阿古谷のホタルに会いにいく(ロードバイク編)2009-06-11 23:59

今日は午後から有給をとって雑用をすませ、急いで3時頃帰宅。雨も上がり、すっきりとした天気になってきたのでロードバイクで走ることにした。
今日は猪名川町阿古谷のホタルを見にいくために、ナイトランを思い立つ。現在使用しているヘッドライトHL-EL520の調子が悪いので、新しいヘッドライトを購入するためカンザキ伊丹店にまず立ち寄る。

CAT EYEの新製品HL-EL530が入荷している。
キャットアイ(CAT EYE) HL-EL530 ヘッドライト
●1500カンデラ以上の明るさ!!!●約3気圧まで耐える防水性が売り物。
スタイルはなんか不細工だが(苦笑)実用的でシンプルなので購入。

店長といろいろ雑談する。新しいブランドも検討されているとのことでBHやRIDLEYなどのブランドも扱うかもしれないとのこと。マイナーブランド好なのでちょっと食指が動きます。でも長男のロードバイクを買うとしたら、私の2台目はしばしお預けか。まぁ今のViperでも十分満足してるんですけどね

雑談していると、SPDペダルも使わずレーパンも履かず100Km以上を軽く走られる驚異のRedさんと店内でバッタリとお会いする。悪いことは?できないもんです。

すこし長居したので、阿古谷目指して走り始める。今日はナイトランなので、落陽と競争する必要はない。

阿古谷の集落に入ると阿古谷小学校の児童が作った立看板がある。


雨も上がり、乾いた夕暮れ。

暗くなるまで時間があるので、槻並の集落も走る。


県道12号線を北上し、ふるさと館を経て仲しいたけ園を過ぎたところで右折。以前は砂利道だったが最近舗装されたので、どんな道か走ってみることにした。


山あいの道を走っていくが、車も少なく路面状態も舗装されたばかりなのですこぶるよい。だが斜度12%の上りが結構な距離続く。


夕暮れが迫ってきた。

上り詰めるとありふれたニュータウンの住宅街で、ちょっと拍子抜け。この道はなんのためにここまで整備されたのだろう。下ると杉生交差点に達するようだ。


来た道をダウンヒルすることにした。斜度があり、ゆるやかにカーブしていく道で見通しもよいのでぐんぐんスピードが上がる。
ロードバイク最高速67.1Kmを記録。ちょっとヒルクライムして、高スピードで駆け下りたいならおすすめのコースです。

再度、槻並の集落を経て阿古谷の集落で暗くなるのを待つ。
阿古谷川ぞいの畦道で待っていると、次第にホタルの光が増えていく。ゆっくりと、時にはランデブーするかのようにホタルたちが飛んでいる。畦道を歩き、または座ってホタルの流れるような飛行を4、50分ほど眺める。
想像していたよりホタルの数が少ないが、ひさしぶりに眺めるホタルに満足しました。

遅くなったのであとはひた走り、午後8時30分阿古谷出発、午後9時30分に帰宅。

今日の走行距離 81.71Km

・新しいヘッドライトHL-EL530、明るさは十分。電池持ちはどうか。点滅モードはないが、点灯スイッチがスライド方式なので操作がしやすい。点滅モードは私の場合利用しないので、EL530のようなシンプルな方がいい。ロングライド時のよき相棒になりそうだ。

・梅雨の合間のライド。めちゃ気持ちがよかった。

・長男は50Kmクロスバイクで走る+勉強、次男は大学授業+ジム+10Kmジョギング、私は午前仕事+午後自転車ショップ+ナイトラン。 どうしようもない男どもだ(苦笑

春夏秋冬、同じ道に非ず2009-06-13 23:18

昨日は仕事が忙しく、帰宅後は転げるように眠ってしまう。
起床すると身体がすっきりしている。今日は梅雨の中休みだし、ロードバイクで走りにでかける。ただ、夕方、長男の幼なじみのご家族と夕食会をするので午後4時には帰宅しなければならない。

午前10時前に発進。 北摂の各コースはほとんど身体が覚えているので、楽しい100Kmコースにした。

武庫川ー宝塚十万辻ー県道33号線ー大坂峠ー県道37号線ー羽束川渓谷ー篠山市後川ー篭坊温泉ー県道601号線ーはらがたわ峠旧道ーR173ー知明湖周遊道路ーR173ー池田市ー猪名川堤防道路

事前にこの道を走ろうと考えていたわけではなく、体調や風の向きによってコースは変更する。
今日はSUGOiのレーパンに半袖ウェアー、そして
SKINS スキンズ SPORTパワーソックス ブラック・イエロー S
SKINSパワーソックスを使用してみた。家族には「なんか飛脚みたい」と不評だ。100Km走ってみたが、ロードバイク乗りの筋肉を有していないオヤジには適度な締めつけ感があって走りやすい気がする(ブラシボー効果かもしれない)。

以前、山歩きに凝っているとき飽きることなく比良山系を歩き続けた。まわりからは「あんな地味な山ばかりだと飽きるだろう」と言われたが、そんなことはなかった。四季折々の山の表情が違うのだ。
ロードバイクで北摂を走りつづけるのも、おなじ理由だろう。今日は緑が濃く、そして梅雨の中休みで今日は陽の光と風が気持ちよい。

就職して数年め28歳の頃、ランドナーの自転車を購入し、琵琶湖1周などをした。結婚して子どもができ、仕事も子育ても忙しく、そして資格試験も受験していたので自転車に乗ることはなくなった。

自転車に再会し、遅れてきたロードバイク乗りとして、まもなく2年になる。仕事は組織言語を使いルーティンワークになりがちだ。だがロードバイクで春夏秋冬走っていると、同じ道を走ってもそれは昨日の道であり、今日、走る道も自分も昨日の私とは少し違う。そんなことを思いながら明日もロードバイクで走るだろう。

今日は午後4時に帰宅。シャワーを浴びて、長男の幼なじみのご家族と夕食。25年おつき合いしている家族なので、心置きなくお酒を飲みました。

今日の走行距離【101.08】Km

今から就寝して、明日はロングライドしたい。

定点観測2009-06-14 22:25

今日もふらふらとロードバイクで走ってきました。
今日のコースは
猪名川堤防道路ー県道12号線ー知明湖周遊道路ーR173ー民田集落ー阿古谷ー槻並ー猪名川町東光寺ー県道12号線ー県道329号線ー宝塚切畑口ー武田尾ー県道33号線ー川下川ダムー神戸市北区道場ー有馬川ーR176ー県道82号線ー金仙寺湖ー船坂峠ー蓬莱峡ー宝塚生瀬ー武庫川堤防道路

当初は亀岡か篠山に北上する予定だったが、暑い・向かい風強い・身体重い(昨夜飲みすぎた?)ということで早々と北摂を西進するコースを選択。3リットルほど水分をとり、夏本番のようなバテぎみの走りでした。昨日と走った距離はそれほど違わないのに、1.5倍ほど疲れてしまう。

昨日と今日のデジカメ画像を整理してみました。
6月13日(土)

大坂峠を下ったところにある木器亭(こうずきてい)にて昼食。三田の山の中にあるのに何故か魚介類の定食が人気のようだ。「本マグロのきりおとし定食(900円)」をいただく。なんどもここは通過しており、田舎の定食屋と思っていたのだが侮れない値段とお味でした。次回は本マグロ定食(1500円)を食べてみよう。


羽束川渓谷に向かう途中での麦畑。周りが緑中心なだけに、かえってその茶色が目立っている。


羽束川渓谷への道。道幅狭くなっていくが、緩やかな傾斜で上りやすく、対向車ほとんどナシ、ずっと羽束川を眺めながら走ることができる。


篭坊温泉へ至る道。ロードバイク乗りは西峠を越えていくようで、ここからの道でロードバイク乗りに出会ったことはない。


篭坊温泉を抜けて、泉郷峠に上り県道12号線に合流するという道も趣きがあるが、そのまま直進する県道601号線も静かな道だ。

いつもは国道はなるべく避けるのだが、昨日はR173が空いている。走っていると能勢くりの郷が見えてきたので立ち寄ってみた。

道の駅の中ではかなり賑わっているようだ。ソフトクリームをいただく。

昨日は知明湖周辺のR173が工事中のようで車がひどく渋滞していました。

6月14日(日)

知明湖龍化吊橋にて。この吊橋は、自転車に乗ったままでは通過できません。


R173の喧騒を抜けて民田集落に入る。阿古谷、槻並と同様に静かな里山だ。旧の摂丹街道が通っている。


阿古谷から槻並へ向かう道で、蝶が頼りなく飛んでいた。短い生を費やしつつあるのだろう。

いつもは通過するだけの東光寺に立ち寄ってみる。
全国を行脚していた木喰上人が猪名川町でも多くの木喰仏を彫っている。これは立木子安観音。

全国行脚というよりは放浪者というのが実態に近いようだ。世話になったお礼に、愛想良く仏を彫ったという。仏のお顔も荘厳というよりは、愛嬌に充ちた表情をしている。


境内に切花が供えられている。ヘルメットをとり、いつものお願い事を祈る。


宝塚切畑口へ向かう道。しだいに細くなり林道めいてくる。


武田尾へ下る緑のトンネル。今日は陽射しが強かったので、緑陰のありがたさを痛感しました。

船坂峠への県道82号線は車が大渋滞。車の脇を汗を滴り落しながら進んでいく。

船坂の町並み。路地を静かにゆっくりと走っていけるのもロードバイクのよさだ。


蓬莱峡にて。

今日の走行距離【103.67】Km

・何十回と走っている道ばかりだが、定点観測のように眺めてみるのもおもしろい。

・次第に暑さに抗った走りになっていくだろう。エネルギーを消耗するので、早朝から走るとか輪行を組み合わせるとか工夫が必要になるみたい。

・ちなみに西宮市山口町の「ラーメン ほうれんそう」でハンガーノックぎみだったのでチャーシューラーメンをいただいた。ダシがうまい!店長がロードバイクに興味があるようで熱心に質問された。たぶんロードバイク乗りの来店が多いんだろうな。木器亭もロードバイク乗りのお客が多いみたいです。

夜にちょこっと走る2009-06-15 23:59

今日はすこし残業して帰宅後、あまにり夜風が気もよいのでロードバイクで武庫川周辺を軽く走ってきました。50分ほど、走行距離は20.64Km.

日もすっかり落ちたので、車の少ない道を選んで安全運転に徹する。

20Kmだと自宅から会社までの距離に近い。帰宅して、また自転車で会社に行ったようなもんです(苦笑
すこしでもロードバイクに乗ると気持ちがよい。早起きが苦手で、早朝起きて走ることができないので、たまには夜練もいいかもしれない。

後に残せし者の心の中に・・・2009-06-17 23:22

今日は帰宅後、1時間ほどロードバイクで走る。夏大好き人間なので、平日の夜は隔日、1時間ほどナイトランをする予定。安全に快適に走ることができるナイトランコースを物色しながら走りました。
今宵は、猪名川堤防道路を中心に走る。伊丹空港の夜景を横に見ながら池田まで走り、猪名川堤防道路を折り返す。人も少なく安全に走れそうだ。平地の1時間走行なので、下ハンドル中心で走る。

今宵の走行距離【26.92】Km

読書は
ツール・ド・フランス―君が教えてくれた夏
を読了。

冒頭、「後に残せし者の心の中に生き得れば、死することにはあらず  トーマス・キャンベル」という言葉で始まるこの本。
1995年、ツール・ド・フランス第15ステージの下りで落車し命を落としたファビオ・カザルテッリの追悼プレートに記された言葉、そこから著者Naco氏のツール・ド・フランス詣でが始まる。

私自身はロードレースにはそれほど興味はない。ただ、著者のNaco氏がプロローグでこの言葉を真っ先に引用したのは魅力的だ。フランス文化やフランス人気質(それはすべて好ましいというわけではないだろう)も垣間見られて、ともすれば技術至上主義みたいになりがちな自転車本とは一線を画している。写真も美しい。

著者のNaco氏のサイトを読めば、この本より詳しいことが載っているが、本の装丁もステキで(帯をとり表カバーを広げてみると思わず納得する)、自転車エッセイとしてはおもしろい本だとおもう。

同時に
サイクリング・ブルース
を購入。

2006年7月に初版第1刷が発行されたあと、長く絶版状態になっていたが、忌野清志郎さんが亡くなられたことに伴い第2刷が発行されている。 忌野清志郎の熱心なファンでもないし、マイナーな映画の中で奇妙な人物造型の助演者として出演していたことが印象に残っていた程度だ。
ただ、この本も今後は増刷されることはないだろうし、「後に残せし者の心の中に生き得れば、死することにはあらず」という言葉となにか連動しているようで、それも何かの縁だろうと読んでみることにした。

人は平等にいつか死ぬ。生きていても多くのものをうかうかと喪っていく。村上春樹の小説では「あらかじめ喪われたもの」「理不尽に喪われていくもの」が常に底流のように存在する。
若いときに想ったよりは、はるかに凡人としての一生を終えそうな自分だが「後に残せし者の心の中」に少しは存在するだろうか。望むことができるなら、社会性のすこし欠けた偏狭な自転車乗り、山ヤとして思い起こしてくれたらいいかなと思う。

明日は家族全員帰宅が遅いので、最後の蛍鑑賞ナイトランでもしてみよう。

いまから走ってきます2009-06-20 04:45

昨夜は職場の仲間とフランス家庭料理の店(三宮Takebou)で夕食。キッシュ、魚料理、肉料理、パスタといただき、珈琲+アイスクリーム(シェフのサービス)の締めで満足しました。クイクイと生ビールを数杯飲み干したので、帰宅後は爆睡、いま目覚めました。

日曜からは梅雨らしい天気が続くようなので、今からすこしロードバイクで走ってきます。

来月で自転車(クロスバイクTREK7300)に再会して3年、そして8月にはロードバイク(BASSO Viper)に出会って2年が経過する。
ロードバイクに跨がり、飽きることなく北摂の里山を走りつづけたが技術的にはあまり進歩はしていない。木曜の夜、あまりに夜風が強く、ナイトランできないのでNHK BSの「ジャパンカップ」のビデオを見ていた。

ジャパンカップの記事があるBICYCLE 21をパラパラ眺めていると
BICYCLE21 (バイシクル21) 2009年 07月号 [雑誌]
プロもそれほど高価な機材を使っていないんだと気づいたりする(趣味でロードバイクに乗っている人の方がとんでもなく自転車にお金を使っているかもしれない・・・)。

ホルモー六景
森見登美彦と並ぶ平成の妄想小説「鴨川ホルモー」の続編を読み進める。 無性に京都に遊びにいきたくなったりする。

ロードバイクに乗り始めて、独り遊びがますます生活の大部分を占めるようになってきているが本来の自分の性格がロードバイクを通じて顕在しているんだろうなとも思う。

さて今日もロードバイクで遊んできます。行ったきりで帰ってこないように自戒しながら、いまから空気圧をチェックしよう。

ロードバイクで「ふらっと美山」まで焼き鯖鮨買出し2009-06-20 22:46

今日は早起きしたので6時ころロードバイクで発進。
ふらっと美山まで買出しに出かけました。定番の猪名川堤防道路、知明湖周遊道路を経て県道106号線を北上する。

明日からは梅雨本番らしいが今日は青空が広がっている。

府道25号線(やわらぎの道)を走りR477を目指す。


神吉の集落を通過。


R477の北山杉の下りを滑るように走り、桂川上流地点に到着。


府道443号線を経て神楽坂トンネルを抜けると、ふらっと美山は近い。


ふらっと美山に11時前に到着。この時点で100Kmほど走っている。

焼き鯖鮨、美山牛乳3パック、きんつば2個を購入しバックパックに入れるとそこそこ重くなる。これを背負ってあと100Km、走らなければならないんだ・・・

帰路は府道19号線を走っていく。


風が強く、走りづらい。暑くなってきたので多治神社に立ち寄る。いつもの願い事を祈願する。

神楽舞台だろうか。寝っ転がると、風が通りぬけ気持ちがいい。しばし休憩。


スポーツ飲料ばかり飲んでいると、口の中がもちもちするので御神泉のお水をいただく。

途中50号線に入りJR日吉・胡麻と走ってみた。初めて走る道だ。路面もよく走りやすい道だ。R27,R9と合流するが車が多く楽しくない。 府道702号線・453号線に入り、中山峠を越えて園部町に降りるコースを選択。



車の往来がまったくなく、楽しく走ることができる。


R477は杉林のなかをひたすら下っていくが、この道は樹林地帯を走り抜けることができる。

今日は東風が強烈に吹き、東進すると一気にスピードダウンしてしまう。当初は美山から芦生原生林入口まで走る予定だったが、自制してよかったかもしれない。

旧篠山街道の普済寺に立ち寄る。

禅宗らしい素朴なお寺だ。またまたいつもの願い事を祈願。

R477、県道106号線に入ると、やっと追い風ぎみ。西の空に黒い雲が見えるので、夕立が来そうだ。猪名川に至ると小雨が降り始めた。最後の力を絞って、ロードバイクを走らせたが帰宅すると雨は本降りにはならず止んでしまった。なんか騙された気分。午後6時前に帰宅。

今日の走行距離【202.36】Km

・明日から天候不順ということで、今日は楽しい200Kmコースにしました。R27,R9以外は車もほとんど通らず、満足しました。
・200Kmコースだと後半ぐだぐたになることもあるが、今日は身体もぶれずに(対自分比ー苦笑)快適に走ることができた。最近見直したセッティングやSUGOiのレーパンの威力があるようだ。
・明日は曇天。自転車グッズをカード買いでもしようかな(爆


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