「ThinkPadはこうして生まれた」2011-11-10 21:32

最近、アルテグラDi2ネタが続いたので気分転換でThinkPadについて書いてみます。

私はThinkPadの愛好者。フリークというほどThinkPadを使い続けてきたわけじゃないけど最近は中古で入手したThinkPad X20 X21 X40と使っている。

1993年からエプソンのデスクトップ、NEC 東芝 富士通 SONY SOTEC 三洋のNotePCとさまざまなパソコンを使ってきたけれどThinkPadはダントツに優れている。

現在のメイン機種であるThinkPad X40は2004年4月製造。2008年12月に日本橋のUsedPC店でOS無し・ウルトラベースX4(CD-RW/DVD-ROM搭載)セットで27,800円で購入。

現在の構成は
■ThinkPad X40(2371-71J)
OS Ubuntu 11.10
CPU Pentium M 1200MHz
RAM 1.5GB搭載
SSD RunCore 64GB
VRAM 最大64MB
モニタ 12.1インチTFT XGA(1024×768)
無線LAN 2.4GHz/5GHz IEEE802.11a/b/g準拠
  *BIOSで内蔵無線LANを無効にしてPLANEX GW-USHyper300のIEEE802.11n/g/b対応の無線LAN USBアダプタを使用(リンク速度300bps 実効速度50Mbpsー70Mbps)
USB USB2.0×2
PCカードスロット TypeII×1、CardBus対応
その他 SDカード・スロット:1スロット(SD I/O 1.0 対応)
16GB SDHC 使用

重量 1.27kg

過去のNotePCがことごとく筐体部分がボロボロになったりバックライトがダメになったりRAMを増設できず使い物にならなくなっていくのに比して、ThinkPad X40は現役。

筐体の頑丈さ、トラックポイントの便利さ、キーボードの快適さ、そしてまさしくB5サブノートといえるコンパクトさと軽さ。

軽量化・コンパクト化のため1.8インチHDDを採用したためHDD速度が足枷になっていたけど、SSDに交換すると見違えるほど機敏になった。

ThinkPadは部品交換や改造が他のNotePCと比べると、とても簡単。
すごいNotePCですわ。

ThinkPadは法人を対象にしていたので個人ユーザーにとっては高価で高嶺の花だった。
中古でThinkPadシリーズを3台ほど購入したが、現在メインのX40は次男のLenovo G570と比べてもNetや画像整理ではなにも遜色がない。

そしてThinkPadの良いところはLinux(Ubuntu)と親和性が高いこと。
Windowsを使うと激重だろうがUbuntuだと(ただしUnityを使わずWMをLXDEにする)サクサクと動く。

と前置きがめちゃ長くなったけど、この本を読了。
ThinkPadはこうして生まれた
ThinkPadはIBMの時代には米国発だと思っていたが、開発に携わっていたのは日本の大和研究所。その大和研究所の責任者を経てThinkPadの父と言われている内藤在正氏の著作が出た。

装丁がThinkPadの筐体を模してブラックに赤ポッチ(トラックポイント)。いやぁ萌えますわ(笑)

中身はThinkPadの技術的な話が多いかなと思ったけど、ビジネスサイドの話が多い。
でもThinkPadの歴史を俯瞰するにはよい本です。

ThinkPadは使っていて気持ちのよいNotePC。Ubuntu対応のConfigure TrackPointでトラックポイントの速度と感度を調整し、CapsLockと左Ctrlをキー配列を交換し、VIMでテキストファイルを打つ。

長男が独立したので、彼の部屋を書斎/PC/寝室として利用している。机がひとつ余っているのでデスクトップPCを置いてもいいかなと思ったけど、やはり次もThinkPadがいいな。


ベッドに寝っ転がってできる最高のNotePCですわ。


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