ー県道12号線ーR173ー猪名川堤防道路

今日の走行距離 124.88Km

・帰宅後、枝から黒豆を切り取りゆがいて食べると美味。ビールが進みました。
・秋晴れの1日。多くのロードバイク乗りに出会った。みな楽しそうです,みな私より速いです。
・いつも黙々と走ることが多いけど、たまには土地の人のお話を伺うのも楽しい。ロードバイクに乗るとわたくし、愛想がよすぎるほど(苦笑. 日常もこんなに愛想が良ければ、もうちょい人に愛されたのでしょうけど(汗
・しばらくは秋を満喫するライドをしたいですね。


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