名残の桜、春の宵2022-04-10 22:21

今年の桜は、途中に花散らしの雨が降らなかったので、満開の桜、そして葉桜になる前の余韻を楽しむことができる。

世捨て人なのに、ここ数日はいろいろと動き回っていた。

木曜は長男夫婦の上の男の子の子守。午前中は妻といっしょにドラえもんの映画を見て、午後からは私とショッピングプラザのキッズコーナーで遊ぶ。
老夫婦なので適宜交代しながら子守するのがベター。

金曜はクロモリロードでぶらっと散歩。




桜と土筆が同時に見られるのは珍しいのではないか。
土筆が出て、そして桜の開花というイメージだったが。




長男夫婦の上の子の小学校入学式。夜に、長男夫婦と孫たちが我が家で夕食。上の子はそのまま我が家でお泊まり。
午後9時から翌日午前6時まで川の字になって寝る。孫は驚くほど(他の3人の孫も同様だが)眠りが深い。

翌土曜は、迎えにきた長男、そして下の孫といっしょに武庫川河川敷で蝶々を採取。エネルギーいっぱい、動体視力がよいのだろう、次々と蝶を網の中に入れる孫たち。



帰るときに虫かごから蝶を放して、我が家で昼食。

長男・孫が帰宅して、妻はジムに出かけ、私は部屋の掃除とシャワー。夕方、三宮に出かける。女友達と会食。職場で出会ったとき、彼女は25歳。そんな彼女も40代前半の管理職となり、組織原理のなかで働いている。同じ組織人だっただけに、やはりしんどいことも多いことはわかる。私は何度も申し上げるように、「人生はあるけれど生活が希薄」な生き方をしているので、女友達らにアドバイスする知見も能力もないけれど、人生っておもろいなと互いに感じることができれば僥倖だろう。おいしい料理とお酒をすっきりといただいて、珈琲を飲んでお開き。コロナ禍でなくとも、ダラダラした飲み会は不要だろうね。

今日は大阪に出かけて、次男夫婦・孫と最後のお花見。阪急百貨店でなだ万のお弁当を買って、次男夫婦宅の近くの公園でお花見。

孫娘ふたり、すくすくと育っている。長男夫婦が息子二人、次男夫婦が娘二人というのも、私たちにとっては変化があって楽しい。

「人生は死ぬまでの暇つぶし」と傲慢な考えて生きてきたけれど、桜の下や春の宵を歩きながら、あと何年桜を見ることができるだろうかと考える年代になってきた。
淡々と、でも下品にならずに生きていけたらいいね。



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