骨を打つ2018-02-28 23:16

今日は妻とともに特別養護老人ホームの見学に行ってきた。
義父は介護施設の入所・自宅介護サービスを交互に利用しているが、在宅の義母も高齢となり自宅で介護することもやがては困難となるだろう。

川沿いの老人ホームで義父母の自宅からも近い。もちろん入所者待ちが多く、希望してもすぐに入所とはいかない。とりあえずは複数の施設に申し込むことも検討することになるだろう。

併設する施設では老人達の同好会活動が盛んのようで、ビリアード・卓球など、平日にもかかわらず多くの老人が活動しているのに驚いた。まだまだ元気な老人と、次第に身体が弱っていく老人、老いることは難しい。

4月から隠居生活に入るが、群れることはしないだろう。それならば来年度まで働くことはできるので、組織や人の悪口を言いながらグダグダと働いたほうがマシだ(苦笑

プチ筋トレをしながら、骨を打つということを考えた。
加齢とともに骨が弱ってくるのでジョギングや筋トレが少しは、加齢のスピードを弱めることはできるだろうが、いずれは老いに追い越されるだろう。それはそんなに先でもないだろうと考えておくほうがよい。

人生100年時代というのは、蒙昧な幻想に過ぎないだろう。
自分なりに老いていく、そしてそれは老人一般ではなく、自分の老いだ。

ケン・リュウの中国SF翻訳本を読み始めた。
折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ 5036)

序文が素晴らしい。読み進めるのが楽しみだ。

骨を打ちながら、心も打っていく日々も必要かもしれない。




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