台風と夏葉社 ― 2019-08-16 22:13
台風10号は奇妙な台風だった。日本海に抜けて暴風圏もなくなったのに、京阪神では昨夜遅くからそこそこ雨が降って強風が家にあたった。
台風のため外出していなかったので、本をチェック。
偶然、「夏葉社」というひとり出版社を知った。
定評のある旧い作家や書店主の本を刊行している。
社主の島田潤一郎氏によると

台風のため外出していなかったので、本をチェック。
偶然、「夏葉社」というひとり出版社を知った。
定評のある旧い作家や書店主の本を刊行している。
社主の島田潤一郎氏によると

「会社の名前は、いろいろと考えて、「夏葉社(なつはしゃ)」にした。
毎日、口にするだろう社名は、すこしでもいいから、室戸と、ケンとつながっているものがよかった。
ぼくは、山に覆われた室戸の町を目に浮かべ、それで「夏」と「葉」とつけた。
幼いころ、ふたりで駆けまわった、夏の日々。
背の低い山々が、いつでも、ぼくとケンの背の向こうにあり、振り返ると、無数の濃い緑の葉の上に、真っ白な光がたくさん散っているのだった。」
ということらしい。いい名前やね。
宝塚市図書館の蔵書検索すると「夏葉社」で多くの蔵書があり貸し出し可能な本も多い。クロモリロードで図書館に行き、何冊か本を借りた。
毎日、口にするだろう社名は、すこしでもいいから、室戸と、ケンとつながっているものがよかった。
ぼくは、山に覆われた室戸の町を目に浮かべ、それで「夏」と「葉」とつけた。
幼いころ、ふたりで駆けまわった、夏の日々。
背の低い山々が、いつでも、ぼくとケンの背の向こうにあり、振り返ると、無数の濃い緑の葉の上に、真っ白な光がたくさん散っているのだった。」
ということらしい。いい名前やね。
宝塚市図書館の蔵書検索すると「夏葉社」で多くの蔵書があり貸し出し可能な本も多い。クロモリロードで図書館に行き、何冊か本を借りた。
私は隠居なので、次第に世の中から忘れられていくだろうし、あらたなものを生み出すこともないだろう。しかし樹木が枯れるように、動物が老いて藪で死んでいくように、それが本来の新陳代謝のような気もする。
緑陰で読書しながらそんな気もした。
孫たちが鳥取の奥さんの実家から帰宅した。隠居の盆休みは今日で終わりのようだ。
最近のコメント