路線バスという小宇宙2007-04-26 22:51

私は人力移動(自転車、徒歩)が好き。
自動車免許も持っていないし、タクシーに乗ることも少ない。

今日は仕事が終わってすこし時間があったので、いつもの阪急電車に乗らず三宮からふらっと路線バス(阪神国道バス)に乗った。

R2上を三宮から阪神尼崎まで向かうバスだ。けっこう長い距離なのに料金は210円。
暮色のR2沿いの風景を眺めながら座席に座っていると、バスの心地よい振動とともにすっかり睡眠モードに入ってしまう。

湖西の山々に向かうときも路線バスを利用することが多い。

路線バスの中で車窓から街の風景を眺めていると,なんとなく幸せな気分になる。
人々が行き交う都会の街並み、彼岸花の深紅があざやかな湖西の田園地帯、大菩薩峠に向かう道に連なる葡萄畑、別府から湯布院に向かう道にそびえ立つ由布岳。

路線バスから眺めた風景がなぜにこれほど印象に残っているのだろうか。

小1時間ほどのバス乗車の時間を経て、今津国道(西宮)で下車。R2沿いのカルビ丼の店に入ってみる。
カルビ丼+ミニスープ+キムチセットで500円。めちゃ、おいしい。
店のTVで阪神戦の中継を生ビールを飲みながら見る。
「正しい関西のおじさん」スタイルだ。

路線バスという小宇宙のような世界が好きなんだろう。

仕事がすこし捌けたので、今週末の連休は出勤はしなくてすむようだ。

じぶんの小宇宙をいろんなものを通じて感じていきたい。

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