ブタシステム手帳と別れ、村上春樹短編評論集を読む ― 2006-11-27 22:24
関西地方は、ときおり雨だったがこの季節にしては暖かい一日。
例によって会社の帰りに本を数冊購入し、システム手帳用のリフィルを用意する。
■ブタ手帳を使わない
システム手帳に凝っている頃、すべて情報を手帳に集約しようとしてPCでリフィルを作成したり、いろんなものを挟み込んで膨れあがったブタ手帳になっていた。
今は、必要なリフィルだけを数枚いれてスリム化している。
なんでもPCでするのが合理的とはいえないだろう。キーボードばかり打たず、手書きするのもたまには必要。
■Linux雑誌の終焉
が最終号となっている。
Netの情報の豊富さ・速さに比較すると、PC雑誌の役目は終わりつつあるのだろう。
OSM(オープンソースマガジン)も来月号で休刊となる。
Linux系では日経LinuxとSoftware Designが残るくらいか。
記念に購入。
■村上春樹作品評論集発刊続く
村上春樹作品評論集が相次いで発刊されてますね。
私は、熱心な村上春樹読者じゃないし、長編を読むのには根気がない。
でも、村上春樹の短編を偏愛している。
最近発刊される村上春樹作品評論集は小難しいし、分析するということにあまり興味がない。
だが、この本はちょっとスタンスが違う。
まだじっくり読んでいないが、村上春樹への偏愛であり「私」に引き寄せた村上春樹論が好ましい。
「客観的な分析」なんて興味がないもん。
村上春樹の長編のみならず、短編を丁寧に紹介している。
短編って読んでいるときはつよい印象があるのに、次第に読後の感覚が薄れていく。
登った山や歩いた森を、写真や匂いで思い出すように、この評論集を読んでいってみよう。
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