炎天下2020-08-26 22:26

猛暑日が12日連続なそうな。

孫守の手伝いをしたり、一昨日はやたらインドカレーが食べたくなり、久しぶりにインドカレーの店に行ったら、ナンとガーリックライスの量が多くて、ちょっとお腹をこわすほど食べてしまった。反省。

ここ数日も、いちばん暑い時間帯にクロモリロードで走って、緑陰で読書。




詩人の田村隆一、その妻和子、そして北村太郎のそばで三者と接してきた著者のスケッチ。まさしくスケッチであって、つかず離れず、秘密の暴露めいたものはなく淡々とした文章が続く。かなり自制した文体。

人を愛することは、結局、自分の孤独と向かい合うことになるかもしれない。


牧野富太郎の足跡をコンパクトにまとめた本を読了。
牧野はまだ日本の登山という習慣がない時代から(山は山岳宗教の対象であった)、登山家の先達ともいえようか。植物採集が主眼だが、さまざま山に登っている。

高知新聞の記者がまとめただけに、牧野の足跡と人と成りがよくわかる本だ。神戸との関係も深い(県花としてのじぎくが選定されている)、六甲山森林植物園や、牧野の負債(現在に換算すると1億円)を肩代わりしたのも神戸の富豪池長孟だ(南蛮美術館の設立者でもある)。

高知県立牧野植物園は、高校のときに一度だけ行ったことがあるが、当然ながら観念的な学生時代、植物園などにはまったく興味がなかった。今度、高知に行った際には、ぜひ立ち寄ってみよう。


緑陰で読書しながら、活字に飽きると炎天下をクロモリロードで走る。



武庫川CRにて。

橋梁下では、暑さをしのぐためだろう、鳩も太陽の日差しから逃れている。

今日は猪名川河川敷をロードで走っていると、カラスが水浴びをしていた。
鳥たちも、この猛暑に閉口しているようだ。

まだまだ猛暑は続く。





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