人間ドック中2013-10-23 20:28

今日は一泊二日の人間ドックのため、ホテルの29階からNet環境に接続しています。持ち込んだのはLubunut 13.10 on ThinkPad X40です。軽量で丈夫なのでまだまだ現役で活躍しているNotePCだ。

定年前人間ドックという制度が会社にあり、定年前だと補助額が大きい。ボクは人間ドックマニア(という人がけっこう世の中にいる)じゃないけど、節目ごとに泊付き人間ドックを利用することにしている。

今日は一般的な検査を受診して、医師からはとくに今日時点では検査結果に異状な所見は見受けられないとのこと。とはいってもすでに60歳、いろんなところにガタが来ているのは事実だし、自分だけが老いの宿命から逃れることはできるなんてこれっぽっちも思ってはいない。

先日、「人は死ぬとき何を後悔するのか」という新書を読んでいたら自分の60年の人生はかなり恵まれていたなと思う。物心つく頃には自分の家族や経済環境はけして恵まれたものではないと気づいたけれど、若さと高度経済成長期という時代環境もあり比較的ネジ曲がることなく大人になってきた。

先週末に長男夫婦が我が家に遊びに来て、皆でワインを飲みながら8月に行われた結婚式のビデオを見て、彼らの今後の生活設計などを聞いていた。
ボクの人生はまさしく「凡庸」の一言に尽きるものだけど、「凡庸」に生きるって意外と難しいことなのかもしれない。

長男・次男とも大学院を経てそれぞれ社会人となり自分の人生を生き始めた。
ボクは何度も申し上げているように「苦労は買ってでもするな」という価値観で子育てしてきた。とはいっても息子たちはやはり「社会の子」でもあるのだから、親だけの力では如何ともしがたい部分が大きい。

息子たちが親の欲目とはいえ気持ちのよい男になったのは、彼らを取り囲む友人や大人たちがよき影響を与えてくれたおかげでしょう。

来年は定年だけど、年金制度がボクらの年代から順次支給年齢が遅くなっていくので再雇用制度ができるらしい。ほんまはそのまま退職する予定だったけど、近しき人が今年、早期退職してちょっと算段が狂った(苦笑)

ボクは偏頗な性格の人間だけど、家族や友人にも恵まれた。自他ともに認める「運だけで生きてきた人」。
いろいろな先達を見ていると、60歳から晩節を汚す人が多い気がする。

だからこそこれからの生き方が勢いだけではない大切な時間になる予感もしています。

はてなブックマークに追加はてなブックマークに追加
Blog(asyuu@forest)内検索

Copyright© 2005-2024 asyuu. All Rights Reserved.