桜ライド、隠居生活5年目2022-04-03 19:20

春爛漫。ロードバイクで桜めぐりをしていた。
クロモリロードの後輪タイヤがひび割れてきたので、パナレーサーの日常使いタイヤに交換。暑苦しい赤ラインのタイヤにした。ポタリング用なので、じゅうぶんかな。1年後に交換すればいいだろう。

バーエンドキャップは飲み干した日本酒の瓶蓋なり。

[ある一日]
西国街道を東進して、茨木市の小さなお寺まで。二十歳の頃、住んでいた町。プータローだったので、いろんな人から説教されたけど、若いので根拠ない自信にあふれていた。でもうまく生きられなくて、この寺の葉桜を眺めたのは48年前になる。人生は短い、でも人生は楽しい。



茨木辨天に立ち寄ってみた。ここは桜の名所だけど、近くの公園で大江健三郎の小難しい文庫本を読んでいた記憶しかないや。




本の内容は当然ながら覚えていない。岩波文庫★一つの本を適当に買って(ロシア文学が多かった)公園で読んでいた。
岩波文庫が★ひとつ50円だったのは,1962(昭和37)~73(昭和48)年だったようだ。


西国街道沿いの春日神社にも立ち寄ってみた。

カーボンバイクのバーテープがボロボロになっていたので、買い置きしていたものと交換した。バーエンドキャップはこちらも日本酒の別の瓶蓋。


一週間ほどで720mlを空にするので、けっこう瓶蓋が貯まってくる。

[ある一日]
大野川緑道をクロモリロードで走る。




のんびりと街ポタ。猪名川沿いの公園に立ち寄り、桜を眺めた。

[ある一日]

カーボンバイクでくろまんぷまで。

水明台のエドヒガンが満開。


歴史街道ではまだ桜は咲き始め。

くろまんぷはいつもの静寂。平日なので誰とも出会わない。



ここの桜並木をはじめて通った。



紫合のパン屋さんで休憩。(菓子パン2個と珈琲で550円なり)



多田神社近くの猪名川沿いのえん堤が舗装されていて、多田銀橋たもとに抜けることができる。車道回避に使えそうやね。


肝川旧道の鶏小屋が撤去されていたり、阿古谷の寒天干しの場所が更地になっていた。もう寒天干しは見られなくなるのかな?

昨日
長男と上の孫が静岡で開催されるストライダー大会参加のため泊まりがけで出かけたので、下の孫(三歳半)の子守。
朝一番に王子動物園に出かける。9時開園だが、すでに入場券売り場には列ができている。兵庫県在住の65歳以上、中学生以下は入園料は無料なので、身分証明をみせてスムースに入園させていただく。

王子動物園も再整備計画が予定されており、古い遊園地も撤去されるようだ。施設が老朽化しているのでやむを得ない面もあるけれど、今までのように家族で気軽に立ち寄れる動物園のスタイルは維持して欲しいな。

キリンが精一杯首を伸ばして、桜の花びらを食べようとしている。お仕着せの餌には飽きたのか。


孫と遊園地の電車に乗ったり、

観覧車から満開の桜を眺める。


孫は聞き分けのよい、メリハリのある男の子で接していても楽しい。

夜は仕事を終えた長男の奥さんと合流。焼き肉屋で夕食。ひさしぶりの生ビールがうまい。上の孫が小学校入学なので、手伝いの仕方なども相談する。

4月から隠居生活5年目に入った。もうほとんど世捨て人なので、静かに生活できればいいかな。
それでも親しくしてもらえる友人はありがたいことにいるので、今月は女友達と食事会をしたり、男友達とハイキングしたする予定(立ち飲み含む)。

一日置きに50〜80kmほどロードバイクに乗っていたけれど、やはり疲れやすくなっている。ロードバイクで旅しても疲れが先行して楽しそうでないので、ゆったりと独り旅をする際に、レンタサイクルなどを利用するほうがいいかもしれないね(苦笑


名残の桜、春の宵2022-04-10 22:21

今年の桜は、途中に花散らしの雨が降らなかったので、満開の桜、そして葉桜になる前の余韻を楽しむことができる。

世捨て人なのに、ここ数日はいろいろと動き回っていた。

木曜は長男夫婦の上の男の子の子守。午前中は妻といっしょにドラえもんの映画を見て、午後からは私とショッピングプラザのキッズコーナーで遊ぶ。
老夫婦なので適宜交代しながら子守するのがベター。

金曜はクロモリロードでぶらっと散歩。




桜と土筆が同時に見られるのは珍しいのではないか。
土筆が出て、そして桜の開花というイメージだったが。




長男夫婦の上の子の小学校入学式。夜に、長男夫婦と孫たちが我が家で夕食。上の子はそのまま我が家でお泊まり。
午後9時から翌日午前6時まで川の字になって寝る。孫は驚くほど(他の3人の孫も同様だが)眠りが深い。

翌土曜は、迎えにきた長男、そして下の孫といっしょに武庫川河川敷で蝶々を採取。エネルギーいっぱい、動体視力がよいのだろう、次々と蝶を網の中に入れる孫たち。



帰るときに虫かごから蝶を放して、我が家で昼食。

長男・孫が帰宅して、妻はジムに出かけ、私は部屋の掃除とシャワー。夕方、三宮に出かける。女友達と会食。職場で出会ったとき、彼女は25歳。そんな彼女も40代前半の管理職となり、組織原理のなかで働いている。同じ組織人だっただけに、やはりしんどいことも多いことはわかる。私は何度も申し上げるように、「人生はあるけれど生活が希薄」な生き方をしているので、女友達らにアドバイスする知見も能力もないけれど、人生っておもろいなと互いに感じることができれば僥倖だろう。おいしい料理とお酒をすっきりといただいて、珈琲を飲んでお開き。コロナ禍でなくとも、ダラダラした飲み会は不要だろうね。

今日は大阪に出かけて、次男夫婦・孫と最後のお花見。阪急百貨店でなだ万のお弁当を買って、次男夫婦宅の近くの公園でお花見。

孫娘ふたり、すくすくと育っている。長男夫婦が息子二人、次男夫婦が娘二人というのも、私たちにとっては変化があって楽しい。

「人生は死ぬまでの暇つぶし」と傲慢な考えて生きてきたけれど、桜の下や春の宵を歩きながら、あと何年桜を見ることができるだろうかと考える年代になってきた。
淡々と、でも下品にならずに生きていけたらいいね。



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