「趣味としての孤独」と変態PC2021-11-16 22:39

季節の変わり目のためだろうか、体調がすっきりしない。自分のなかに、沸いてくるようなエネルギーを感じない。高血圧、尿酸値高め、膝痛、そしてアラ古希だと、徐々に老人となっていくスピードが速まっているのかもしれない。非社交的で「趣味としての孤独」に沈潜しがちな性格なので、最近はPCに向かうことが多かった。


(初?の痛風アンソロジー。最も同情されない、笑い飛ばされがちな痛風をめぐるエッセイ集。いやいや痛風を発症したくないな)。

Regolith on ThinkPad X220の設定もひと段落。
文章作成はEmacs
ターミナル上でCUIファイラーのレンジャーを起動させて、画像ビュアーのuberzugで画像プレビューしていく。
Enterキーを押すとCUI画像ビュアーのSXIVが起動する。
画像サムネイル、フルスクリーンがマウスを使うことなく、きびきびと表示される。快適。

Rangerで画像プレビュー

画像をサムネイル表示


サムネイルをフルスクリーン表示

コロナ前に友人らと行ったフランス旅行、台北旅行、京丹後旅行、高知旅行のアルバムをLINEなどからダウンロードしてGoogle Driveにアップロード。それをX220のmSATA(128GB)に保存。

ローマ・トレビの泉。確か補修中の頃


Rangerで閲覧していく。過去を懐かしむことはあまりないけど、コロナ後の制約された生活はまだまだ続くのだろう。

Ricing(デスクトップのスクリーンショットを披瀝するサイト)を眺めていると、見たこともないPCでLinuxを走らせているスクリーンショットを見つけた。



なんやこれ?と読んでみると、ASUSの変態ノートパソコンだ。


サブディスプレイを装備して、タッチ操作もできる。すごいやんこれと久しぶりにワクワクするPCだ。いやね、冷静に考えるとRegolith on ThinkPad X220ではタッチ操作できないとはいえ、ウィンドウを自由自在に分割・拡大・フロートができ、ワークスペースを作ってウィンドウを立ち上げたり移動させたりして、狭い画面を有効活用できる。なにしろ動作が俊敏。
とするとこの変態PCがどうしても必要という結論にはならないが、「人は合理性でのみ動くものではない」という法則(そんなものあるか?)からすると、ウキウキ・わくわく・ドキドキするPCであることは確か。

ということで今日、1年ぶりに大阪にでかけ、ヨドバシ梅田で実機を触ってみた。


キータッチは悪くないが、キーボードが狭いのでタイピングにはちょっと慣れが必要かな。

デュアルディスプレイはスムースに動くし、メイン画面とシームレスに使用することもできる。
かなり魅力的なPCだ。ただWSL上でLinuxを走らせると、この画面構成は制約が多いかもしれない。独自の仕様でデュアルディスプレイを制御しているだろうし(Window上で)、この変態画面だと保証期間が過ぎた頃にサブ画面が表示されないというトラブルが生じそう(単に長年のカンだけど)。

ちょっと様子見(価格も含めて)。

天気がよいので、中津・中崎・天神筋商店街をぶらぶらと歩いて、古書店をのぞいたり、平日昼間なのに賑わっている居酒屋を見たりする。

1.4mの高架下。かがまないと通れない(中津にて)

中崎町は個人ショップが増えているような

昔なら、速攻瓶ビール大、刺身盛り合わせで昼飲みしたけれど、まだまだ居酒屋の混雑にひとり飛び込んでいく蛮勇はない(苦笑



天神筋商店街を抜けて、大阪天満宮にお参りして、堂島川遊歩道をぶらっと歩いて、堂島ジュンク堂に立ち寄り、けっこう歩いたなと感じながら帰宅。



昨年、起動不可となり、機種変更した以前のスマホは文鎮化していたが昨日、Ubuntu Phoneにしようといじっていたら、リカバリーが始まってWiFi端末として使えるようになった。

現在、使っているミドルレンジのスマホAQUOS sense4 SH-41はカメラ機能が旧い機種のGalaxy S5 Activeより劣る。画素数の違いかな。

S5 Activeは
・自宅でのWiFi端末
・外出時のカメラ、電子書籍端末(honto,Kindle本を事前にダウンロードしておく)。
として使うことにした。

待ち受け画面はケン・リュウの短編集に影響されてSF風画面。

スクリーンショットをアップロードしようと思ったが、かなりヲタク風なので自制した。

(電車のなかで読むと読書がはかどる)

変態PCをやっぱり買うかもしれないな(苦笑


SFプロトタイピング2021-11-08 20:09

午前中はAmazonにてLED電灯の注文。ついで百貨店のオンラインお歳暮サイトで親族へのお歳暮発注。シルバー人材センターの方が来てくれて、植木の剪定をしてもらう。今回もていねいな仕事ぶり、私よりはるかに高齢なのにたいしたもんです。

■先日の夫婦の会話

宮本浩次の音楽番組を老夫婦で見ていたら、彼の代表曲「今宵の月のように」が紹介された。

妻「この曲ってキムタクのドラマで主題歌になったやつやね」
わたし「いや違うよ、えーっと」(固有名詞が出てこない)
「Mを歌っていたグループの....」(またまた固有名詞が出てこない)
妻「プリンセス・プリンセス?」
わたし「そうそう、そのボーカルの....」
妻「岸谷香?」
わたし「そうそう、その岸谷香のご主人の....」
妻「岸谷五郎?」
わたし「そう、岸谷五郎が主演したドラマやった」

と迂遠な会話をしながら、やっと会話の目的に達することができる。加齢とともに固有名詞がでてこないというのは、ほんまやね(苦笑

最近、PCのデスクトップ環境を設定していたら、キーバインドやショートカットキーを覚えるのにとまどう。

■ 日記をorg-modeで整理するようになってからは、
Emacsのキーバインド、インクリメンタルに補完や検索をするためのフレームワークhelmのキーバインドを操作し、

■ タイル型ウィンドウマネージャのRegolithのショートカットを覚えなければならず(「shift+Super+/」でショートカットがポップアップするのは助かる)

■ Regolith上のTerminal(mlterm)から起動させたCUIファイラーRangerのショートカットを覚えなければならない。

左Neofeth 右上Ranger 右下Htop


頭ではなく手に覚えさせる必要があるけれど、脳がだいぶスカスカになっているので、しばらく使わないとすぐ忘れてしまう。

だからEmacsでこの文章を書きながら、別ウィンドウにショートカットをまとめたファイルを起動させて、わからなければ参照するというスタイル。

左Emacsでこの文章を作成 右EmacsでCheatsheet確認


最近、はまっているRegolithは、刺激的なタイル型ウィンドウマネージャだ。過去にi3WMやawesom、xmonadなどのタイル型ウィンドウマネージャを試したことがあるが、使いやすくするためには膨大な時間を費やして、設定ファイルを自分で構成しなければならない。中途でめんどうになって、Xfceなどのデスクトップ環境で困らないやん、ということになりがち(XfceやLxdeのデスクトップは軽量でじゅうぶんに使える)。

デスクトップ画面を開陳するサイトでは、日々、デスクトプのスナップショットを見ることができる。ダークな画面が多いし、かなりマニアック。


Regolithの画期的なところは、Ubuntu系列のディストリビューション(Ubuntu,LinuxMintなど)で動くウィンドウマネージャなので、自動的に各ディストリビューションのアプリを起動することができること。
そしてデフォルトでタイル型ウィンドウマネージャの設定がなされており、すぐにその恩恵を受けることができる。キーボード操作に拘泥せずにマウスも併用できる(ThinkPadのトラックポイント最高!)。これはかなり斬新。もちろん設定ファイルをゴリゴリと書き加えて、より細密な環境にすることもできるけど、その域になると「趣味の問題」ということになるだろう。

ワークスペースを自由に作成して、複数のウィンドウを起動させ、各ウィンドウのフロート、リサイズ、最大化、ワークスペース移動も軽快に操作できる。

shift+Super+fでウィンドウをフロート


組織人だった頃、鈍重なWindowsを使い、WordやExcelを強要され、自宅より遅いネット環境のなかにいたことを思い出すと、天国みたいな環境やね(苦笑

Linux Mint 20.1 on ThinkPad X220上でブラウザ(Firefox,Google Chrome)の日本語入力ができなかったが、設定を書き換えるとMozcを起動できるようになった(半角/全角キーで起動)。X220ではAtok X3 for LinuxとMozcを日本語入力できるようになっているが、通常はAtokが起動するようになっている。そのためブラウザではAtokが起動しないため、Mozcを利用するように設定しなおした。でも設定ファイルをどう書き直したか忘れた(爆

Linuxは日本語環境が貧弱なので、2007年に発売されUpdateもなくなったとはいえ、Atok X3 for Linuxはまだまだマシな日本語入力環境だ。
MozcはEmacsなどでインライン入力できないし。EmacsやVimでは日本語入力SKKを使うとインライン入力できるが、やはり変換速度はかなり遅くなる。

■今日もクロモリロードで散策して緑陰で読書。


なかなか刺激的な本。著者が賢すぎて(たぶん本人も自覚している)なかなかついて行けないけれど、老人の人生読本を読むよりはいいかもしれない。



ケン・リュウの最新短編集。ケン・リュウもSFプロトタイピングの範疇にいれてもよいSF作家かもしれないな。

夕食後、またまたうたた寝。これも老化の証かな(苦笑
夜は日本酒をちびちびと飲みながら、読書の予定。





Regolith2021-11-04 21:25

昨日はRegolithウィンドウマネージャーの設定に時間を費やす。ThinkPad X220,ASUS X205TA上ではLinux Mint 20.04を稼働させており、ウィンドウマネージャー環境はXfce。軽量で使いやすいウィンドウマネージャーなれど、Emacs関連の記事を読んでいると、Regolithというマイナーなウィンドウマネージャーがあることを知った。

たまたま樋口恭介氏の「すべて名もなき未来」を読んでいるところなので、気分転換にウィンドウマネージャーを変更した(Xfceも併用するが)。Regolithはi3-wmを基本とするタイル型ウィンドウマネージャーのようだ。
過去にXmonadやawesomeなどのタイル型ウィンドウマネージャーを試したことがあるが、設定ファイルをちまちまと作成しないと快適には稼働しない。暇人とはいえ、さすがに「なにしてるんやろ?」という気分になる。

Regolithは必要な設定はパッケージでも提供されるようなので、本家サイトからインストールした。


EmacsはCtrl(capslockとCtrlを交換済み)とAltキ−を多用するが、RegolithはWinKeyをSuperキーとして多用する。
Winkey(WindowsKey)って役立つんか?


Linux環境下ではWinkeyを使うことはまず無い。Emacsのキーと衝突することとはなさそうなので、タイル型ウィンドウマネージャーとして使えそうだ。

起動するとデスクトップ画面。デスクトップにアイコンを配置することは嫌いなので、すっきりしているのがいい。

すっきりとしたデスクトップ。下部にBarを設定。


Super+shift+/で主要キーバインディングの説明をトグル表示することができる。キーバインドをすぐに忘れるので、これは便利。

右からキーバインディングを表示させる。


Super+Enterでエディタ(mltermに設定)が起動
Super+shift+Enterでブラウザ(Firefox)が起動
Super+Spaceでアプリ起動画面
過去に起動したアプリが自動的に先頭から順番に表示されるようになっている、便利やね。

かなり使いやすいアプリ起動画面


Super+tで起動している画面を縦分割・横分割・全画面をトグルしながら表示できる。2分割くらいなら狭いノートパソコンの画面でも有用だけど、起動させるアプリが増えると全画面表示が便利やね。

縦二分割。左にファイラーRanger、右Firefox

横2分割

三分割。上Firefox,下左htop,下右Ranger


Ubuntu環境下で導入したウィンドウマネージャーなので、すでにインストールされているアプリは従来と変わらない。
ただ日本語入力環境に不備がある。

EmacsやVimではAtok X3 for Linuxが動くけど、Fifrefoxでは検索窓などで日本語入力ができない。もともと無理やりAtok X3 for Linuxを稼働させているのでいまのところ解決法がよくわからない。Mozcにすれば問題なく日本語入力できるが、MozcはEmacs上でインライン入力できないのが難点(Vimではインライン入力できるのに)。

というわけで昨日は秋晴れなれど、Regolithひきこもり状態。マイナーなウィンドウマネージャーなので、日本語で紹介されたブログ記事も少なく、本家のサイトを読むのが一番。当然ながら、説明は英文なのでなんとなく気分で通読する。詳細な設定ファイル作成の説明部分を読み通すことは割愛(設定沼に嵌るし)。

PCに向かいすぎると神経が高ぶるのだろう、夜はうまく眠れなかったので遅くまで音楽を聴いていた。

今朝、妻から「天気いいから京都へ鯖寿司を食べにいかへん?」と提案があったけど、睡眠不足だし、隠居は腰が重い(苦笑
ネットで店を確認すると、祭日あけなので臨時休業も多いし、個人店はネットでは確認できない。
来週にいくことで家内の了承を得た。

午後からはクロモリロードで散策。緑陰で樋口恭介「すべて名もなき未来」を読了。

上田岳弘「旅のない」に続いて若手作家の作品を読んだ。樋口氏はSF小説家、上田氏は純文学作家とは分類できるかかもしれないけど、そんな範疇化は意味のない時代になっている。樋口恭介氏はiPhoneで口述筆記もしているので、模倣してみたがGoogle音声入力がまだまだ未熟なのか、加齢により滑舌が悪くなっているのか(たぶん後者だろう)、とんでもない文章がディスプレイに羅列されていく。老人にはキーボードをタイピングするほうが有効な入力手段なのだろう。
隠居なので喋ることがすくないし、静かにキーボードをタイピングするほうが好みでもある。

EmacsやRegolithはキーボードを使うことに肝があるしね。ところでRegolithってなんやねん?と調べてみると、

regolith
名《地学》表土
<用例>
lunar regolith
月のレゴリス、月面の表土
covered with loose regolith
《be ~》粗い表土で覆われている

背景画像の種類が「月面」が多いので、そこからイメージされたものかな。
でもやっぱよくわからないウィンドウマネージャー名やね。今日は夕食後、うたた寝。これから読書して、音楽を聴く予定。




老いのゆくえ2021-10-22 21:26

急に寒くなったので、コタツを出して、蜜柑を食べながら読書している。
Emacsの古い本を読みながら、本の奥付をみると2004年7月5日初版。17年も前になぜEmacsを使ってみようと思ったのだろう、まったく思い出せないし、通読した記憶もない。


ブログの更新頻度は低下したが、今年の5月末頃からエディタで日記をつけている。凡庸な隠居生活なので「ハレとケ」の色合いは薄く、図書館の本の貸し出し記録、クロモリロードで散策してどんな本を読んだとか、それに連鎖して著者のブログのURLをコピペしたり、Web記事を引用したり。
テキストファイルとはいえ、だらだらと文章が蓄積していくと、検索や整理にとりとめなくなってくる。
そこでEmacsのorg-modeというアウトラインプロセッサの存在を知った。

いつかはプログラミングもしたいなと妄想していたが、プログラミング所作を覚えるには残りの人生は少ない。上記のEmacs本もプログラミングへの憧れで購入したのかもしれない。でもそんな動機では、Emacsを使う梃子にはならないだろう。

「今やEmacsはテキストエディタではなく、Org modeのフロントエンドと考えたほうが良いのではないか。」

と解説されたブログ記事に触発されて、自分のテキストファイル(日記)を整理することにした。文章移動のコマンド、org-modeのコマンド、Emacsの対話型の処理を拡張するhelmなどを自分の日記で試していると、なんとなく乾いた幸福感みたいなものを感じる。

Emacsで日記を読み込むと、折りたたまれた状態。

helm-miniでバッファの状態を確認できる。



** TODOで図書館関係の簡易貸し出し表を作成している。テキストファイルなのにたやすく表を作成できるのが便利。




昨日の凡庸な日記。



今日もクロモリロードで散策して、緑陰で読書。昨夜から春日武彦氏の著作2冊を読了。薄暗い書斎で書かれたような湿度のある文章は嫌いじゃないけど、連続して読むと妙に疲れる。ただ引用されている本がなかなか興味深い。

そして夜に、日記を書く。

コンピュータの乾いた文章と晩秋の天気。承認欲求からは遠く離れているのが心地よい。

明日は孫守ヘルプ、明後日は友人と近場をハイキング。今週、女友達と食事会と思っていたら、自分の勘違いでLINEのやりとりを再確認すると、来月下旬だった。加齢とともにこうした失敗も生じる(だから仕事を辞めて、隠居生活に入ったわけで)。勝手に枯れ木のように老人になっていくと夢想していたが、多くの現実は「プラスティックのように薄汚れてひび割れていく」のが老人ということか。
老人に先達はなく、年寄りにスタンダードなし、と思うので、最近は「望ましき隠居」イメージをひとり妄想するのみだ。


Emacsひきこもり2021-10-18 19:13

この2週間にしていたこと。

Chromebook(IdeaPad Duet)で

Android上のLinuxエミュレータ「Termux」で日本語入力ができない。

Termux上のVimやEmacsで利用できる日本語入力「SKK」をインストール。

Emacs上のSKKが使いやすそうなので、Emacsのキーバインドをある程度マスターするために、ブログや電子書籍を読む。

そのなかで「org-mode」なるアウトラインプロセッサがEmacsで有名なことを知る(Emacsをいまだに使い続けるのは、このorg-modeがあるためという意見もあるほど)。
ChromebookのLinuxコンテナおよびLinux Mint 20.04 on ThinkPad X220でもEmacs+SKK+org-modeをインストール・設定。

上記、流れで毎夜数時間、Emacs関連の記事を読んだりしていた。そこには社交性も生産性もない。

隠居生活も三年半になると、パターン化した生活、それにコロナ禍も加わって、
・働かない
・過食しない
・属さない、群れない
といったスタイルで生きていると、なんとなくEmacsに引き籠もってもいいかなという気分になったわけで。

とはいえ体を動かすのは大事なので、毎日午後からはクロモリロードで20Kmほど走ったり、膝痛も緩和されたので、ゆるゆると7kmほどジョギングしたりする日々。クロモリロードで走るときは、緑陰で読書。

蔵書をもう増やしたくないので、もっぱら図書館の本を利用。図書館には入手しにくい本もけっこうあるので、村上龍&村上春樹対談集「ウォーク・ドント・ラン」や小坂一也「メイド・イン・オキュパイド・ジャパン」などの希少本を読むことができる。


「ウォーク・ドント・ラン」はたぶん村上春樹の意向で文庫化されていないんじゃないかな、「若気の至り」というよりは今では考えられないリップサービスが文章に載っちゃった感じだ。今なら「炎上」しそうな表現もあるけど、両村上は表現に対して真摯なのは(村上龍28歳、村上春樹31歳と、とても若い!)この時からブレていないわけだね。

惹かれた文章は、スマホのカメラで撮って、lensでテキスト抽出するか、Google Keepに画像登録して、OCR機能からテキスト抽出することができる。

そんな機能、知らんかった。今までちまちまとPCで引用文を入力していたが、こちらのほうが早く引用できる。

夏の長雨のせいだろうか、季節がずれて10月になっても残暑が続いた。でも気温が30度を下まわり、湿度が高くないので、ずーっとこんな気候だったら、想定している期限より長生きできそうな気もするけど、人にも野菜や穀物、木々などにも四季は必要だから無い物ねだりだろう。

先日は最後の残暑なので、カーボンバイクで槻並・阿古谷周回してきた。
睡眠の質がよかったのと猛暑ではないので、軽快に走ることができる。

里山にはコスモスが咲き、至る所で柿が実っている。71kmほどゆったりと走った。



そして昨日から晩秋と思えるほど、気温がぐっと下がってきた。「早春」や「初秋」という四季の折り目がなくなりつつあるのだろうか。とはいえコロナ感染者数が激減してきた、ようわからんけど。

今日の午前中はフレッツ光の「はじめ割」確認のために、NTTのサポートに電話。割引を利用できることを確認、3年以上さりげなく損していたんや(既存料金をドコモもNTTも値下げすればいいだけの話なのに)。
固定費削減(電気・ガス料金一元化、スマホプラン見直し、そして今回の「はじめ割」)で月額1万円以上、削減になる計算やね。

午後は急遽、孫守のヘルプ。公園でいっしょに遊んでいると、例によって孫が寝始めたので、3歳14Kgの孫をだっこして公園から帰るのが重労働になってきた(苦笑

今週は、女友達3人と久しぶり(ことし初めて)の会食、そして週末は別の友人とハイキングの予定。
Emacsに引き籠もっていっても、人らしい生活はしないとね。





1984年の村上春樹とSKK2021-10-03 22:14

隠居には祝祭的日々はあまり必要ないので、のんびりした時間が過ぎていく。クロモリロードで散策したり、緑陰で読書したり。


日常使いのノートパソコンは、ChromeBook(IdeaPad Duet)なので、Android,Linux(仮想コンテナ)、Chrome OSが混在した状態。

最近、はまっていたこと。


無線ルーターのUSBポートに128GBのUSBメモリーを装着して、簡易NASを設定。Dropboxなどと同期させて、日記などのテキストファイルを保存。テキストファイルだとわたしの凡庸な一生分の記録でも数十メガバイトだろう。

アンドロイドアプリのTermuxを導入して、Ubuntのデスクトップ環境を構築。lxde,Xfce4などのデスクトップ環境作成にけっこうな時間をついやす。
Anthyをインストールすると日本語入力ができる。

そしてtmuxのマルチターミナルを気にいっている。でもtmuxは日本語入力環境が貧弱なので、そこから起動するVim,EmacsでSKKの日本語入力をできるよう設定。


SKKが他の日本語インプットメソッドと大きく異なるのは、かな漢字変換において形態素解析に基づいた変換を行わないこと。かな漢字変換は連文節変換、同意義語変換などの精度を向上させてきたが、その反面、インプットメソッドに指示されている感じになってきた。やれ「読点がおおい」、「おなじ助詞が連続する」とか指摘され、勝手に漢字変換するので漢字のおおい文章になりがちではないかな。

自分で書いているのか、インプットメソッドの連文節変換により定型的な文章を書かせてもらっているのか判然としなくなることはないか。

SKKは、例えると、万年筆で白い紙に思考しながら文章を書いていく感じ。


BRUTUS(ブルータス) 2021年 10月15日号 No.948 [特集 村上春樹 上 「読む。」編] を読んでいると、1984年のBRUTUSドイツ特集でのレアなエッセイ集が復刻掲載されている。

このエッセイの文章がとても若い作家らしく瑞々しく、万年筆で書かれた文体だなと即座にわかる。
とてもすてきな文章なのでSKKで筆写してみた(SKKだと筆写という感じになるのが不思議)。

1984年だからワープロや、ましてやパソコンで書かれた文章ではないだろう。
若くして読みやすい、されどまねしがたい文章が万年筆で書かれたんだろう。


1987年にワープロ(シャープ書院520だっけ)を使いはじめ、1991年6月からパソコン(EPSON PC286VG CPU16bit RAM4M HDD 80MB MS-DOS 3.1)に出会った(総額50万円もした!)。コンピューターの進歩は、私などの予測をこえたものだったけれど、ネット社会には夾雑物がまじりすぎたような気もする。

SKKのような変態日本語入力が簡易で単調でスローな日々にはふさわしいかもしれない。

孫と公園で遊んだときにカマキリに出会う




DS-Liteで接続(たぶん)2021-09-10 22:16

昨夜からDS-Liteのお勉強。

フレッツ光ネクスト隼のHGW(ホームゲートウェイ)/RX600KI
+無線ルーター/RT-AX3000
+ASAHIネット Ipv4 over Ipv6(DS-Lite)という環境で

無線ルーターがDS-Liteに対応していないのでアカンと思いこんでいたが、ASAHIネットのサイトなどを見ていると、HGWがDS-Liteに対応しているので無線ルーターに関係なく、DS-Liteを利用できるようだ。
ASAHIネットのサイトでもDS-Lite・接続可となっているし、



minsoku.netで実効速度を計測すると


IPv4接続方式: IPoE + IPv4 over IPv6(v6コネクト)
IPv6接続方式: IPoE(v6コネクト)


と結果表示されるのでDS-Liteを利用できているようだ。利用できなければ、ASAHIネットから登録したメールに、連絡があるみたいだし。


Ideapad duet chromebookで実効速度を計測すると、そこそこのスピード。
利用端末(NotePC,スマホ、Chromebook)がどれも非力なので(Wi−Fiの最新デバイスではない)、超高速とはならないが、通常使用には十分の速度だろう。

DS-Liteの恩恵は、よくわからない(苦笑

transix IPv4接続(DS-Lite)


HGW・RX-600KIの取扱説明書を読み流しておこうと、NTT西日本ののHPをチェック。

RX-600KIの「取扱説明書」(紙ベースでも付属していた)はPDF形式でダウンロードできるのにRX-600KIの「機能詳細ガイド」は「Windows用ファイルは自己解凍形式で圧縮されています。ダブルクリックして解凍してください。」というexeファイル。なんでやねん、すっきりとPDF形式にすればいいのに。わたし、Windows PCを持っていないのに。

Linux Mint 20.04 on ThinkPad X220には Linux環境でWindowsアプリケーションを動かせるWineをインストールしているので、Wineを使ってexeファイルを展開。
html形式でマニュアルを読むことができ、流し読みしたが、とくに設定を変更する必要はなさそうだ。

先月から固定費見直しで電気・ガスを大阪ガスに統一、スマホは長男がファミリーから脱退してahomoに移行、私たち(私、妻、義母)は各自ギガライト契約などをした。電気・ガス料金は毎月1000円以上の節約、スマホは毎月7000円ほど削減され、ギガライト契約によりdポイント付与(3000ポイント)とAmazonプライムの年会費が1年のみ無料となる。

年金+貯蓄で隠居生活しているので固定費節減にはなるけど、情報が繁雑でなんか腑に落ちないね。
次第に新しい技術についていけなくなっている(苦笑

今日も、クロモリロードで散策。夏日なのでゆったりと走って、緑陰で読書。
やはり紙の本はいいね。



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