茨木市キリシタン遺物資料館を経て豊能町2017-12-03 21:17

■金曜の夜

女友達3人と来週の台湾旅行の打ち合わせ。幹事の女子からざっくりとした旅行計画の説明があり、昨年に続き2度目の台湾旅行なので、いろいろと楽しい旅行になりそうだ。
あとは豆乳しゃぶしゃぶ鍋を囲んで、ビール・日本酒を飲んで、2軒目はいつもの立ち飲み屋で飲んでかなり酔っぱらった・・・

■土曜日
午前9時過ぎに長男が孫を連れてきて、長男は病院・美容院に行くので、そのあいだ孫の子守をすることになった。孫と近くの公園へ、孫は2歳1ヶ月、小走りで進むので私も伴走することになる。まだ小さいので十分余裕がこちらにもあるが、ますます速くなっていく予感がするので、こちらも身体をラン方面でも動かせるようにしないとダメみたい(苦笑

公園でもドングリを拾ったり、遊具で遊んで、1時間以上、孫は走り回っていた。元気ですわ。

いったん長男は我が家で昼食をとって、美容院へ。室内で孫と遊ぶ。

長男はいちど孫を自宅に連れて帰ったが、再度夕食のため我が家へ。仕事を終えた長男の奥さんも合流して、皆で食事。
長男夫婦も次男夫婦も共働きなので、それぞれの親の助力がないと正直しんどいと思う。
日本の子育て政策・労働条件の劣悪さの改善を政治に求めても、「百年河清を待つ」状態だろうから、とりあえずは私たち親世代が助力する必要があるだろう。


妻が「満面の笑みで私を迎えてくれるのは、つーくん(孫の名前)ぐらい」としみじみと言っていたが、孫はやはり可愛い。次男夫婦の女の子こはるちゃんも、小さく産まれたが順調に育っているようだ。

雑木林での長男と孫

■日曜(本日)
カーボンバイクで午前10時過ぎに発進。風も強くなく快晴。
足慣らしで西国街道を東進。

茨木市宿久庄の川端康成旧居跡に立ち寄ってみた。父母、4つ上の姉を全て結核で亡くした川端康成は4歳で祖父母に引き取られるが、その祖父母も彼が16歳のときに亡くなってしまう。国道から離れた里道のような分岐点に、旧居跡はある。


近くには道祖神もあったので、川端康成も旧制茨木高校に通う途中に眺めたかもしれない。

府道110号線を北上、ゆるやかな上りを走っていく。



ひさしぶりにキリシタン遺物史料館に立ち寄ってみた。


資料館に至る道が様変わりしていて、新名神高速道路・千提寺インターチェンジが完成している。

ただ資料館直前の激坂は健在だ。

資料館で展示物を見学、資料館のスタッフから記録のDVD鑑賞を勧められたが、37分の上映時間なので落ち着きすぎるとこのあとの上りを割愛しそうになるので、残念ながら辞退した。

この本ではこう書かれている。
北摂歴史散歩

「大阪平野の北の果て、摂津・丹波国境、北摂連山の山ふところに凄い隠れキリシタンの村里がある。大阪の都心から約30キロ、北摂連山にひときわそびえる竜王山(標高510m)の南北にかたまる茨木市の千提寺と下音羽の両地区だ。いずれも50戸足らずの小字だが、緑濃い秘郷にかなり裕福そうな民家が広がる。
この隠れ里は「文明開化」の明治にもヴェールを脱がず、大正8年(1919年)2月のある雪の日、市内の教誓寺の住職で小学校教師藤波大超さんが発見、次々と豪華なキリシタン遺物が見つかり、海外まで知られるようになった。」(同書122頁)


高山はないが、旧西国街道の北に丹波との国境として屏風のように連なる北摂連山は、キリシタンの隠れ里としては最適だったのだろう。

資料館から府道1号線に合流して府道109号線に入り、忍頂寺ー見山の郷ー銭原を経て、豊能町へ。豊能町役場までは明るい里山を巻くように下っていく。気持ちいいな。

R423に合流して、車と並走しながら慎重に池田市までの15kmの下りを経て、猪名川沿いを南下。伊丹で老松丹水をペットボトルに入れて、バックパックに背負い、ついで地酒の店で日本酒を買って、午後3時半過ぎに帰宅。

走行距離 74.48Km

短距離だが、それなりに楽しめた。

帰宅後、次男夫婦の子ども用に、長男夫婦の息子にもプレゼントした「ぽろんちゃん」をAmazonで注文した。
おきあがりポロンちゃん(25cm) No.346 *色はご指定できません

長男夫婦・次男夫婦の子どもを平等に可愛がっていくのが祖父母の役目でしょうね。



「すごいトシヨリBOOK」を読む2017-12-05 23:33

関西地方もグンと冷え込んできた。
冬が過ぎれば隠居生活に入るので、こんな本を読んでみた。
Google Playブックスで最初は400円割引があるのでダウンロード。電子書籍はKindle,hontoと利用しているが、Playブックスは初めてだ。Android版で読むと操作方法はKindleなどの電子書籍と共通するところが多いので、違和感はそれほどない。

池内氏の本にしては、文体がちょっと違うなと思ったら、編集者が聞き取りをしてまとめた本だから、インタビュー形式をまとめたものといえようか。そのぶん読みやすくて、あっという間に読めてしまう。

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はじめに 自分の観察手帳

第1章 老いに向き合う
 人生の秋/老人特集/老いの問題/老人の時間/木も老ける/病院と老人
第2章 老いの特性
 群れたがる/圧力で変形/見知らぬ自分/老語の楽しみ/見捨てられない訓練/不機嫌の原因/物がモノノケになる
第3章 老化早見表
 老いの進行を知る【●カテゴリ3 失名症・横取り症・同一志向症・整理整頓症・せかせか症・過去すり替え症/●カテゴリ2 年齢執着症・ベラベラ症・失語症・指図分裂症・過去捏造症・記憶脱落症/●カテゴリ1 忘却忘却症】/横取り症と日本人/最後まで話を聴く力
第4章 老いとお金
 本当のお金持ち/金のことを考えなくていいシステム/三つのリュック/在庫一覧/ルール作りの楽しみ/お祭りOTKJ/初期投資
第5章 老いと病
 老いてからの病/病をきっかけに/意思を示す/精密検査/医者を崇めるな/恵みの病/共生の思想
第6章 自立のすすめ
 テレビから自立/家族から自立/気まずい夫婦旅行/オーナー気取りで
第7章 老いの楽しみ
 おしゃれの楽しみ/見られない楽しみ/ワインの楽しみ/ラベルの物語/メリハリをつけて/せんべいコレクション/せんべいの管理/ホテルコレクション
第8章 日常を再生する
 老年オリンピック/将棋の世界/ゼロから歌舞伎/歌舞伎一年生/再読で再生/鉄仮面の正体/眠りの練習
第9章 老いの旅
 下り坂にて【旅の工夫① 一日増やそう/旅の工夫② 他人任せにしない/旅の工夫③ ストックを用意しよう/旅の工夫④ 欲張らない/旅の工夫⑤ お土産は買わない/旅の工夫⑥ 記録を作る】/億劫を乗り越えて/アントンとは誰か/なんとかパッド/人生はされど麗し/べっぴんさん
第10章 老いと病と死
 自分が主治医/治る病気 治らない病気/危険な博打/医学の限界/ひどい目に遭っている人/便宜の功罪/身近な死/水面の太陽/風のように
あとがき

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老人になるのは初めてだし、隠居生活も基本は「自分なりに好きにすればよい」ということになるだろう。著者の池内氏も77歳、70代になってから老いをかなり意識するようになったようだ。一般に60代でカクっと、70代でガクッと老いていくと言われているが、これは多くの人に平等に訪れるようだ。

「第3章 老化早見表」が興味深い。横取り症とは会話の途中に、自分のことばかり話し始めるのが老化の兆候らしい。還暦を過ぎれば齢耳順になるというのは、理想のスタイルであって、それができなくなる老人が多いようだ。これは私にもその傾向があるので、自戒しなければならない。やはりニコニコと人の話を聴ける老人になりたいものだ(真剣に聴いているかは別だが)。

だから老人が群れると(卑近なところではハイキング集団を見ればわかる)、妙に喧しくたぶん誰も人の話を聞いていないのだろう(苦笑

群れずに独りぼっちでもいいじゃないかというスタイルが、自分には相応しいだろうな。

過去をすり替えたり捏造する傾向は、私にはあまりない。だって過去のことをあまり覚えていない、北摂の峠の名前はほとんど覚えているんですけどね。
ただ組織を辞することを1年前に決めたのは
・ミスしたら言い訳をする
・ミスしたことも気づかなくなる(忘却忘却症)
という仕事人になることが自分の小さな美学に反することが影響している。

第9章 老いの旅
【旅の工夫① 一日増やそう② 他人任せにしない③ ストックを用意しよう④ 欲張らない⑤ お土産は買わない⑥ 記録を作る】
は表題からある程度想像できるだろう。

ちょい住みしてロードバイクで走るときの参考にもなるし、今回の台湾旅行でも試してみるつもりだ。


気楽に読めて、これからの自分の老いを観察しながら楽しんでいくことにちょっと役立つ本だろう。

著者の硬質な文体を読みたければ、こちらの本がお薦めかな。
記憶の海辺 ― 一つの同時代史 ―



台湾旅行ではDoCoMo 1dayパケットを利用予定2017-12-06 22:17


今日は色々と雑用があってロードバイクには乗れず。
夕方に歯科受診、奥歯にブリッジを入れたので11月以来諭吉数枚が飛んでいきました(^_^;
歯科受診の山場は越えたので、週末からの台湾旅行ではしっかりと台湾料理を味わえそうだ。

台湾ではDoCoMoのスマホで1dayパケットを利用することにしている。
今回行く台湾では24時間980円で使い放題のプランで,通常はデータ制限(30MB)があるけど現在キャンペーン中のため2018年1月15日まで速度制限がない。

https://www.nttdocomo.co.jp/service/world/roaming/1day/


4Gのサクサク通信が980円/24時間<免税>
30MBを超えても期間中は速度制限なし!
対象国・地域
    アメリカ(ハワイ・アラスカ含む)・中国・韓国・台湾・タイ・香港・シン 
ガポール
・フィリピン・マカオ・グアム・サイパン・米領バージン諸島・プエルトリコ

期間
2018年1月15日(月曜)24:00(日本時間)まで

    
前回はTaipei-FreeやホテルのWiFiを利用したけど、やはり移動中にスマホで情報をチェックできると色々便利だろう。


明晩は荷造りの最終チェック。

12月は台湾旅行、中旬には次男夫婦の子どものお宮参り、24日は長男宅でクリスマスパーティの予定となんか盛りだくさん。


台湾旅行準備中2017-12-07 23:32

今宵は週末の台湾旅行の荷造りをしていた。オヤジなので必要最小限のものを小型のスーツケースに入れる。女性陣はいろいろとあるので、大型のスーツケースになるんだろう。

二日酔い防止のハイチオールCと暴飲暴食対策の太田胃散は4人分用意した(苦笑

スマホはDoCoMoの1dayパケットを利用する。タブレットは昨年同様YOGA BOOK(Android版)を持っていく。

YOGA BOOKにKindle版台湾本を何冊かダウンロードした。

でも明日は夕方に長男の子どもの保育所迎え、そして我が家で長男夫婦らと夕食の予定だ。そういえばイタリア旅行から帰国した日も、長旅の直後なのに飲み会がありましたね・・・


今回はどんな旅行になるかな。


在台北2017-12-10 23:31

台北を中心に女友達らと旅行中。
実況はこちらで
https://mobile.twitter.com/asyuu

台湾旅行から帰国2017-12-13 15:43

昨日、三泊四日の台湾旅行から帰国して、三宮の居酒屋で3時間半ほど日本酒を飲みながら打ち上げ会をしていた。台北の気温が最高気温20度前後、最低気温15度くらいだったので、日本が寒すぎる。

小さなトラブルはあったけど、まぁ順調に旅を楽しめた。
気のおけない女友達3人との旅行はもう何度も(ソウル・台湾・イタリア・国内旅行など)行っているし、昨年に続く2度目の台湾旅行、九份の観光地巡りや台湾グルメも満喫した。ということで体重が2kg増加しておりました。


今回の旅ではDoCoMoの1dayパケットを利用したので、台湾の街を歩くときもGoogleマップを利用できて便利だった。




この喫茶店でコーヒーをまったりと飲んだりした。



ホテルではYOGA BOOKをホテルの無線LANに繋いで旅の情報をチェックしていた。この本がおもしろかったな。
k.m.p.の、台湾ぐるぐる。

MRTでの広告。隠居生活後の主力になるだろうXubuntu 16.04 on X205TAは私にとってはモバイルの名機です。

桃園空港でこんな本を見つけたけど、時間と台湾元が足りなかったので購入しなかったが、買っておけばよかったとちょっと後悔してる。

台湾の村上春樹フリークが日本を訪れ、小説や村上春樹の出自の場所を巡る本みたいだ。
「ノルウェイの森」の舞台として、京都広河原・出町柳・喫茶庄兵衛などが写真付で紹介されているのが、かなりマニアックだ。

目次によると
Part2 在京都遇見少年村上春樹
1.尋找《挪威的森林》中的直子:廣河原
準備一份渡邊式早餐--出町柳站
開往阿美寮的公車--32號公車
小說中的阿美寮所在地--廣河原
帶給人重生力量的咖啡--庄兵衛


職場の女友達から「台湾に行ったら美味しいパイナップルケーキを買ってきて」と旅行前から頼まれていたので、このパイナップルケーキをチョイス。

桃園空港第2ターミナルに売店があり、人気商品らしい。自宅用を食べてみたけど、変わった風味で美味かな。


ロードバイクがロゴになっているっぽい。

帰国後は週末から家族内行事が目白押しなので、師走はあっというまに過ぎそうだ。

こはるちゃんのお宮参り2017-12-17 20:34

台湾旅行から帰国して仕事をして二日で疲れ(早く隠居しようー苦笑)、昨日は自宅のリフォーム計画のため担当の方と打ち合わせをしていた。長男が仕事を片付けたいということで土曜出勤、そのあいだ孫の子守をしながら打ち合わせしたけれど、孫は保育所育ちのためか、人見知りもせず機嫌がよろしい。

夜には例によって長男夫婦らと自宅で食事。日本酒を飲んで酔ったので、午後10時頃就寝、今朝は6時半に起床。

そして今日は次男夫婦の子どものお宮参りに行ってきた。長男夫婦と孫も参加して、神社で祈祷してもらい、次男が予約してくれた中華料理屋で食事会の席を設けてもらった。

私は家族関係が希薄な家庭に育ったけれど、結婚して息子たち二人が生まれ、30年近く4人家族として暮らしてきた。そして息子たちが結婚して、孫がそれぞれ生まれ、家族として結果的には成長しているのかもしれない。


キリッとした寒さなれど、青空が広がり風も強くない。

次男夫婦の赤ちゃん・こはるちゃんの祝い着は、次男の奥さんがお宮参りに着せてもらったもので、時を経て自分の子どもに着せることができるのも、家族の歴史を感じられてよいものです。

小さく産まれたけれど、もう4000g近くになっており、ぐずることもなくよく寝ている。

長男夫婦の子ども・つかさくん(2歳2ヶ月)が、傍らで、こはるちゃんをやさしく撫でている。

この1週間、友人と台湾旅行に行ったり、家族の行事があったりして、来年の隠居生活への道なりもなんとなく見えてきたような気がする。
台湾・阿才的店にて






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