宝塚ガーデンフェスタ2025-05-13 21:27

2025年5月12日(月)
起床したらまずAmazon Echo Show 5に「Alexa 今日の天気は?」と話しかけてから、次いで「Alexa 今日の予定は?」と尋ねるのが日課となりつつある。
今まで老夫婦のスケジュール管理は共通のカレンダーに手書きで書いて、朝にそれを確認するという方法だったが、あまりにアナログ的だ。
私は今までスケジューラはスマホアプリのJorteを長年利用してきたが、Alexaとの連動がうまくいかないので並行してGoogleカレンダーに移行。妻もスケジュール管理はGoogleカレンダーを利用しているので、Echo Show 5と連動させる設定にした。

Alexaに妻をファミリーアカウントとして登録。妻のスケジュールを確認する際には、「Alexa ファミリーの予定を教えて」と聞くと、妻のスケジュールを確認することができる。
これで毎朝、いちいち妻に対して予定を確認することが不要となった。

夫婦とはいえ、当然ながら別個の嗜好や活動があるので、帰宅時間や入浴確認(妻はジムの際には、ジムでシャワーをしてくるので私も自宅でシャワーで済ましている)のためAlexaを活用することになる。あと孫守りヘルプが入ることが多いので、それもAlexaに登録して共通認識としている。

Googleカレンダーの予定やタスクは、各自のスマートウォッチに通知するよう設定している。便利な時代になったものだ。


そして今日は妻はジムが休みなので、宝塚オープンガーデンフェスタに行ってきた。すべてを回ることは不可能なので、雲雀丘花屋敷周辺の邸宅をメインに見てきた。
まずは腹ごしらえということで、前回の中村佑介展では休日だった魚料理の店でランチ。

究極のアジフライ定食とお造り定食を注文して、老夫婦でシェアしながらいただきます。究極のアジフライは中身が刺し身のようなレアな状態。まわりの衣とまって独特な食感。抹茶塩、自家製タルタルソース、白出汁などにつけていただく。
お造り定食も新鮮な刺し身が盛られている。しっかりと昼から瓶ビールも飲みます。


あまりにも美味しかったので来月、鱧のシーズンに夜、鱧鍋を食べに来ようと妻と意見が一致。

ランチを終えて、宝塚から阪急で雲雀丘花屋敷駅へ。この時期だけ公開されている正司邸へ。


室内は見学できないが、素敵なお庭を拝見。


ついで近くの高碕記念館へ。


前回の桜の時期にはお庭だけを散策したが、本日は館内も予約なしで見学できる。五月の風が室内を通り抜けて、遠く大阪梅田のビル街も眺めることができる。私たちは当然ながら庶民の生活をしてきたが、このような文化に触れる時間があることは喜ばしいこと。SNSの万人の万人対する戦いを眺めるよりは、はるかに健全だろう。

宝塚に戻り、喫茶店で珈琲を飲みたいなと思い、素敵な喫茶店が集まっている路地を歩いてみたがすべて月曜定休でお休み。Kanya Coffeeで水出しアイスコーヒーで休憩。近くのニトリに立ち寄って、タブレットスタンドを購入。

1000円弱だけれど、使いやすさ優先の商品をチョイス。斜度調整がシンプルなのがいいね。Androidタブレット+Bluetoothトラックポイントキーボードの組み合わせで、執筆ツールのポメラのように使えるのが自分の好みに合っているかもしれない。

夜はデュアルディスプレイでのショートカットなどを手になじませる。
Windows上でのデュアルディスプレイの設定はUSB Type-C接続だと、こんなに簡単にできるんやね。

Windowsで遊ぶのもそこそこ楽しいんや。


一打ち惚れ=メカニカルキーボードVGN S992025-04-13 15:57

自転車乗りとして、究極の自分用サドルを求めて、さまざまなサドルを試すことを「サドル沼」という。まあ、たいがいは満足するサドルなどには出会えない。
それなら身体を自転車にあわせたほうが早いのでは?と思ってしまう。
とはいえ私もなんどかサドルは交換しましたけどね。

PCヲタクにも、究極の自分用キーボードを求めて、さまざまなキーボードを買いあさる「キーボード沼」があるようだ。

私は、長文を作成したり、プログラミングをしたりするわけでもないので、とくにキーボードにこだわりを持っているわけじゃない。
ただThinkPadのトラックポイント付きキーボードが好みなので、ブログ更新などはLinux Mint 21.3 on ThinkPad X220で文章を作成することが多い。X220はクラシックキーボードというタイピングしやすいものなので、購入後14年も愛機として現役だ。

中華タブレットや中華ミニPCには、Bluetooth式ThinkPad トラックポイント・キーボード(日本語版)や有線式ThinkPad トラックポイント・キーボード(US版)を適宜使ってきた。
とくに難儀していた訳じゃないけれど、名機といわれるHHKBキーボードに、トラックポイント付きキーボードがラインナップされている。
このHHKB Studioはキーボード中央にポインティングスティック、スペースキーの下に3つのマウスボタンを配置しており、ThinkPad トラックポイント・キーボードと親和性が高いようだ。
HHKBはメカニカルキーボードだし、いちど実機を触ってみたいなと思い、ヨドバシ梅田に行ってみた。

残念ながらHHKBキーボードは取扱対象外のようだったが、ひさしぶりに立ち寄ったキーボード売り場、さまざまなキーボードが陳列されている。聞いたこともないメーカーが多いけど、私が知らないあいだに、中華キーボードのメーカーが増加しているようだ。

「 もう両手をキーボードから離さない。高感度な静電容量式ポインティングスティック搭載のマウス操作も可能なメカニカルテンキーレスキーボード」をうたい文句にするキーボードが陳列されていたが、ThinkPad トラックポイント・キーボードの代替にはならない感じ。キータッチもメカニカル特有のカチャカチャした感じで、好みじゃない。

高価なREALFORCEシリーズも、あの「スコスコした」キータッチ感がかえって私には人生の哀愁を感じる(苦笑
いや、たぶん長時間タイピングするにはよいキーボードなんでしょうけれど。

どれも購入するほどのモノはないなあと売り場を去ろうとして、「そうだ、ゲーミングキーボード売り場が別にあるな」と思い立ち、そのコーナーに立ち寄ってみた。
ゲーミング用だけあって、とがったキーボードが多いけれど、コンパクト版もけっこう陳列されている。
配色のキレイなキーボードが目に付いたので、タイピングしてみると、「なんじゃ、こりゃあ!」と思うほどタイピング感しっくりとするキーボードだ。

VGN ワイヤレス ゲーミングキーボード S99 Aurora Ice Cream Glazing Green (メカニカル 静音 リニアスイッチ 2.4GHz無線/Blueooth/有線対応 英語配列 )

フルキーボードほど大きくもなく、キーの配列もそれほど変則的ではない。タイピングもひっかかりが無く、なめらか。
まさしく「一目惚れ」ではなく、「一打ち惚れ」です。ちょっと頭を冷やすため、帰宅してから、YoutubeやAmazonでレビューなどをチェック。結局、Amazonで注文して昨日到着。

開封。
地味な箱に入っているんやなと思って開封すると、もうひとつの箱が出てきた。


丁寧に包装されたキーボード。キーボード下にはUSB接続ケーブル・交換キー・キーキャップ引き抜き工具などが同梱された箱が入っている。


なかなかよい色合いだけど、キーボードうしろのロゴの意味がわからない。


説明によると
VGN S99は「98% Layout with 99 Keys」と呼ばれるレイアウトが採用されたキー数99のキーボード。コンパクトな99キーのレイアウトといい、テンキーを搭載し、かつ104キーキーボード比でスペースを20%セーブできるという。重量:1.2kgもあり、膝に乗せるとそこそこ重い。でもThinkPad X220の重さと変わらないね。



簡単なマニュアルが添付されている。表紙は中国簡易字体だが、中身は日本語の解説。


キーボード裏面のポケットに無線用USBレシーバーが入っている。無線・有線・Bluetoothの切り替えスイッチ。


Bluetooth接続はCPU100%になると反応しなくなったり、日本語入力時にチャタリングが生じたりする場合があるので、とりあえずは無線接続で使っている。接続は安定している。

ゲーミングキーボードだから「無駄に」イルミネーション機能がある。専用アプリでイルミネーション機能やキーマッピングの一部を変更できる。でもこの「無駄さ」を好ましいと思いますね。


ということで、中華ミニPC+55インチTV+無線式メカニカルキーボード+Bluetooth式マウスというWindows環境でしばらく遊ぶ予定。

中華ミニPC用のキーボードは当面これで使っていく予定だけど、液晶付きキーボードが中華製品として、これから多く出現してくるのではないかと予測している。
このキーボードなど、めちゃ食指が動く。「キーボード沼」には入りたくないけど、「キーボード海」には気持ちよく入ってみたいですね。

関係ないけど、村上春樹『4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて』のピクチャーブックを図書館で予約していたことを思い出した。キーボードに一目惚れしたせいやろうか。




春を待つ2025-03-20 21:20

ぼーっと春を待つ隠居生活。ボケずに、あまり身体に違和感なく生活していくかが最近の主眼になりつつある。
2月は夫婦でたぶん感染性胃腸炎になり、食欲減退で2週間ほど体調がよくなかったけれど、なんとか復活したようだ。
最近は友人と京都に遊びに行ったり、大阪で昼飲みなどをしていた。
(京都の素敵な喫茶店にて)


(大阪山王美術館)


(大阪城梅林にて)

(小春日和、大阪城を望むテラスで生ビールを飲む。)


寒いとやたらPC,ガジェット周りを再構築したくなる傾向がある。

今年に入って安物のガジェット類を新たに導入した。

■スマートバンド

シャオミ(Xiaomi) スマートウォッチ Redmi Watch 5 Active
こぶりなXiaomi Smart Band 8を常用していたけれど、画面が小さいので2インチ画面のこのバンドを併用することにした。Band 8にはない機能(Bluetoothによる電話会話ができる、文字ベースだがAlexaを使える)が何気なく便利。

(左Smart Band 8、右Redmi Watch 5 Active)

寝るときはActiveは大きすぎるので腕から外して、Band 8と専用アプリをリンクさせて睡眠管理をしている。バッテリーは2週間ほど余裕でもつ。

■中華ミニPC
やたらノートパソコン、ガジェット類がそのへんに転がっているが、Widows10とリビングの55インチ4Kテレビをミラーリングしてみた。古いノートパソコンなので4Kには対応していないので、「4KテレビとPCを繋ぐなら中華ミニPCでいいんじゃね?」と思いつき、Amazonで怪しげな中華ミニPCをずっと観察していた。
ある時間帯にとんでもないクーポン割引がついていたので、即ポチった。

(前面にUSB3.0ポートと電源ボタン)


(裏にはTYPEーC×2,HDMI×2,USB2.0×2,LANポートなど満載)

中華ミニPCはOSのライセンス、耐久性などかなり怪しげだが、現時点では問題なさそう。Windows11 Proのライセンスはリテール板、ほんまかいな。マルウェア、バックドアなどを、BIOSやUEFIや独自ドライバーに潜まされたら、一般ユーザーは気づきようがない。ただそこまで手のこんだことはしないだろうと達観している(苦笑。
クリーンインストールはおまじないにすぎないかもしれないし。
(HDMIケーブルは付属品ではなく、1.5mの製品を別途用意した)


(筐体はロゴもなく、シンプル。WindowsのセットアップにUSBキーボードを利用しないとセットアップに難儀してしまう)

さすがに4K+HDRの動画はコマ落ちするけれど、 ネット閲覧、テキスト作成などの通常作業だと、余裕に動く。

Youtubeでチルミュージックを聞きながら、epub本を読みながらWSL+Ubuntuでコマンドを打ったりすることができる。まさしく自己満足の世界。

■現在の常用ガジェット環境
(1)中華タブレット(Android14)+Bluetooth接続日本語トラックポイントキーボード(日本語設定にてまどった)。


(左下に中華タブレットとトラックポイントキーボード)

Net閲覧などはやはり簡便。文章作成は、Jota+トラックポイントキーボードがいいみたい。Chromebook上では、日本語入力の際にチャタリングが生じて使い物にならなかったが、Androidでは問題なし。

(2)55インチ4Kテレビ+中華ミニPC+USB接続英語トラップポイントキーボード(Bluetoothキーボードは接続不安定で、チャタリングが生じてしまう)。

(トラックポイントキーボードは旧式だけれど、タイピングしやすい)

(3)ドコモスマートフォン


古すぎでぼちぼち新機種を探索中。

(4)スマートウォッチ

スマホからの通知機能が便利。LINE通話に対応していないのは、ちょっと残念。

(5)Remo Mini


ホームリモコン。真夏に帰宅する前にクーラーをスマホからONにできるのは、とっても便利。
それ以外は、あまり使い道が思い浮かばない。

(6)Amazon Echo Show5

妻が台所で食事の準備をする際に、音楽を聴いているみたい。

(7)ASUS Wi-Fiルーター

USBポートに128GBのUSBメモリーを装着して、簡易NASを設定。データ類をバックアップしたり、夫婦各自が作成する資料(家計簿、財産目録、確定申告添付書類など)の共有場所として利用している。

以上、けっこう自分でもようわからんガジェット環境になっている。まあ機嫌よく動けばよしとしよう。
常用していないガジェットは

(1)Linux Mint 21.3 on ThinkPad X220

2011年から使用。ThinkPadは壊れないね。ブログや画像処理などの最終更新はこれがやはり便利。もうなくなってしまった7段クラシックキーボードの最後の機種というのも離れられない理由のひとつ。この文章もX220で整理してブログにUpしている。

(2)Windows10+Linux Mint 21.3(2つのSSDにそれぞれインストールしてデュアルブート)on  ZBook 14G2

使うこと少なく、Widows10のサポートが今年10月で終了するので、Linux専用マシンとするか検討中。

(3)MxLinux 23.1 on Asus X205TA


軽量(980g)でバッテリーも8時間ほどもつ。CPUがAtomと非力なので、OSのUpdateや重い動画ではさすがに動作が鈍重。
テキストファイル専用マシーンとするほうが多分しあわせ。

(4)Lenovo IdeaPad Duet Chromebook
Chromebookは帯に短したすきに長しという感じかな。Androidアプリとの互換性ももうひとつ。ただ画質がいいのでネット閲覧には便利。

ちなみに押し入れには遙か昔のThinkPad X40,X41が積み上げられています。

そして、昨夜は神戸三宮で交遊歴30年と女友達らと会食。メンバーのひとりが早めに定年後の再雇用から今年3月末で卒業するので、その祝賀会も兼ねてよく食べ、飲みました。落ち着いたら5月頃に、このメンバーで一泊二日の滋賀旅行に行く予定です。



3回目のワクチン接種とZbook2022-03-04 23:01


3月2日(水)
コロナワクチン3回目の接種。いろいろと自分なりに考えて1−2回と同様のファイザーワクチンを2月上旬に予約していた。午前、集団接種会場へクロモリロードで向かう。会場の間口は狭いが、館内はけっこう広い。スタッフのテキパキとした対応で、スムースに接種完了。ありがたいことです。

午後はまったりと過ごす。左腕の接種部にかすかに鈍痛があるのは、いままでの副反応と同様だ。
副反応を気にするよりは,ほかのことに集中したほうがよいだろう。Zbook 14 G2の設定にかかる。


まずはWindows10のインストールメディアをUSBドライブに作成した。内蔵SSDが突然逝ってしまった場合のバックアップ用OS。

でいろいろと調べていると、この機種の内蔵SSDの規格がかなり特殊であることに気づいた。

M2 SSDにはtype2280(22×80), type2260(22×60), type2242(22×42)という三種類の規格があって、M.2 SSDで一番品数が多いのはtype 2280。type 2242はIntel NUCやGIGABYTE BRIXの無線LANカードなどで使用されているそうな。

この機種にはtype2260が内蔵されている。

SanDisk SD6PP4M-256G-1006

かなりマイナーなサイズのようで、現在はほとんど利用されておらず、アマゾンでも販売は少ない。
いにしえのThinkPad X40/41の1.8インチHDDを思い出すね。
アマゾンでよくわからないメーカーのSSDが販売されているが、博打っぽい。とりあえずはデフォルトのSSDを使っていくことになるだろう。
ただ、デフォルトのSSDを取り外してみると、筐体は先代のZbook 14と同一。Zbook 14は2242のSSDを使っているので、対応するネジ穴がこの機種にもあるような気もする。



3月3日(木)

義母の電気あんかが故障したとのことで、点検のためクロモリロードで義母宅へ。
チェックしてみると、電源が入るもいつまでたっても暖かくならない。40年以上、使っているので故障しても不思議はない。その場でAmazonをスマホでチェックして、適当な電気あんかを注文。翌日、午前中に義母宅に届くようにした。

義母宅を辞して、クロモリロードで帰っていると、妙に身体が怠い。接種翌日にくる副反応のようだ。前回も2回めに同じような症状があったのに、すっかり失念していた。帰路に今日は妻の誕生日なので、ケーキ屋さんでおひなまつりケーキなどを買って帰宅。

身体がダルイので、2時間ほどベッドで午睡。夜には気だるさはだいぶ無くなってきた。

夜はZbook 14 G2に余っていたSSDを増設。底面をリリースするボタンをずらすと、ワンタッチで内部にアクセスできる。



2.5インチのSSD/HDDを内蔵できるが、SATA2 3Gbps/sの能力しかない。



余っているTOSHIBA THNSNC128GCSJ 128GBのSSDを装着




SATA2(確か当初のThinkPad X220に内蔵されていたもの)で、機能的には分相応なSSDといえようか。

認識はすれど、起動ファイルが入っているので、全ドライブをフォーマットできない。たしかWindows7が入っていたSSDなので、OS起動用に設定された「EFI システム パーティション」をフォーマットできない。このままではDドライブ「EFI システム パーティション」、Eドライブ保存領域となってしまう。ここは先達の教えに従って、下記の記事を参考に、Dドライブ(CドライブはWindows10がプレインストールされている)としてフォーマットできた。

CristalDiskinfoで計測してみると、CドライブのM2 SSDの3分の1くらいの能力かな。まあHDDよりは速いといえよう。

M2.SSD

SATA2 SSD


遊べるモバイルワークステーションやから、それなりにおもしろいPCやね。

内部にアクセスしやすいのは、やはり便利だ。

3月4日(金)
クロモリロードで散策。もういつもの身体に戻ったようだ。


2016年のMobile Workstation2022-03-01 21:45

凡々な隠居生活。2月には大阪日本橋の中古PCショップや近場のPCショップをのぞいたりしていたが、魅力的なPCがない。

母艦であるLinux Mint 20.03 on ThinkPad X220は、8年以上経過するのにバリバリの現役だし、最近のXシリーズもキーボードが劣化していて、食指が動かない。

先日、近場の中古ショップをのぞいたら、妙に魅力的なノートパソコンが店頭に陳列されている。機種名は「hp ZBook 14 G2」。聞いたこともない機種だが、法人用で使われていたモバイルワークステーションのようだ。1月に妻用のWindows11 PCをhpのオンラインストアで購入したが、個人販売用のPCではないので、hpのオンラインショップでも出てこない。法人用のリース経過分が市場に出てきているようだ。


ネットでこの機種を調べてみると、かなり魅力的。
発売は2015年4月。じゅうぶんにロートルな機種だけれど、枯れたPCには趣きと安定性がある、たぶん。レビュー記事や動画をみると、内部のハードウェアに容易にアクセスできる構造になっている。
そして私の大好きなポッチ(ThinkPadでいうトラックポイント)とテンキーなしの14インチモバイルワークステーション。

欲しい意欲が高まっていく。

で先日、近場の中古ショップで該当機種に通電してもらい、筐体や動作をいちおうチェックして4万円弱で購入。

さっそく動作環境などをチェックする。

■外観

マグネシウム合金やアルミニウム、まわりをラバー樹脂でかこって、なかなか質実剛健な雰囲気。



■ポート類

ポート類もけっこう充実(機能はそれなりにふるいが)。


右側面には奥側(写真右側)からACアダプター端子、ドッキングコネクタ、Gigabit Ethernet、USB 3.0×2、DisplayPort、音声入出力が並ぶ。USB 3.0ポート2基の下にはSDカードやMicroSDカードスロットも備える。
ただ、ショップでも説明があったが、Gigabit Ethernet(有線LAN)は破損している。使用頻度は少ないので、まあいいか。



左側面には奥側(写真左側)から盗難防止ロックポート、ミニD-Sub15ピン、USB 3.0×2(奥側は電源常時供給)、Smart Cardリーダが並ぶ。

スマートカードリーダーって何に使うんやろ。

■キーボード、トラックポイントに似たもの(入力環境はたいせつ)
ポインティングディバイスにThinkPadのトラックポイントに似たスティックとタッチパッドが装備されている。キーボードのタッチ感も、いまふうのペコペコタッチではなく、日本語キーボードも頻度の高いキーは余裕があり、Enterキーもやたらでかい。軽量化のためキーボードの配置が窮屈となっているNotePCが多い中で、なかなかタイピングしやすいキーボードだ。


キーボードのバックライトも2段階で点灯する。



タッチパッド上下には左右クリックボタンがあり、キーボード入力時でもマウスクリックがしやすい。上部のクリックボタンは、スティックを使うときに併用すると便利だろう。
タッチパッドの左上にシミみたいな点があるので、タッチパッドの劣化と思っていたら、左上をダブルタップするとタッチパッドがオフとなり、オレンジ色のLEDが点灯する。Vscodeなどで文章を作成するためにタイピングしているときには、タッチパッドの誤動作がないので便利だ。



スティックはこの機種にはもう付属していなかったので、家に備蓄してあるThinkPadのトラックポイント(赤ポッチ)を付けてみることにした。トラックポイントは嵩高いので、適当な長さに切って装着してみたが、あまり違和感なく使える。ただディスプレイと干渉する恐れがあるので、閉じるときには眼鏡用レンズ拭きをかぶせるようにした(爆)



無線LANを即座にオフしたり、サウンドのミュートボタンもある。

■ここにいちばん惹かれた、ハードへのアクセスの超簡単さ
この機種の最大の魅力は、ロックボタンを解除してアンダーパネルを簡単に外せる構造で、メモリ増設やSSD/HDDの交換、内部構造の確認がとっても簡単なこと。アンダーパネルのネジを外す構造は、ネジをナメたり、部品を破損したり、組みなおしたときになぜかネジが余ったりしてしまう。


これがこの機種の最大の魅力かな。

内部構造を見てみると、ファンのほこりはほとんど付着していない。



■ハードウェア


▼WiFiカード

Intel(R) Dual Band Wireless-AC 7265
5GHz 最高速 867 Mbps
なかなか受信機能は高く、実効速度400Mbps前後を計測する。

▼SSD/256GB
SanDisk SD6PP4M-256G-1006 - 238.47 GB(SATA3.0=6Gbp/s)
現在のSSDと比べると計測上は遅いが、体感上はあまり変わらないだろう。CristalDiskinfoでチェックしてみると、エラーは出ない。
総使用時間も5160時間だ。

▼RAM
16GB(8GB  Samsung 1600MHz/8GB  Micron 1600MHz)
デュアルメモリーなのにメーカーが違うんだけど(汗

▼2.5インチ7mm厚のHDDスロットは空きスロット

SATA2.0(3Gb/s)なので速度は遅め。たしかSATA2.0のSSD(128GB)が転がっているので、装着するのも一興。
ただ最近は無線ルータのUSBスロットに装着したUSBドライブ128GBを簡易NASとして使っているので、共有フォルダーとしては簡易NASが便利。バックアップSSDとして使うことになるかな。

▼これはなに?

電源アダプターにまで、なにやらUSBポートがある。
hp トラベルアダプター(65W)という種類で、本体は薄く、ケーブルは本体から分離でき、USBポートもある。だから「トラベルアダプター」というんやね。なかなか芸が細かい。


■ディスプレイ
フルHD(1920×1080)の解像度でIPS方式のパネルを採用。もともとそれほど輝度が高いディスプレイではないだろう。ディスプレイの劣化は経年相当で、最高輝度から3番目くらいの輝度でほどよい画面となる(最高輝度だとまぶしすぎる)。
14インチのNotePCではフルHDの解像度が適当だろう。とはいえ老眼なので、表示スケールを150%(推奨)に設定。

■重量 1.7kg
ソファや座椅子で、膝上でまさしくラップトップとして使うには上限の重さ。汎用性は15.6インチ以上のNotePCに軍配が上がるが、多くは2kg以上の重さになり、さすがにラップトップとして使うのは無理。
この文章も、座椅子で日本酒を飲みながら、膝上でタイピングしている(苦笑

■OSはWindows 10 Pro 64bit


CPU
Intel(R) Core(TM) i7-5600U CPU @ 2.60GHz

ビデオ
Intel(R) HD Graphics 5500
AMD FirePro M4150 グラフィックメモリー 3,922 MB

かなり快適に動作する。ゲームもせず、動画も扱わない私には、爆速モバイルワークステーションといえようか。

ちなみにUSB起動ドライブからLinux Mint 20.03を起動してみたが、普通に起動・動作する。
この機種はWidows11には対応していない。

Windows 10 Home and Pro

    2015 年 7 月 29 日 サポート開始
    2025 年 10 月 14 日 サポート終了

Windows 11 Home and Pro (Version 21H2)

    2021 年 10 月 4 日 サポート開始
    2023 年 10 月 10 日 サポート終了

の予定なので、3年半ほどWindowsPCで遊べるかな。それを過ぎたらLinuxマシーンにするのがベターだろうな。

■バッテリー
そうそう、中古PCは通常、バッテリーは保証対象外となっていることが多い。
㏋ Support Assistantでバッテリーチェックをしてみると、
サイクル数: 391 / 1000
設計容量: 4450 mAh
フル充電容量: 4212 mAh (94%)
となっている。計測はかなり甘めにバッテリ容量を表示しているが、意外と残量があったのはラッキーな感じ(中古でバッテリー残量80%以上あれば良品)。

ちなみに保証期間も上記アプリでみると
標準保証終了日 2019/02/03
HP Care Pack(延長保証)終了日 2021/02/03
となっていたので、発売日は2015年4月と古いが、この機種の仕様をみると、標準保証3年なので納品は2016年2月と逆算できる。ちょうど6年前の機種やね、わからんけど。

■サウンド
ステレオスピーカーやけど、まあそれなりのサウンドですね。

そこそこ遊べるモバイルワークステーションやね。
あとは鈍重になりがちなWindowsの設定を見直して、簡易NASなどを設定。
家族の共有フォルダーで老後の家計管理などをしていた。


Windows112022-01-22 22:26

寒さとオミクロン株急増により、気分がめいるね。とはいえひとりウォーキングしたりクロモリロードで散策する日々。
落とし物の温度計が樹に吊るされていた。


街中の雑木林

電車で三田まで行き武庫川をウォーキングしたり


寒くなるとガジェット類が急増しがちだ。

我が家の現役ガジェット類を今月、更新した(妻の分のみ)。

我が家のガジェット類は


・Linux Mint 20.1(Regolith 16.1) on ThinkPad X220(母艦)
・Chromebook IdeaPad Duet(最近はもっぱらタブレットとして使用)
・スマホAquos SH-41A(DoCoMoギガライト 4g),Galaxy S5 Active(iijmioデータ通信のみ=キャンペーンで1月から3月まで上限3GB使える)
・なんちゃってスマートウォッチのMi Band 4


・ThinkPad T400(Windows7=ローカルで使用)からHP Pavilion 15-eh0000セラミックホワイトに変更
・タブレット Zenpad S8.0(バッテリーがもたないが、UIなどはよくできている)
・スマホGalaxy A52-5G(DoCoMoギガライト)に変更。前機種Arrows NX-F-02Hは無線LANに繋いで音楽プレイヤーとして使用。
・スマートウォッチ Mi Band 6


妻のスマホA52-5Gは私がDoCoMoショップで現物をチェックして、オンラインで注文。妻はカメラも撮らず、性能には無頓着だけど、廉価版のArrows WeやGalaxy A22はあまりにディスプレイが貧弱なので私が気にいらない。ミドルレンジのA52を注文して、データ移行、初期設定をすませた。
妻は顔認証・指紋認証を好まないので、PIN入力設定のみ。Galaxyの売りであるエッジパネルも「ようわからんわ」といって利用しない。カメラもそこそこの機能があるが、ぜんぜん使わない(爆。

スマートウォッチMi Band 6はかなり気に入ったようで、通っているジムのズンパでも活動計として活躍している。義母からの電話着信、LINE,画像アルバムみてねの通知をスマートウォッチで確認できるので、スマホをいちいち確認する必要がないことが便利と喜んでいる(なによりです)。

問題は母艦である妻のノートパソコンがあまりにも貧弱でローカル環境とはいえWindows7で使用していること。私はLinuxの世界でまったく困っていないので、PCを新調する予定はないが(ThinkPad X220,そして持ち歩きようのASUS X205TAもまだ稼働するし)、妻のPCを新調することにした。

昨年からASUS,Lenovo,HPなどのセール・アウトレットなどをチェックしていたが、hpのサイトに手頃なPCがあったので、オンラインで注文。


DellやHPはとかく「納期が遅い。Amazonの感覚で使ってはいけない」と言われることが多いけど、たまたま在庫があったようで5日営業日(要は注文から1週間)で配達されることになった。

1月12日注文、1月19日、午前10時半ころ、hpのノートパソコンが到着。午後12時半ころから設定を始める。
先達に従って、マイクロソフトアカウントを作成せず、ローカルアカウントのみ設定。


ただプレインストールされているOffice2019利用にはマイクロソフトアカウントが必要なので作成。ただこのアカウントはあくまでもOffice2019を使う際に紐づけられているだけで、OneDriveなどと同期することはない。

旧Officeファイルと家計簿ソフトはUSBメモリー経由で新しいPCに移行。
家計簿ソフトはXPを対象としたアプリだが、互換性モードにしなくても起動している。今のところどちらもスムースに稼働している。
妻のGoogleアカウントをブラウザに導入して、設定が同期するようにした。

hpに保証延長の手続きをネット上でする。ただhpのMy hpサイトにアクセスするとすでに拡張保証が表示されるのだが。
その他、バックアップUSBを作成。

    HP Cloud Recovery Toolをインストール(マイクロソフトストアからダウンロード)
    64GBの空のUSBメモリを用意する
    HP Cloud Recovery Toolを起動し、製品番号を入力し進めてゆく

比較的スムースにバックアップ(現行環境ではなく、初期設定をダウンロードするということか?)。

ちょっと使ってみたWindows11の印象。


(1)Windowsの起点となるスタートメニュー、そしてアプリケーションのアイコンをセンターに配置

Macっぽい感じだけど、Linuxでもよく使われるスタイル。デスクトップにアイコンを配置するのは好みではないので、Windowsキーから起動できるほうが直裁かな。悪くはない。

(2)スナップ機能
いわゆる画面分割。Linuxでもっと柔軟に素早くRegolithやTmuxで画面分割できるので、新鮮味はないような。たぶん妻は使わない。

(3)ウィジェット機能
いやいやスマホじゃないんだから(爆 ウィジェットって最初は便利そうやけど、結局画面を占有して邪魔になるんやね。
ひさしぶりにWindowsを操作して、「若い人がスマホを優先するのはあたりまえやな」と痛感したな。PCはでかすぎて、めんどくさい(苦笑

(4)Microsoft Teams
オンライン会議を利用しないので、タスクバーから非表示とした。

(5)AndroidアプリがWindows11上で実行可能

将来(今年の秋くらい?)実装するようだが、GooglePlayではなくMicrosoft Storeで提供されることになるだろうから、純粋なAndroidアプリではないだろうな(ChromeBook上のAndroidアプリも同様だけれど)。Androidアプリはスマホやタブレットで使うのが最適だし。

その他、Windows Updateが「更新を7日間一時停止」と初期設定されている。従来から、Windows Updateを無頓着にするとWindowsが転けるということをマイクロソフトは続けてきたので、即時Updateをしない設定にしたのかな?

ちょっとWindows11を設定したが、以前のような「血圧が上がってしまうようなUIの煩雑さ」は感じないね。洗練されたというよりは、UIをシンプルにした感じ。妻の使用方法だと、このUIでも十分なような気がする。妻はExcelで家計管理したり、読書管理したりする以外は、スマホやタブレットを使っているほうが多いし。

1月9日 妻のスマホ機種変更・設定
1月10日 妻のスマートウォッチMi Band 6到着・設定
1月19日 妻のWindows11/PC到着・設定

妻の新しいPCのスペックは以下のとおり。
・HP Pavilion 15-eh0000セラミックホワイト(発売日2020年12月10日)←いわゆる型落ち
筐体の色はなかなかよろしい


・Windows 11 Home (64bit)←Windows10にこだわらないので、Windows11プレインストール版にした。

・Microsoft Office Home & Business 2019←WordとExcelで仕事してきた妻には必要らしい。私はLibreOfficeなどで十分やけど。org-modeでEmacsを使うのが便利やし。

・AMD Ryzen 7 4700U モバイル・プロセッサー←最新機種は5700u CPUスコア 16380。4700UのCPUスコア 13715。体感的には差はないだろう。

・15.6インチワイド・フルHDブライトビュー (1920x1080)・IPSタッチディスプレイ(光沢)←輝度は250nits,ちょっと暗めの画面かな。タッチディスプレイはAndroidが利用できるようになれば便利かもしれない。

箱の外装に輝度の表示があるね


・16GB (8GB×2) ←たぶんWindows11ではRAMは16GBが必須になるだろう。

・1TB SSD (PCIe NVMe M.2)←大きいことはいいことだ。

ポート類もそこそこ装備

・AMD Radeon グラフィックス (プロセッサーに内蔵)←グラフィックスは貧弱。ゲームなどしなければ問題ないだろう。
ライトアップしていると思ったら飾りか?上は指紋認証

・IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6)、 Bluetooth5.0←Wi-Fi 6は我が家のガジェットではいちばん速い環境になる。
ThinkPad X220やChromebook IdeaPad Duetより2,3倍速い速度だ。平均ダウンロード速度 約440Mbps。


・バックライトキーボード (日本語配列、テンキー付き)←たぶんバックライトを妻は使わない。

電源ボタンが変なところにある。キータッチはまあまあ。


・B&O Playデュアルスピーカー←サウンドはけっこういい。

・HP Wide Vision HD Webcam(約92万画素)←カメラ機能は貧弱だが、オンライン会議などしないので問題ない。

・指紋認証センサー←たぶん妻は使わない。だからローカルアカウントでのインストールが必要。

・3年間引き取り修理サービス (本体用)←おまじないとしてオプションで2年延長(通常は1年保証)


と今月はデジタル強化月間。老人になるほど、デジタル環境にある程度なれているほうがいいだろうね。

あとはLinux/PCでHyperターミナルを導入して、ポケモンターミナルにしてファイル管理Rangerを起動したり、Tmuxを起動したりして遊んだ。
オミクロン株がピークを越えるまで、かなり自制の日々が続きそう。

Hyper上でTmuxを起動

Hyper上でRangerを起動





隠居生活4年目2021-04-03 21:54

4月。隠居生活4年目に入った。
1年目。旧組織の組合関係のゴタゴタを遠くから眺めていた。権力におもねるものは、いつか権力に裏切られる。組織人としてそれらとは一定の距離を置いていたが、不快なことも多かった。因果応報というよりは、人の弱さを感じさせるできごとだ。

2年目。猛暑。仕事に行く必要がなくてよかったなと単純に考える。旧組織が疲弊しつつあるのではないかとより遠くから眺める。

3年目。新型ウィルスが蔓延し始める。社交性がなく自分の世界にこもりがちな私にとっては、世界が変わるほどのできごとではない。隠居していちども属していた会社を訪れることはなかった。二度と行くものかと意固地になっているわけではなく、昔を懐かしんで意味なく会社員時代を反芻する習慣が自分にはないだけだ。

会社に属することによって安定した生活ができたし、今も遊んでくれる友人たちができた。小賢しい人、誠実な人、ペルソナがいつのまにか顔面に貼りついた人など、組織人だったからこそ出会えた人たちがいたのだろう。

でもそれはすべて過去のこと。過去を懐かしむよりは今を慈しんでいく時間が老人には必要だろう。

ただコロナによって移動の自由が制限されたり、友人と旅行したりする機会が減ってしまったのは残念だ。昨年、琵琶湖の湖西を一泊2日で旅行したとき、びわ湖バレイへの送迎バスの中で若い女性が「今年はほんまなんもできないわ。自分の人生のなかで、こんなになんもなかったのははじめて」と嘆いていた。話の流れからすると、たぶん二十歳くらいの女子大学生だろう。
「いやいや君たちは十分に若い。人生はまだまだたっぷりとあるんやから」といらぬおせっかいを心のなかでつぶやいてみたが、若者や老人であろうと「いま」を生きていることに変わりはない。

最近読んだ本にこんな表現がある。


中年の女性司書が卒業していく高校三年の女生徒にかける言葉。

「二人がわたしをとても年上だと感じているように、先のことは遠くに見えるだろうけれど、わたしが二人のことを、まるで自分を見ているみたいに親しく感じるように、過ぎたことは、いつでもすぐ近くに感じるのよ」

老人になると、この感覚はより身近になる。


私は現役世代の息子ふたりがいるので、いつまでも自分は変わらないとは感じない。
昨夜、家族のLINEに帰宅途中の電車からだろう、次男がLINEを送ってきた。内容は司馬遼太郎「竜馬がゆく」を読んでいて、「父さんが思いうかびました」とのこと。
どうやらかっこいい竜馬ではなく、長州藩士の見目の秀麗さとくらべて、イモ顔が特徴の土佐藩士を意味しているようだ。



桜もまもなく終わり。クロモリロードで図書館へ。予約本を受けとり公園のベンチで読む。




AIとは何か、とくに「弱いAI(マーケット用語にすぎない)」という視点はなるほどという感じ。Googleはある意味では善意の神。気まぐれで利権まみれな人間という人格より、「強いAI」に委ねたほうが公正でより正義に近く、快適な生活になるのではないかとまで思ってしまう。とくにこのコロナ時代に、迷走する政府の施策によりコロナ疲れしてしまうご時世。でもまちがった選択をしながらよりよき社会をめざしていったのが、社会だったのだろう。AIという神に委ねるほど人は無機質ではない。

合理的に生きることばかりが人生じゃない、たぶん。

そういった意味でこの本も、人のダメさかげんがよくあらわれている。

私は倫理的に生きてきたわけではないので、このようなライフスタイルもありだろうと読んでいた。いろんな人を愛した経験は、ひとりの春に桜をより美しく眺めることができるだろう。

今日は長男夫婦の次男(孫2号)を預かっていっしょに遊ぶ。午前中は武庫川河川敷へ遊びにゆく。
孫は終始ごきげん。1時間ほど遊んで、帰宅して昼食。正午頃か2時間ほど、孫2号は午睡。



夕方、妻とともに長男宅に孫2号を連れていく。明日は孫1号のピアノ発表会。だが三密を防ぐため、家族でも多人数参加は不可とのことなので、長男宅で孫2号の子守ヘルプをする予定。

夜は読書。Termux関連の英文を読む。コンピューター関連の英書は、なぜか大意をつかむことはできる。
Chromebook IdeaPad Duetは非力なれど、そばに置いていても邪魔にならないし、気軽に使えるのがいちばんのメリットかな。



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