北摂天狗岩まで走る2009-05-27 23:59

至る所に見受けられる棚田

今朝起きると、なんとなく身体が重い。こんなときはムリしないほうがイイ。雑用をすませ、理容店で短髪にし、適当なもので昼食を作って食べてから午後1時頃ロードバイクで発進。

他のブログなどで書かれている天狗岩に行ってみることにした。茨木や高槻方面は街中を走る部分が多いので、どうしても足が遠のいてしまう地域だ。だが「山と高原地図 北摂京都西山」を眺めていると、ロードバイクで走れそうな林道がいくつかある。

五月山公園下の府道9号線を東進し、府道4号線・43号線を経て、茨木高原CCの表示のある道を左折。勾配16%の表示が最初に現れて、ちょっとびびる。でもタイムトライアルしなければ、のんびりと木漏れ日の中を上っていくことができる。途中、展望のよい場所もあり、なかなか面白い道だ。
茨木高原CC入り口で引き返し、あっという間に泉原まで下っていく。府道110号線上音羽から山脈自然歩道を銭原まで走る。途中、棚田が多く見られ、車も少ない。おお、いいじゃん。

今回は入り口付近まですこし探索した「多留見峠」も次回には走ってみよう。

磨崖仏なども見学して、余野からR423を経て池田まで一気に下る。

今日の走行距離【75.26】Km

・走り始めの頃は暑かったが、後半は風が強くジャージを羽織らないと寒いほどだった。
・距離は短いがそこそこアップダウンがあり、意外としっかり走った感覚が残った。今回の走行地域は標高が思ったよりあるようだ。
・長男はクロスバイクで20Kmほど武庫川を走ってきたようだ。「尻が痛い」「腕が痛い」「目が痛い」と泣き言だらけ(苦笑 ポジションが悪い、サングラスが必要と説明。

先日読み終えた小説「ふたつめの月」(近藤史恵)にこんな表現がある。

人生には、ときどき、有頂天になるような素敵な夜があるけど、そこで、めでたしめでたしで、世界が終わるわけではない。
そのあとも、物語は続いていって、幸福な夜は、そのほかの幾千の、どうでもいい夜に紛れてしまう。心の中で、化石みたいに干からびてしまう。
だけど、そんな化石を胸に抱いていられることは、とても幸せなことなのだ、と。
(同書238頁)

確かに長く生きていると、幾千もの化石を無意識に降り積もらせていく。だが言葉にしてはいけない思いも、ロードバイクの上ではすこし語ってもよいのではと、上り続ける道でふと思ったりもした。

本日の画像の整理は明日以降にでもします。明日は友人と餃子ツアーに行くので、酔っぱらって寝ちゃうかもしれないけど。


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