ひいらぎ峠と緑のトンネル2022-05-18 23:02

隠居生活なので、日々同じような生活。図書館に行って、公園で本を読んで、夜は読書と映画・音楽。週一で孫の子守のヘルプ。
5月、新緑の美しい季節なので週にいっかいは北摂方面にカーボンバイクで走りに行っている。とはいえ最後の六十代、100kmほど走ると、二日ほど疲れが残るようになった。
欲を言えばキリがないので、ロードバイクに乗ろうという気力があるだけでよしとしよう。

先週は柊峠を越えて、亀岡・南丹市まで。

清正公前の公衆トイレで最初の休憩。

谷性寺前の庭園は、整備されていない感じ。

赤熊の伸びやかな里道。

普済寺は初めて訪れたときから10年以上経っているので、より古寺の趣が増しているような。

桜の木にウメノキゴケが付着している。桜も古木となった証だろう。

前回、瑠璃渓を北から上ってヘロヘロになったので、106号線を北上して柊峠を越えるのが楽しいライドになりそうだ。6時間ほど使って、走行時間5時間、休憩1時間で97km、走った。



今日は杉生交差点まで。

歴史街道の緑のトンネル。

大野山に上る脚力はもうないな。仰ぎ見るのみ。

公園の木陰で休憩。

定点観測、くろまんぷ。

走行時間4時間、休憩1時間。走行距離 75km


閑話休題。

国会図書館が、「個人向けデジタル化資料送信サービス」を5月19日から開始することになった。絶版等の資料153万点がPCやスマホから、画像データとして閲覧できる。2000年までに刊行された資料の一部が対象になるようだ。

事前に利用証を郵送申請して、ID・パスワードを入手していたが、いまアクセスするともう閲覧できるんやけど。天野忠の詩集、上林暁のエッセイ、土佐の風土記・街道本、登山、旅行記、大学の論文などを閲覧できる。

もともと紙の本に執着はないので、古い本をPCなどで閲覧できるのかなり魅力的。
関川夏央氏がたしか「もう生きている人の作品には興味がない」といった趣旨のことをどこかで書いていたけれど、去っていった人たちの文章を読むのは、会えなくなった友人(亡くなってしまった人たち)を折にふれ思い出すことと通底するものがあるかもしれない。

いま天野忠の詩集「しずかな人 しずかな部分」を読んでいる。



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