河津桜2021-03-02 22:13

今日は春一番が吹いたらしい。
昨日は、午後は孫の子守の手伝い。5歳と2歳の男子たちは、元気いっぱい。
老夫婦にはなかなかハードな子守になってきた、とはいえまわりで8050問題が深刻だと漏れ聞くので、やはり恵まれているのだろう。

とくに変わることなく、沈潜しがちな日々。

■vim vixen

キーボードショートカットキー(Vim所作で)でブラウザ/Firefoxを操作するための add-on(ブラウザ拡張機能)はとても、便利なんだけど、Vimperatorが使えなくなって、それにかわるアドオンを放置したままにしていた。

で、最近「vim vixen」という日本人作成のアドオンに注目。
アドオンに追加すると、かなり便利。検索、文字の拡大縮小、リンク先の展開、タブの管理などキーボードのみで可能、マウス不要となるのが快適。


■オードリー・タンと携帯電話
最近、「スマホ脳」という本が話題になっているようだ。

たしかにフリック・スクロール所作は人をひたすら受動的にさせる。

だからオードリー・タンなどは、

「私の電話にできないことは、指でスクロールすることだけ。モードを変更しない限り、スマホのようなタッチパネルにはなりません。

私がタッチペンやキーボードがあるPCを主に使うのは、テクノロジーの支配から自由になるためです。指ですぐに操作できるとなると、常にスマホをスクロールしてしまいます。しまいには依存症になってしまうでしょう。」

とインタビューで答えている。

ダウンロードのみの人生は脳が疲れる。

スマホ、タブレット、NotePCに囲まれて生活しているが、タブレット(HP Pro Slate8)はペンが付属しているので、わざわざ使ってみた。英語だと自動的に補正しながら、テキストファイルを作成できるんだ、知らなかった。
残念ながら、日本語には対応しておらず、描画のみ。
スクロールのみの所作でないのはいいかもしれない。

スマホは、まぁあきらめた(苦笑 あくまでも戸外でのチェック用とすればよいだろう。
NotePCに向かうことが多く、キーボード中心の生活なので、スマホ脳とは少し距離が置けるかもしれない。

■旅に出られないけれど
アウトドア作家として、服部文祥(1969年神奈川県生れ)・角旗唯介(1976年北海道生まれ)・石川直樹(1977年東京都生れ)の三人が突出しているのではないか。

たしかどこかの雑誌で服部氏が、自分を含めた三人を「三兄弟」と表現していたが、確かに似たところもあるが、それぞれの個性が明瞭でもある。


パキスタンの雑踏の風景(行ったことないけど)、ヒマラヤなどの登山のための高地順応、そして写真のスタイルなど、読んでいると旅に出たくなる。

■午後から
雨が上がったので午後2時ころから軽くジョグ&ウォーキング。

お気に入りの緑道にて。


武庫川河川敷の早咲きの河津桜。


加齢とともに不都合な事象(残りの人生がはっきりと少ないこと、身体の違和感が増えていくことなど)が出てくるが、抗っても詮無い事。

今月はプチ旅行に出かける機会も増えそうだ。



自分とコミュニケートするのは2021-03-07 15:25

ここ数日は、午後からは10kmほど、ジョグ&ウォーキング。
 ユキヤナギの花が咲き始めたので、春やね。

 先日は路線バスで、はんあま(阪神尼崎駅)で行って自宅までウォーキングしてきた
 はんあままで路線バスに乗って1時間ほど。わざわざ遠回りの路線を選択して、車内で読書。現役時代は通勤電車は読書時間だった。隠居となり、通勤電車はなくなったが、ときおり路線バスや電車に乗って読書する、妙に読書がはかどる。

■ラーメンが食べたくなる


著者の自転車紀行本を何冊か読んでいるけれど、
・方向音痴で
・ガラケーでスマホを持たず、
紙地図に磁石の方位計でサイクリングしていることは知らなかった(前著では読み落としたかもしれないが)

東京近辺の昭和の色濃い喫茶や大衆中華店へのポタリングによる訪問記。

街をポタリングしていると、ラーメン店に行列ができているのを見ることが多い。
昼間なのにけっこう若者が多く、「みな、いつ働いているんだろう?」といらぬ心配をしてしまう。                                                
そのような店は独自の個性的な味を追求しているようだ、この本でも書かれているように疲れる味やね。

お客様は神様やないから、普通にその店の味があればいいかな。


■8台NotePCを処分した。

先日、HDDを取り出したNotePCを尼崎市認定のリサイクル業者に引き取ってもらった。
不要なPCの処分がすむと、ついつい新しいガジェットに目が向いてしまう。

前から興味を持っていたIdeapad duetがかなり値下げになっている。



AndroidもLinuxもそこそこ動くようだ。玩具としてはおもしろそう、でもYoga Book アンドロイド版(保証期間を過ぎたら故障した)で懲りているはずなのだが自分。

これならLinux Mint 20.1 on X205TAで事足りような気もする。
インプレの記事もいくつか読んだが、当然ながら提灯記事が多い。でリアルタイム検索でググっていると、こんなTweetを見た。

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ideaPad Duet Chromebookを3ヶ月弱使ってみた感想。
・ChromeはWindowsなどと変わらず快適
・Androidアプリはギャンブル。正常、8割、5割、動かないな感じでメインにするには辛い
・Linuxは仮想環境で独立してるので気軽に使えるけど、日本語入力は別途必要

結論: Chrome中心者向け
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結局、このTweetに購入を後押しされた。
いいじゃないか、変態機種で玩具として遊びがいがありそう(笑
自動更新ポリシー(OSのUpdateサポート期間)は2028年8月まで。
その前に、ハード的に壊れる可能性が高いな、玩具やから。

でも1年間遊べれば、じゅうぶんということで、Amazonでポチりました。
明日、到着の予定。


■雨のクロモリロード
施設にて義父とタブレットによる面談。いつも眠そうな雰囲気だが、孫娘(義父からすると曾孫)の写真を見せると即座に反応する。孫が男子ばかりだったので、女の子が珍しいのかもしれない。
小雨模様、電車・バスと乗り継いで施設まで行くと、1時間以上かかるので、クロモリロードで走っていった。ワークマンの撥水性のジャケットとズボン、ゴアテックス素材のトレランシューズだと、小雨だと水が染みとおることはない。

帰宅後、クロモリロードを洗車。汚れと水分をとって、注油。


■Linux Mint 20.1 on X205TAにKindleをインストール
昨日は例によって、孫2号の子守。2歳5ヶ月、だいぶしゃべるようになって、遊び疲れると2時間半ほど熟睡する、羨ましいほどの眠りの深さ。

夜は、戸外で使うときに、Kindleがあれば便利だろうと、X205TAにインストールするも難渋した。

Linux上でWindowsアプリを動かすwineをまずインストール。
Kindle for PCの旧バージョンkindle-for-pc-1-17-44183.exeでないと、うまく稼働しないというNet情報に従い、インストールするも日本語が豆腐状態になるので、winetricKsをインストールしてCjkfontsをインストール。wineは32bitで動くように設定されているようで、やたら「OSが64bitじゃないか、こら!」というエラーメッセージを吐き出すが、無視してOKボタンを押しつづける。

そのあとKindelが起動するもネットワークエラーが出て、kindleのライブラリーにアクセスできない、当然登録もできない。どうも認証場面でコケているようだ。
ググってみると、wine6だとKindle for PCの最新版で稼働するようだ。
「wine  --version」のコマンドを打つと、wine5.0なので、wine6.0をインストール。

あとは粛々とwinecfgの設定、winetricksで日本語フォント導入、そして最新版Kindele for PCをダウンロードしてwineでインストール。

深夜まで数時間かかったが、本日はUbuntu 20.04 on ThinkPad X220には今回は比較的すんなりとインストールできて、Kindleもシャキシャキと動く(X205TAは非力なので、もっさりしている)。


■我々がコミュニケートしなければならないのは



クロモリロードでポタリング。図書館に寄り、予約本を何冊か受け取る。


なかなかおもしろそうで、街に住むこと、音楽を聞くことについて、落ち着いた気持ちになることができるね。


「我々がコミュニケートしなければならないのは、きっとどこかに居るであろう自分のことをわかってくれる素敵な貴方ではなく、目の前にいるひとつも話の通じない最悪のその人なのである。」
(恋するラジオ 同書85頁/渋谷陽一の文章)

隠居生活になると、話の通じない自分に拘泥するよりは、ましてや世間に承認されようと汲々とするよりは、ちょっとオタクっぽい自分として余生を送るのもいいかもしれないな。


IdeaPad Duetのある生活2021-03-11 21:35

8台旧いNotePCを廃棄処分したので、玩具としてポチったIdeapad Duetが到着、しばし遊んでいた。



はじめてのChrome OS、かなり癖が強くて、所作はLinuxっぽいところもある。Linuxを出自としているOSなので、そんな感じがするのかな。

キーボードを装着すると、かなり重い。これだとLinux Mint 20.1 on X205TAのほうが軽さを感じる(970g)。


重くなっている原因は、妙に小洒落た雰囲気をだすために貼りつけたファブリック調のデザインが仇になったのだろう。



はじめから潔く素のプラスティック筐体を剥き出しにしていたほうが筐体は軽くなったのになあ。



キーボードはやはり変態キーボード、YOGA Book Androidのキーボードよりはマシだが、キー配列が独特、そして小さい筐体にするためにキーの一部(とくに右部分)をかなり小さくしているので、タッチタイピングはかなり困難な感じ。(でも何日か使ってみると、それほど違和感を感じなくなった、脳のスピードに付いていくタイピングであればそんなもんです)



そしてこのスタイルだと、コタツに入って、膝上でタッチタイピングするという緩いPC所作がしにくい。試しに、YOGA BOOKで使っていた、外付けキーボードをBluetoohで接続してタイピングしてみた。Ideapad Duetのキーマッピングが独特なので、かたや外付けキーボードはUSキーボードなので、望むタイピングができない場面がある。



本来のキーボードはタブレット部分と強力な磁石で接続され、内部に配線が通っているようだ。この部分はかなりやわなので、
経年劣化とともに、断線する確率が高いだろうな、たぶん保証期間が経過する頃には断線して、タブレット形態のみで使うような気がする、まあ玩具ですからね。



Chrome OSには馴れていないが、Androidのアプリと仮想環境のなかでLinuxも動くという構成。ブラウザのChromeが中心となって、Google依存の環境のようだ。

LinuxのブラウザはFirefoxがデフォルトなので、LinuxではChromeを使うことはなかったが、郷に入っては郷に従えということで、Chromeを設定。拡張機能にEvenoteのWeb ClipperとVim所作でブラウザをコントロールするVimiumを加えた。

Firefoxのブックマークを読み込んで、Firefoxのパスワード管理も同期するように設定。これだと、ブラウザの違和感は少なくなる。

Androidアプリは

電子書籍閲覧用としてDマガジン、honto、Kindleをインストール。ディスプレイが大きいので、閲覧には便利。

文章作成は、Jota+ 

Android側の日本語入力はGoogle日本語入力で、カスタマイズできないのかな?
Linux環境でArm64版のVScodeの.debをダウンロードしてインストール。
IntelではなくARM系のCPUを搭載なので、Linuxアプリもインストールに癖がでてしまうようだ。
先達の教えに従って、MozcをインストールしてVScode上で日本語入力できるようにした。キーバインドをVimに設定すると、Mozcのほうが日本語入力はしやすい気もする。


Amazon VideoやYoutubeはChrome上で見るほうがパーフォマンスがよいという意見もあるようだが、まだ確認していない。

キーマッピングも変更できるので、Ctrl+Hでbackspace、Ctrl+Mで改行も可能となり、文章作成のデフォルトを設定できる。

筐体にはUSB Type-Cタイプが一つのみ、SDカードも装着できない。USB Type-C to 3.5mmオーディオジャック変換ケーブルがなぜか付いているのはご愛嬌か。Ideapad Duetのサウンドはかなり貧弱、音質はよくないし音割れする感じなので、イヤホンジャックで聞いたほうがマシなレベルだろうな。


Netで利用者の工夫を読んでいると
・カバーが重すぎるので、別のものを注文したり

・外付けキーボードを用意したり

・ディスプレイの保護フィルムを貼ったりしているが、

ロードバイクの軽量化と同様に?そこまでは必要か?とも思ってしまう。

ガシガシと遊んで、壊れてなんぼの世界で使ったほうが、穏やかな気分になれるかもしれないね。とりあえずは100円ショップでIpad用の保護フィルムを買って、適当なサイズに切ってディズプレイ保護としているつつましさ(でも多分、ガラスフィルムを装着すると思う、アマゾンポイントあるし)。

数日使っていると、コタツトップ(コタツの中でタイピングする、あるいは座椅子の上でタイピングする)ことができないので、部屋に転がっていたThinkPad TrackPoint キーボードを利用してみた。TrackPointキーボードは2台あるが、一台は有線式USキーボード、もう一台はBluetooth接続の日本語キーボードだ。
有線式はType-Cではないし、ここはBluetooth接続の日本語キーボードを選択。



Chrome OS側でキーマッピングを
・capslockをCtrlに交換
・検索キーをCtrlに交換しているので、
従来の作法でタイピングできるのは快適。

音量調整・輝度調整も効くし、検索キーもOK。
PrtScキーでスクリーンショットも撮れる。

付属のキーボードが断線して使えなくなっても、このTrackPointキーボードでIdeapad Duetを使い続けることは可能なので、ちょっと心安らかになった。
バッテリー容量がかなりあるようで、バッテリー保ちもなかなかよろしい。

閑話休題



昨日は、友人のMくんと久しぶりにハイキング。
緊急事態宣言は解除となったとはいえ、二人の好きな奈良方面などには出向けないので近場の猪名川周辺をぐるっとウォーキングすることにした。

阪神尼崎駅に午前10時集合。
下町をぶらっとしながら藻川下流域に行き当たって、河川敷を上流まで歩いていく。
快晴なれど、北風が強い。

私は隠居生活4年目にまもなく入るが、Mくんは4月から再雇用4年めとなり、あと2年ほど働く予定だ。

Mくんも最近、NotePCを新調し、Amazon Fire HDも購入したので、もっぱらPCやSNSのサービスについてオタクっぽい話が続く。18年もの長い付き合いなのに、話していると彼がコミックおたくだと初めて知った、だからAmazon kindleでコミックを読んだり、Amazon Videoでアニメも見ているそうだ。

現役の頃は、なんやかんやと仕事のグチがどうしても話題に上ったが、ある程度見るべきものは見つという年齢になると、互いにこだわり趣味の話になるのかもしれないね。

公園で休憩しながら18kmほど歩いて、午後4時最寄りの屋台風寿司屋にオープンとともに入店。午後7時まではほとんどのアルコール類が半額という宣伝に惹かれたこともある。

いつも立ち寄る居酒屋はまだ休業中だったが、今回の店もオヤジ二人には寿司屋を謳いながらも居酒屋メニューも豊富でけっこう旨い。なにしろアルコール類が半額、そしてデーブル間も距離があって、このご時世だと狭い店は敬遠してしまう。

結局、午後7時まで3時間、とりとめのない話をオヤジでしながら飲んでいました。

ゆっくりと飲んだので、今日は二日酔いもなし。
西北のジュンク堂までウォーキング、新刊をチェック。
喫茶コーナーで珈琲を飲みながら、Linux Mint 20.1 on X205TAでこの文章を書いている。デフォルトのIdeaPad DuetよりX205TAのほうが軽い、うーん当初予定したPC環境と違うな(苦笑

最終的にLinux Minto 20.1 on ThinkPad X220で文章を補正して、ブログにアップロード。

結局、X220が私の環境のなかでは爆速ということですね。




素敵の自転車操業2021-03-13 23:35

昨日は長男が残業のため帰宅が遅い、そのため私たちが孫の保育所迎えに行く。
雨もよう、でも孫二人たちは機嫌がよいので傘をさし皆で「カエルの歌」などを歌いながら。帰宅する。 
帰宅後、長男宅で妻手作りのお弁当を孫たちに食べさせるが、孫2号がとくに食欲が旺盛だ。午後7時過ぎに長男の奥さんが仕事から帰宅したので、長男宅を辞する。

今日は孫2号の子守ヘルプの日だが、最近は物事がよくわかってきたので、ひとり残されるのを嫌がる。結局、長男たちが我が家で昼食をとって、孫2号も機嫌よく長男らとそのまま公園に遊びに行く。それでいいのだろう、こちらとしても楽チンだし。

午後から軽くウォーキング。なるべく10kmほどジョグ&ウォーキングするようにしている。加齢が進むと「曲がり角をそれなりに曲がり、下り坂をゆるゆると下っていく」のがよいのかもしれない。

夕食後は、読書&ChromeBook(IdeaPad Duet)のチェック。


Chromebook は 3つのコンポーネント。から成り立っているようだ。
■Chrome OS
Chromeブラウザ + Plugins。Googleスプレッドとか GMail
当然ながらこれが一番安定している。



■Linux (Crostini)Debian

VSCode とか Terminalが動く。
ただTerminalのユーザー名を書き換えたら、Terminal自体が起動しなくなった。
設定をいろいろといじった場合は、Google Driveにバックアップしていたので、そこから復元させて、再度Linuxをいじっている次第。なにをやっていることやら。
意外と容量をくうOS Linuxも可変長?

■Android OS

Chromebookで、Androidアプリを動かすことができる。GPSを使うアプリは制約があるっぽい(全画面表示しないとか・・・)。Jota+も日本語入力でチャタリングのような現象が生じてしまう(原因は不明)。とりあえず文章作成はVScode+Mozcの組み合わせが今のところストレスが少ないようだ。


「恋するラジオ」読了。




#10:川崎駅前の加藤和彦  (2005kH)
切ない文章やね。

「素敵の自転車操業」に陥った加藤和彦の人生。ちいさな「素敵の自転車操業」はSNSの至るところに見受けられる。「素敵な生活、素敵な友人、素敵な家族」、最終的には「素敵な自分」に汲々とするのはいかがなものか。凡凡と生きるのは意外とむつかしい。



わたしがいた街で2021-03-14 22:22

春めいた天気。Chromebookにかまけすぎると、端末の付属品のようになるので、午後から散歩へ。近くの公園は家族連れで人が多く、堤防土手近くのベンチで本を読む。



大学進学とともに愛知から大阪に住み始めた岸政彦氏、作家活動の本格化とともに大阪から上京した柴崎友香氏。

来た街と去った街。その対比がよく顕れているエッセイだ。

私もいろいろな街に住んだが、いちばん長く住むのは今の自宅。でもここは生活の場であって、ここではないどこかに住んでいたかもしれないし、生まれてから19年住んだ高知の街は「わたしがいた街」だ。「わたしがいた街で」遠い昔のガールフレンドだった彼女たちのある人は商店街の女主人として家業と子育てを切り盛りし、ある人は花に携わる仕事をしている。

いろんな人生に優劣はないし、できればその優劣を生み出さない社会になって欲しい。

この本の装画は小川雅章氏。彼のサイトを見ると、
柴崎友香氏が住んだ街、そして次男夫婦が住んでいる近くの街並みが描かれており、そして当然ながら何度か次男夫婦宅を訪ねた際に、遠回りして見た風景なので親しい感情が湧いてくるから不思議だ。

「わたしがいた街」の写真集がYouTubeにアップされているが、昭和51年(私は大学生で故郷を離れていた)というのにずいぶんと貧相な雑多な街だと今更ながら驚いてしまう。

昭和51年を歩く 高知市南部 - YouTube


木陰のベンチで読書すると、とても落ち着いた気分になる。
スマホやネットから離れる時間を意識的に作るようにしている。





ロングバケーション2021-03-15 23:08


今日は孫守りヘルプの定例日。

午前8時に朝食。食後の片付けをして、部屋と浴室の掃除。そのあと珈琲を飲んで、散歩に出かける。快晴で公園の桜の一部は花がほころび始めている。ベンチで読書。薄い本なのであっというまに読了。



田村隆一、その4番目の妻の和子、隆一の詩人仲間で和子と恋愛関係に陥る北村太郎。
それぞれと関わった著者の三部作と言えようか。


人を愛しすぎる人は、なべて自分を愛しすぎる人であるような気もする。

雑誌「Pen大滝詠一に恋をして。」を読む。
大滝詠一の熱心なリスナーではなかったが、「恋するカレン」を聴くとフィッツジェラルドの短編を思い出すんだなぁ。そしてモテない男の心情がよく描かれている。




「君は天然色」と新しいMVも作成されているんだ。


新たなマスターテープからリマスターされた2021年版最新音源を使用したアルバムも新発売。
時代はあっというまに過ぎる。隠居生活は夏を失った長いロングバケーションといえようか。


散歩から帰宅して午後2時過ぎに長男宅へ。5時半まで孫2号と遊ぶ。部屋の中では退屈するので、近くの公園で小一時間ほど孫と遊ぶ。

帰宅後、夕食。Chromebook IdeaPad Duetでこの文章をタイピングしている。
Linux仮想環境のもと「VScode+Mozc+拡張機能・テキスト校正くん」で文章を書く。

よいところは、
キーバインドはVimでタイピングしやすい。
Mozcでインライン入力できる。
そしてテキスト校正くんで、文章の必要最小限の校正ができる。

ただしこの文章が悪文でない保証はない。
また日本語インライン入力の際に、未確定状態のとき文字が左にずれるという現象が現れるが、この不具合はまだ解決していない(フォントのせいのような気もする)。

ブログ作成ではAsahi-Netのブログツールが
ブラウザChromeを「サポートしていないブラウザ」だと、なぜか表示する。Asahi-Netのブログツールが古いせいかもしれない。

なんとなく気にさわるので、Linux環境でFirefoxをインストール。私にとっては慣れ親しんだブラウザだし、アカウントで同期し、拡張機能も利用できる。ただ残念ながら、やはり鈍重な動作だ。

Chrome OSって今年で10年になるんやね。
最新機能でAndroidスマホとの連動がより進んでいる。スマホのバッテリ残量を表示したり、スマホを探すためにスマホ本体の音をChromebookから鳴らすことができる。ただこれはスマートウォッチ・Mi Band 4でも可能のなので(スマホのロック解除も可)、自分でも煩瑣な構成のような気もするね。



まあじゅうぶん遊べますわ。



死ぬまでに行きたい海2021-03-17 21:42

昨日はクロモリロードで図書館へ。予約本を2冊借りる。

公園をまわって木陰で読書。

不思議な本。昔話のような、紀行文のようでいて、私たちの記憶はどこまでその風景や出会った人々の記憶と合致しているのだろうか。それぞれの物語があり、それぞれの風景がある。その場に立ち会った人の記憶は、意外と齟齬があるものだ。

観光ではない街歩き、最近はとてもそれに興味がある。
この本のなかで描かれている著者の父の故郷「丹波篠山」の風景が印象深い。ロードバイクで走り回った記憶が甦る。

読みながら、友人らと行ったフランス、イタリア、台北、ソウル、高知、淡路島、赤穂、京都伊根、大阪、京都の旅を思い出した。風景の中に人がいるのだろう。
私の「死ぬまでに行きたい海」はどこだろう。若くして逝去した友人の生まれ育った町を2年前に訪ね、彼女が高校の窓から眺めた海の砂浜に座っていた。太平洋の白波を眺めていると、陽がさしているののに雨が降ってきた。
彼女が「あなたに感傷は似合わないよ」と言っているような気がした。


夕方は、孫たちの保育所迎え。
長男夫婦宅は子育て真っ最中、孫二人が部屋の中を走り回っている。夕食を食べさせて録画していた「鬼太郎の妖怪絵本」なる番組をいっしょに見ていると、少し怖いのだろう、孫たちが私の膝の上に座って、かつそれぞれぬいぐるみを抱いて番組を見ている。かわいいものです。

午後7時過ぎに長男の奥さんが仕事から帰宅したので、長男宅を辞する。

夜はIdeaPad Duetと遊ぶ。
Chromebook購入特典として「Google Oneを12か月間無料でお試し。Googleドライブ、Gmail、Googleフォト共用の大容量100GBクラウド ストレージですべてのファイルを保存できます。」ということなので、登録した。12か月経過後は月250円かかるらしい。

なんとなくGoogleの策略に嵌っている気もする。

今日も快晴
西北までウォーキング。10Kmほど歩く。

ASUSから新しいChromebookが本日発売されている。IdeaPad Duetと似たような機種で、ペンも付属している。発表当日なのに、Amazonでいきなり定価から18,000円引きで販売されている。
なんじゃこりゃと思っていると、午後には納品待ちになっている(苦笑


ChromebookってネットあってのOSという印象が強いけど(私もそう思っていたので、購入しなかった)、オフラインでも十分使える。eMMCが128GBあるし、仮想環境のLinuxはじゅうぶんに遊べるが、容量をくう。従来のROM16GB、32GBだととても足りない。

ASUSのCPUもプロセッサはArmベースのMedia Tek MT8183C。IdeaPad Dueと同様に非力だが、バッテリーもちを重視したんだろうな。

自宅ではIdeaPad Duet+Bluetooth ThinkPad TrackpointキーボードでChromebookを使っているので、付属のキーボードの優劣にはあまり興味がないな。

Android Linuxが完全でないとはいえシームレスに使えるのが魅力だし、小さな筐体が好み。

血迷って
値崩れしたポータブックを買う
ポメラDM200を買ってLinux化する
ドンキのなんちゃってUMPCを手に入れる
などと脈絡なく妄想してどれも購入しなかったが、今回のChromebookは遊べるガジェットだろう。

明日からも快晴。なぜか次男と近場へ旅行に行く。
彼の車で移動し、温泉旅館に泊まる。なんとなく次男の「親からの卒業式」という感じもする。



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