村上春樹「シドニー!」とストレッチ2018-01-15 23:25

先週土曜日の8kmジョグで左足の膝周辺に痛みが残っている。
走る筋力がまだ十分でないことと、フォームが悪いのが影響しているのだろう。
それよりは加齢による膝の柔軟性が低下していることが、一番の原因かもしれない(汗

今宵はジョグを控えて、ストレッチ・ランニング用筋トレをゆっくりと1時間ほど行った。ストレッチをすると左膝がギシギシと鳴るんですけど(苦笑

村上春樹の「シドニー!」後編を読み直す。

高橋尚子がシドニーマラソンで優勝しその記者会見、男子マラソンで途中棄権した犬伏選手へのインタビュー記事、そして有森裕子選手との会談など、マラソン編は村上春樹節満載と言ったところか。

アスリートは勝つことでしか存在意義を見いだせない。
ツール・ド・フランスなどで薬物疑惑が常につきまとうのは、「勝つためには悪魔にでも魂を売る」ということが生じてしまうからだろう。

日本のスポーツ紙の記事が面白くないのは、アスリートに精神論と正義と公正を一方的に求め、そのうえ人生論まで被せてしまう。アスリートにも根性の悪い奴、絶対友達にはなりたくないタイプもいるだろう。それでも「勝つこと」に邁進するアスリートに敬意を払っているのが、この本ではよく表現されている。

シドニーオリンピック女子1万メートルで日本勢は最後には周回遅れでトップ集団に抜かれている。

「便所に行こうと廊下に出たら、団体で来たらしい日本人のおじさんが、三人くらいで立ち話をしていて、「いやあ、一万は惨敗だったね」と大きな声で残念そうに言っていた」

村上春樹は一万メートルのロードレースの厳しさを説明して、こう言う。

「なあおっさん、自分で一万メートル走ってみなって。あれってほんとに苦しいんだから。」(同書123頁)

小気味いいね。

明日はウオーキングで身体を温めてから、5kmほどジョギングの予定。





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