asyuu@forest

新しい職場では書籍環境に恵まれている。そして仕事の帰り、映画館にもすぐいけるなぁ。 といっても、熱心な映画愛好者ではない。年に数本くらいしか映画を見ないし、ひとり遊びなら街を歩いたり、PCに向かったりする方が好きかもしれない。

それでも、以前と比べると映画を観るようになったほうだ。３年前、旧職場の先輩の影響を受けて、映画に興味を持つようになった。先輩の、あたかも「映画の伝道者のような」映画紹介を聞いていると、つい観てみたくなるような魅力が先輩の語り口にはあった。お好きな映画には何度か足を運び、そしてDVDが発売されると、即、購入される。
簡潔で、でも、映画に対する愛情あふれる寸評が載ったDVDリストを配られ、希望者にはDVDをお貸しになっていた。

こちらの希望の作品とともに、「これは、（asyuuくんが）気に入ると思うから」といって先輩のお薦めのDVDも貸していただいた。でも、ある時、貸していただいた作品が松本大洋原作の「青い春」

不良高校生たちの閉塞的な高校生活を描いた佳品なんだが、これをなぜ私が気に入ると思われたのか、いまだに謎だ。

映画といえば、高校時代のガールフレンドも映画好きの人だった。デートしたとき、「どんな映画が好きなの？」と聞くと、「アラビアのロレンス」だという。なにしろ私が17歳までに観た映画といえば、東宝の「若大将シリーズ」とか「ゴジラ」とか「大魔神」とか日活の吉永小百合・浜田光男シリーズの青春モノ。 「アラビアのロレンス」？？？？？。。。

彼女は、「ロレンスが最後に感じる孤独がすごいスキ」という。ますます？？？？。。。
この作品DVDでも227分もある長編なんですよね。彼女、あのとき17歳だったのに、どうやって観たんだろう。
以前、TVで放映されていたが、彼女とのちょっぴり辛い別れも思い出されて、結局最後まで観とおすことはできなかった。いつかはこの映画も観るんだろうか。

うん、今年は時間を作って、映画もふらっと観にいきましょう。