坂道の向こう(写真) ― 2007-10-09 21:57
北摂をロードバイクで走るとき、槻並の集落を抜けてこの坂道を走ることが多い。
直線の坂道の上に空が広がっている。ありふれた田畑と里山に囲まれた坂道なのだが、なぜか懐かしいような切ないような感覚が生じてくる。
坂道を登りきった向こうに、この数年で自分がなくしてしまったものがあるかのような錯覚にとらわれる。もちろんそんなものは坂道の向こうにはない。
大人になって私は多くの言葉と感情を持つことができた。でも、なぜ大切な言葉や感情を直截に表現することができなくなったのだろう。表現しないほうが慎ましやかだと自分に言い聞かせるようになったのだろう。
坂道をロードバイクで登り、山道を稜線向けて登るのが好きだ。
苦しい息のなかに,私が表現できなかった言葉や感情が,抑圧されることなく解き放たれていくのかもしれない。
直線の坂道の上に空が広がっている。ありふれた田畑と里山に囲まれた坂道なのだが、なぜか懐かしいような切ないような感覚が生じてくる。
坂道を登りきった向こうに、この数年で自分がなくしてしまったものがあるかのような錯覚にとらわれる。もちろんそんなものは坂道の向こうにはない。
大人になって私は多くの言葉と感情を持つことができた。でも、なぜ大切な言葉や感情を直截に表現することができなくなったのだろう。表現しないほうが慎ましやかだと自分に言い聞かせるようになったのだろう。
坂道をロードバイクで登り、山道を稜線向けて登るのが好きだ。
苦しい息のなかに,私が表現できなかった言葉や感情が,抑圧されることなく解き放たれていくのかもしれない。
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