隠居生活3年目2020-04-03 22:36

どんよりとした世相にうかうかと過ごしていたら、今月で隠居後3年目に突入。

組織人としての垢はすっかり落ちたというか、ほとんど思い出すこともない、所詮そんなていどの職業人だったのだろう。再雇用で働く期間を1年早めて退職したが、経済的損失はあったとはいえ、精神的には本来の自分にはやく戻ったような気がする。

本来の自分といっても、元来器が小さく、非社交的なので、静かに日々を送っていくということで、身体に痛みもなく体調もそれほど違和感がなく、日々を過ごしていければ良しという気もする。

退職後1年目、旧組織の「権力に阿るものはいつか権力に裏切られる」という態様を遠くで眺めていた。
2年目、小権力者として傲慢だった人が「奢れる平家は久しからず」という態様になっているのを、より遠くで眺めていた。

器が小さいゆえに、凡庸な組織人でよかったなと正直思っている。

とはいえ昨年6月頃、健康を害して、その面では傲慢な自分がすこし控えめになったかな、人は平等に年老いて、そしていつかは滅んでいく。

今日は午後から武庫川河川敷をジョギング。

コロナウイルスの鬱屈からしばし解放されるのだろう、老人と高校生以下の子ども達で河川敷は賑わっている。三密ではないので、河川敷は好まれるんだろうな。


フラッと走って12.5km

ウイルスに罹患することを防ぐ完璧な手段はないだろう、とするとせめて罹患したときに堪え忍ぶ身体を自分に期待するしかないかもしれない。
ダメなら諦めも肝心だろうな、じぶん。

帰宅後、本を並行読書。

今日のような凪の時間は意外とそれほど、自分には残っていないかもしれないし、予想に反してしばしあるかもしれない、ただ見たい風景と会いたい人には逢っていたほうがよいかもしれないね。

今日のジョギング中の音楽は石崎ひゅーいのアルバム。ジョギングとの親和性はかなりある。




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