2018年選択すること、走ること2018-01-02 20:16

あけましておめでとうございます。

今年は選択すること、そして新しい走るスタイルをとる年になりそうです。

■選択すること
1年前に決心したとおり今年3月いっぱいで組織人の仕事・言語からは卒業する。来年まで希望すれば働くことができるけど、組織人としては今が潮時だろう。
頭脳も身体も同年代とすればそれほど劣るわけではないが、余力のあるうちに老兵としての役割を自ら終えようと決断した。

長男も次男も素晴らしい女性と巡り会い、子どもに恵まれた。

室内の鉄棒で遊ぶ孫

まもなく2ヶ月の孫。足は大事


老夫婦だけの正月を迎えるのは2度目だけど、それはとても幸せなことだろう。

仕事人としてはたいしたことも成さず出世とも無縁の世界に生きてきたけれど、これからは自分なりの「小確幸」を大切にしていきたいなと思う。


■走るスタイル
仕事の煩雑さから「逃げるスタイル」としてのライドの傾向はあまりなかったけれど、ロードバイクに乗る時間はそれほど増えることにはならないだろう。
ロードバイクは隠居生活に入ってもあくまでも生活の一部分、日常を淡々と生きていく自分にとっては欠かせないものではあるけれど。

・日常の足としてはクロモリロードが主体となるだろう。ラフなこんなSPDシューズを用意しようかなと思っている。

・1年目からは高知・米子・湖西にチョイ住みして、ロードバイクで走る予定だ。
まずは退職後の諸手続が終わった頃の5月に、高知に出向く予定だ。私は18歳まで高知の街に住んでいたが、もう土佐弁も喋れず、地元には遠い親戚しかいない。
ずっと友人でいたかった同郷の山仲間のMさんは3年前にガンで亡くなられてしまった。二人で土佐の山を登ろう、そして安芸の海を眺めようと約束していたが、それは叶わなくなった。ひとり安芸からの土佐湾をロードバイクから眺めてみたい。

・昨年末から始めたジョギング。その力を少しだけ伸ばして旅先ではジョギングもしてみたい。

義父母の介護、孫の子守、そして組織言語から離れた自分の言葉も模索など、そこそこしなければならないことも多いだろう。

■初詣・初ライド
昨日は妻とともに宝塚の中山寺に初詣。例年は西宮の門戸厄神に初詣に行くのだが、昨年は次男夫婦にも子どもが恵まれたので、そのお礼参りも兼ねて参拝。

帰りに近所のブックオフに立ち寄って本を2冊購入。
ペダル ピストバイク・ムーブメントin NY [DVD]

正月期間は2割引きとのことで2冊で320円也。

今日はカーボンバイクで初ライド。午後12時20分ころ発進して午後4時前に帰宅。
阿古谷往復で3時間・61kmほど。カーボンバイクはやはり最小限の出力で走れるツールやね。

GARMIN 35Jで今回はGPS記録を取ってみた。クラウドのGarmin ConnectにBluetooth経由でデータをアップロードできるが、Garmin connectはStravaともデータを同期できるので設定してみた。

のんびりサイクリングなのでデータを見ても、それほどは役立たない(苦笑

Garmin connect

Strava


自由なライドとランを2018年は、よりしていきたいな。




「糞石」と初ラン2018-01-06 20:07

仕事始めで二日働いて、3連休なり。最近、「今年度(3月末)で退職されるけど、寂しくありませんか?」とよく尋ねられる。隠居生活に入ることは1年前に家族の了承も得て決めていたことなので、迷いはない。

組織人としての仕事はモラトリアム世代としての生き方でもあったわけで、もう組織にしがみつく世代でもないだろう。

今日は妻といっしょにママチャリで西宮北口の図書館へでかけた。
池内紀氏のエッセイを数冊借りた。池内氏のエッセイを読んでいると「糞石」という言葉がよく出てくる。


ひとり旅は楽し (中公新書)
「「糞石」の詩人によると、一度それが人間の中に入ったが最後、どんなにイキんでも出ないという。そして腹の中で糞石は、だんだん瑪瑙(めのう)のように光っていって、その分、人間はだんだん気分が重くなる。下剤をのんでもダメ、ことばを習ったり、哲学を勉強してもダメ―――」

<…最近の学説によりますと三十歳を過ぎた人は平気でヘラヘラ笑つたりしてゐるが、みんな糞石が詰つてゐて、そのため人間は古くなつてくたびれて、寿命がちぢんでゐるのに笑つてゐる。さうして死ぬまで誰にも見られないところで真珠貝の中に光る真珠のやうに、糞石ばかりがピカピカ輝いてゐる。>
(那珂太郎(なか・たろう)「糞石」)

組織人として長くいると自分のなかに「糞石」みたいなものが沈殿しているのだろう。ましてや私のように凡庸で狭量で短気な性格な人間は、イヤな爺さんになる要素を抱え込んでしまっている。

だから組織人としての自分を卒業しようと思ったし、壮年期と異なり黄昏時期が近づいてきている自分には残りの人生をもう少し伸びやかに生きてみたいと思う。

帰宅後ちょっと読書して、夕方に30分ほどジョギング。コスモス園近くの武庫川河川敷をのんびりと走る。武庫川河川敷は西宮側がランナーも多いけれど、私の住む尼崎側はジョガーはほとんどいない。これはたぶん都市間格差のせいだろう(苦笑

コスモス園の柔らかい草地を周回して、武庫川の地道を走る。夕日と六甲の山並みを眺めながら走る。今日は次男のお古のTシャツ、ウインドブレーカーで走る。やはり軽い。あっというまに汗をかき始めて、30分ちょっとのジョギングなのに、帰宅すると汗びっしょりだ。

走ったあとのストレッチをしてから入浴。

今年の初ラン。5km

サブスリー様の次男も昨年11月に子どもが生まれたけれど、昨年末からランニングを復活させたようだ。子どもの成長を楽しみにしていくには、次男もジイジもお互い元気なほうがよろしいでしょう。

子育てが9割以上プライベート時間を占めるだろうし、趣味は1%程度という生活も続くかもしれない。でも彼らの人生を走って欲しいなと思う。

明日はカーボンバイクで走る予定。




ロードバイクとラン2018-01-08 11:39

昨日は午後からカーボンバイクで阿古谷往復。3時間ほど走って帰宅。
安定した天気なので多くの自転車乗りとすれ違った。

ロードバイクに乗り始めて今年で11年目、大会に参加するわけでもなく、ただ独り走ってきたけれど、正直ちょっと乗ることに倦んできていた。だが昨年末からランニングも始めて、あらためてロードバイクの快適さを再認識した。


流れる風、ときおり鳥と並行して走る、最小限の出力で遠くに走っていける。やはり身体の拡張ツールとして、ロードバイクはとても優れている。



この雑誌を読んでいたら
RUN+TRAIL - ランプラストレイル - Vol.28
こんな大会があるんやね

大野山には何度かロードバイクで登っているけれど、里山トレイルランも楽しそう。


ロードバイクとランの組み合わせは、嗜みとしての身体活動としては相性が良いみたいだ。

カーボンバイクで走って帰宅後、長男からlineがあり、新春食事会のお誘いがあった。
長男の奥さんのご両親がこちらに遊びに来ているので、創作中華料理屋さんで食事会。上品な中華料理で美味。食後は長男宅で飲み会。ご両親が鳥取の地酒「千代むすび」を数種類持参してくれているので、飲み比べをしておりました(笑
千代むすび 純米大吟醸 山田錦 40 720ml 日本酒 鳥取 地酒 千代むすび 純米吟醸 強力 ごうりき 50 720ml 箱入 日本酒 鳥取 地酒

奥さんのご両親は定年後は再就職せずに隠居生活されているので、隠居としては先輩なのでこれからの終活の話などもしながら「千代むすび」をいただいた。

孫は「ジイジ・バアバ、いっぱい」と上機嫌だが、遊び疲れたのでリビングの布団で寝始める。
鳥取にて


楽しい飲み会を終えて帰宅後、爆睡。

今日は雨なので、のんびり読書している。


寒波到来とジョグ2018-01-10 21:25

寒波到来。

午前中はジョギング。頑張りすぎて走るのがイヤになったり、故障したりするのは愚かなので5kmジョグをして、あとは公園をウォーキングしながらストレッチなどして帰宅。
暖かくなったら距離を徐々に伸ばしていく予定だ。

近読んだ本

海山のあいだ (中公文庫)
中公文庫の後書きがいい。

好きなことをする以上に、「いやなことはなるたけしない」をモットーにしてきたような気がする。いつも人恋しい思いがあるので、わざとそっけなく、へだたりをとって生きている。

池内氏の初期のエッセーのためか文章により緻密さを感じるし、短編小説めいた文章も新鮮だ。


隠居したらときおりカフェ巡りをしようと思っているので、こんなコミックを読了。
カフェでカフィを (集英社クリエイティブコミックス)
女子めいた作品かなと思ったら、意外と珈琲と人物像の関わりが多彩だ。「珈琲時間」となんとなく共通する世界のような気もする。
珈琲時間 (アフタヌーンKC)

午後は歯科受診。歯垢をとってもらい6ヶ月に再検診の予定。加齢とともに白髪は増え、老眼になり、歯も傷んできたが、旧い身体を欺しだまし使っていくことになるだろう。



Bike&Run、そして老年体育2018-01-13 21:20

木曜夜
長男夫婦と孫が我が家で夕食。孫はまもなく2歳3ヶ月、よく喋るようになったが解読不能なことが多い。でも長男夫婦によると、「こちらの言うことはかなりわかっているので、不用意なことは言わないほうがいいよ」とのこと(苦笑 
孫と会話ができるようになると楽しいですね。

金曜午後

退職まで3ヶ月を切ったので、消化のため有給取得。午後からカーボンバイクで走ってきた。
極寒ライドで西風強く、街中を走ったので信号待ちが多く、ちょっとライドとしては相応しくなかったかも。
茨木市宿川町じゅんれい橋にて。

西国街道沿いの落ち着いた街並みが続く。

走行距離 61.4km


本日午後
ジョギング。


8.01km/距離
55:44/タイム
6:57/ペース (分/km)
576/カロリー

先月末からジョグを始めたが、徐々に距離を伸ばしていく予定だ。
こんな本を読んだ。
瀬古利彦のすべてのランナーに伝えたいこと (中経の文庫)
たぶん瀬古氏からインタビュー形式を書籍化したものだろうけど、アスリート的な話だけではなく、ランナーとしての適性・挫折の話もあり予想したより面白い。

「村上春樹さんと私の不思議な関係」が興味深い。

瀬古氏は村上春樹の印象をこう語る。

1989年に村上春樹と会う前に「それまでも村上さんの姿を見かけたことがあった。私たちが朝練習している神宮外苑で、村上さんも走っていたのだ。今と違い、ジョガーがまだ多くない時代である。毎日のように走っている人がいれば自然と目につくし、記憶に残る。顔を伏せ非常にゆっくりとしたペースで走っている人を仲間が指差し、「あれは作家の村上春樹さんですよ」と教えてくれた。しかし私は「ふーん」という程度だった。当時は読書する余裕などなかったし、作家という仕事はまるで未知の世界だった。」

1990年には村上春樹は宮古島合宿にも訪れているが、あいかわらず口数は少ない村上春樹だったという。

瀬古氏は
「きっと私たちに敬意を抱いてくれていたのだと思う。加えて私もまだ若くギラギラしていたし、選手も目がつり上がらんばかりの迫力で練習していたから、簡単には声をかけられなかったに違いない」
と語っている。

瀬古氏がS&B食品陸上部監督をしていたときの選手二人が北海道の夏期合宿の交通事故で亡くなってしまったことについて
村上春樹は本でこう書いている。

今でも早朝に神宮外苑や赤坂の御所のまわりのコースを走っていると、この人たちのことを折にふれて思い出す。
コーナーを曲がったら、彼らが向こうから白い息をはきながら黙々と走ってきそうな気がすることがある。
そして僕はいつもこう考える。
あれだけの過酷な練習に耐えてきた彼らの思いは、彼らの抱いていた希望や夢や計画は、いったいどこに消えてしまったのだろうと。
人の思いは肉体の死とともに、そんなにもあっけなく消えてなくなってしまうものなのだろうか、と。

(第4章「僕は小説を書く方法の多くを、道路を毎朝走ることから学んできた」
走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)
なんどかこの本を読み直しているが、やはりストイック。
ある程度強いランナーになるにはストイックさは必要でしょうね。

ただ私はこれから老人になっていくので、この本も面白い。
なんでわざわざ中年体育
角田氏は記録的にはベストタイムが、ロッテルダムマラソンでの4時間26分であるから、めちゃストイックというわけではないだろう。

最後のページに、「あとがき」に替えて「中年体育心得8カ条」なるものが載っている。

①中年だと自覚する(無理は禁物)
②高い志を持たない(オリンピックに出るわけではないし、低い志の方が長く続く)
③ごうつくばらない(痩せる、体脂肪を減らす等々の「得」を期待しない)
④高価な道具をそろえる(やめたくても、やめられなくする)
⑤イベント性を持たせる(地方の大会に観光を兼ねて遠征する、マラニック等)
⑥褒美を与える(ラン後の温泉やび~る等々)
⑦他人と競わない(戦うべき相手は自分だけ。他人と競うのは苦しみの元)
⑧活動的な友人を作る(いろんな新しいチャレンジに誘ってくれる)

老年体育を目指す私は6分/Kmで20kmほど走ることができれば、しばらくは孫たちと存分に体育できるだろう、つまり孫と遊べる身体としてのRunを求めていこうと思っている(苦笑

人生の哲学をRunに求めることはないでしょうね。
だって老人だから、いままで何をしていたかということになる。
「後悔はしないけど反省はする」というRunスタイルをとっていきたいな。





ハワイ料理と動物園2018-01-14 21:15

今日は長男夫婦・孫と西宮ガーデンズへ買い物に行ってきた。
先日我が家で食事会をしたときに、妻が「つーくん(孫)の靴が小さくなったから買ってあげる」と酔いに任せて気前よくなっていたので、本日はその約束を実行する日だ。

Kid用のシューズ店で孫の足を計測してもらい、ASICSの運動靴をプレゼントした。
[アシックス] ベビーシューズ GD.RUNNER BABY LOII TUB146 ベージュ 14.5 cm
さっそく履いて常用にしてみたが、走っても転ぶことはなく、私のジョグ用シューズ同様に走りやすいようだ(笑

ランチはハワイ料理の店で、バーガーセットをいただく。ハイネケンビールを飲みながら、長男夫婦と歓談。
ずわい蟹のビスク・スフレパングラタン

アウ(ハワイ語で『カジキ』)のフィッシュバーガー。


まもなく2歳3ヶ月の孫はときおり悪巧みするような表情を見せて、やんちゃな雰囲気が出てきた。息子たち二人もやんちゃな男の子だったので、こちらも馴れたもの、こんなときは外で遊ぶほうがよいだろう。

ランチ後は皆で王子動物園へ、孫は園内を走り回っている。
唯一、じっくりと眺めたのはカバの食事風景。昨年4月に生まれた赤ちゃんカバ出目丸(でめまる)が,母親カバと餌の青草を食む仕草が可愛い。

20分ほど食事して、食後は水の中へ二匹で入っていく。

最初から最後までは、私たち家族だけが見ていた(苦笑

来週は長男夫婦が仕事が忙しいので、ひょっとしたら保育所迎えの助力に入るかもしれない。

ジイジ・バアバがそういった面で役立つことも必要でしょう。



村上春樹「シドニー!」とストレッチ2018-01-15 23:25

先週土曜日の8kmジョグで左足の膝周辺に痛みが残っている。
走る筋力がまだ十分でないことと、フォームが悪いのが影響しているのだろう。
それよりは加齢による膝の柔軟性が低下していることが、一番の原因かもしれない(汗

今宵はジョグを控えて、ストレッチ・ランニング用筋トレをゆっくりと1時間ほど行った。ストレッチをすると左膝がギシギシと鳴るんですけど(苦笑

村上春樹の「シドニー!」後編を読み直す。

高橋尚子がシドニーマラソンで優勝しその記者会見、男子マラソンで途中棄権した犬伏選手へのインタビュー記事、そして有森裕子選手との会談など、マラソン編は村上春樹節満載と言ったところか。

アスリートは勝つことでしか存在意義を見いだせない。
ツール・ド・フランスなどで薬物疑惑が常につきまとうのは、「勝つためには悪魔にでも魂を売る」ということが生じてしまうからだろう。

日本のスポーツ紙の記事が面白くないのは、アスリートに精神論と正義と公正を一方的に求め、そのうえ人生論まで被せてしまう。アスリートにも根性の悪い奴、絶対友達にはなりたくないタイプもいるだろう。それでも「勝つこと」に邁進するアスリートに敬意を払っているのが、この本ではよく表現されている。

シドニーオリンピック女子1万メートルで日本勢は最後には周回遅れでトップ集団に抜かれている。

「便所に行こうと廊下に出たら、団体で来たらしい日本人のおじさんが、三人くらいで立ち話をしていて、「いやあ、一万は惨敗だったね」と大きな声で残念そうに言っていた」

村上春樹は一万メートルのロードレースの厳しさを説明して、こう言う。

「なあおっさん、自分で一万メートル走ってみなって。あれってほんとに苦しいんだから。」(同書123頁)

小気味いいね。

明日はウオーキングで身体を温めてから、5kmほどジョギングの予定。





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