桜花妄想2021-03-31 21:59

先週末は長男夫婦が有給をとっているので孫守りヘルプはなし。
日曜、次男夫婦が孫娘と久しぶりに我が家へ来宅。次男の奥さんは妊娠5か月、8月には出産予定。つわりも収まり、元気なので立ち寄ってくれたようだ。

孫娘は恥ずかしがりやなので、両親にまとわりついている。来宅前に、京都のお寺を訪れたとのこと。交際している頃からなんどか訪ねたお寺で、孫娘を妊娠した際も安産祈願したので、今回も同じお寺で祈願したとのこと。
お土産に高級チーズケーキを持参してくれた。次男夫婦の近所に新しいケーキ屋ができて、そこのチーズケーキがとても美味しいとTVで放映されたのを妻が知り、LINEで次男に情報提供。さっそく購入したが、燻製の匂いがキツくて次男夫婦にとっては微妙な味だったようだ。でも持参してくれたときには一日経過していたので濃厚な味なれど、燻製のような臭みを感じず美味。次男もあらためて我が家で食べると同じ感想だ。この結末に次男は得心していない感じだっだけど。仲むつまじくやっているようなので、親としてはひと安心。

昨日は長男が残業なので孫二人の保育所迎えをして晩御飯を食べさせて、仕事から帰宅した長男の奥さんが孫1号を、妻が孫2号を入浴させる。孫たちはご機嫌さん。


昼は近場をクロモリロードで散策。桜が満開だ。花芯が赤くなると桜は満開となり、花散らしの雨であっというまに葉桜となってしまう。



近江の本を読む。山登りやロードバイク、そして旅で何度も訪れた近江の地。とても好きな場所だ。私が死んだら、灰のひとつまみを湖西の武奈ヶ岳にそっと置いてほしいと息子たちに頼んでいるが、まだ覚えているだろうか。

Linux本をIdeaPad Duetを起動して読む。
Duetから仮想環境でLinuxを起動できるが、アンドロイドアプリとしてTermuxがあったことに気づいた。スマホにインストールして使ったことがあるが、スマホの狭い画面ではとても窮屈。
Duetなら外付けキーボードでサクサクとタイピングできるし、画面も広い。ただAndroidアプリのTermux、仮想環境のLinuxと自分がどこにいるのか方向音痴になりそう。Termuxのよいところは、ChromeOS下では「free -m」などのコマンドが正確なこと。仮想環境のLinux下でTerminalから「free-m」コマンドを打つと、「メモリー余裕ありすぎ。嘘やん」という結果を出力するからね。

IdeaPad Duetは非力だが、ブラウザ(Chrome)、Android、Linuxがひとつの端末でシームレスに稼働するのが魅力。かなり目からウロコという感じ。




今日もクロモリロードで散策。1日中ロードバイクに乗っていた頃は、美山・丹波・北摂などの桜を眺めたが、加齢とともに集中力は残念ながら継続しなくなってしまう。右膝と右腕の鈍痛も完治しない。老いていく自分を哀しんでも意味はないので、老人なりの所作を身に着けていくほうが小確幸だろう。
いよいよロードバイクに乗れなくなったら、3台のバイクを整備して近所を点検ライドするという余生でもいいだろう。

バックパックに入れているLinux Mint 20.1 on X205TAを取りだし、公園のベンチでタイピングしていたら、頭上の木にとまっていた小鳥がキーボードの上にフンを落下させた。あわてて水に濡らしたティッシュで汚れをとる。春やね。

VScodeの設定をしていたら、作家の藤井大洋氏が最近VScodeで執筆環境を整備していることを知った。

さすがプロの作家、めちゃ
かっこいい。VScodeの拡張機能も作家のこだわりが垣間見えて、参考になる。

氏のブログ画像がHHK無刻印キーボードにチョークで書きなぐったように刻印しているのがギークぽいね。
氏の著作も本日文庫化されている。以前Kindleで購入して読んだが、再読してみよう。
氏の著作を通底するのはITや技術に対する、過度に楽観的、悲観的にならない態度だ。それをリズムある文体で小説化しているのが魅力だ。


いま公園のベンチでタイピングしている。VScodeやTerminal+Mozcで文章を作成していると、カーソルが勝手にあらぬところへ飛んで文章が作成しがたいという現象が続いていた。

ふと「マウスの設定を見直せばいいんじゃないか」とヒラめいて、設定画面を開く。
「タッチパッドをタップでクリック」を無効にしたら、カーソルのランダムな移動は生じなくなった。これで心穏やかにタイピングできるね。戸外でVScodeを使って文章作成するストレスがなくなった。なぜいままで気づかなかったんだろう。でもそんなもんか。

Chromebookはおもしろい玩具だけれど、ググっているとGIGAスクールなる教育が始まっていることを知った。用意するPCの基準がかなり貧弱なので、廉価なChromebookやiPad、そしてWindowsPCが各学校に配備されるようだ。Chromebookを採用する学校も増えているようだ。でも文科省が旗を振ってよい方向に向かったことってあったっけ。自宅でサクサク動くスマホやタブレットを使っている子どもたちにとって、お仕着せの窮屈な端末を押しつけることにならないか。


ChromebookにはLinuxを稼働させることができるけれど、教育現場ではこの機能は使えなくするかな。ターミナルからslやcmatrixのコマンドを走らせたり、自由さをLinuxで味わう経験をしたら未来のより良きギークが誕生するだろう。ほんまは「家族って落ちつくな、遊ぶっておもしろいな、自然てこわくてでも楽しいな」という経験を孫を含めた子どもたちにはしてほしい。

あらゆる大人は子供にとっては反面教師なんだから。


コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
コメントいただく場合にはスパム防止のため、半角数字「0813」を入力してください。

コメント:

トラックバック


はてなブックマークに追加はてなブックマークに追加
Blog(asyuu@forest)内検索

Copyright© 2005-2025 asyuu. All Rights Reserved.