加齢と「正常性バイアス」2019-07-09 22:36

この一週間は長男夫婦の長男の孫守、自分の総合病院検査受診などでバタバタとしていた。

加齢とともに「正常性バイアス」が働き、自分の健康や身体状況に対しても根拠なき医療無視が生じてしまう傾向があるようだ。

身体も残念ながら劣化していく。それを精神論で乗り切るほど脳天気ではないし、現代医学の進歩を否定する立場でもない。

検査結果は、まぁ加齢による各部の劣化を緩和していくということになるかな。
理想は緩やかに老いて死んでいくのがいいのだろうが、それは自分で決定することはできない。

隠居生活に入り「人生100年時代」などというものは妄言であるという思いが強くなっている。

今より楽しい時間が明日あるとは限らないので、ゆっくりと美味しい酒を飲み、美しい風景・言葉に出会い、数少ないが気のおけない友人らと会う、そして孫たちの成長を(何十年先の彼らを見ることができないとしても)慈しみ助ける日々があればいいかな。

隠居前から加藤仁氏の本を何冊か読んでいたが、彼の最後の著書はこれ。
定年からの旅行術 (講談社現代新書)
加藤氏は62歳で脳腫瘍で逝去された。表現者とはいえ、彼には定年がなかったんだね。

いくつかのブログのリンク先が急に更新されていないものがいくつかあり、気になっている。もちろんブログからSNS(Facebook,Twitter)などに移行した人も多いが、そうでないかたは急に体調が悪くなったのかもしれませんね。心配です。

私はブログ更新が自分の健康の基準になるみたいだ。


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